2023年01月31日
朝令暮改は必要な能力?インドネシアから学ぶ
2023年01月30日
個人認証がデジタル化を促進:立命館大学 上原哲太郎教授
1月30日付日本経済新聞14面 経済教室
サイバーセキュリティが専門の立命館大学の上原哲太郎教授の寄稿が掲載されていました。上原教授はマイナンバーカードに関する動きを通じて、日本の行政サービスのデジタル化の遅れが露呈したと指摘していました。
行政サービスデジタル化の基盤となると期待するのがマイナンバーカードです。マイナンバーカードの交付に関して、様々な議論がありました。ただ、マイナンバーカードとマイナンバーの違いが不明瞭であることが、混乱を招いているそうです。
マイナンバーは、個人が誰であるかを証明する(個人認証)機能を有しません。一方、マイナンバーカードは、個人認証機能を有するため、不正利用やなりすましリスクがあります。ただ、こうしてリスクは窃盗などによるものが多く、物理的なカード管理で対処できるそうです。
マイナンバーカードには多くのメリットもあります。
現在、日本では銀行口座開設や携帯電話の契約が対面で行われ、目視照合による本人確認が必要です。郵送などを用いた照合は代理人が行いますが、なりすましを見破ることはできません。
マイナンバーカードは、交付時に目視照合による本人確認がなされており、情報は頑丈なセキュリティによって保護されています。カードの個人認証機能を用いれば、今まで対面で行われていた手続きが、ネット手続きに置き換えられ、簡易化されるのではないかと期待されています。
私自身も、最近、マイナンバーカードを取得したのですが、マイナンバーカードとマイナンバーの違いに関しては記事を読むまで知らず、目から鱗でした。また、カードの取得の際はマイナポイントをもらえるなど、分かりやすく恩恵を感じました。
デジタル化には弊害もあるであろうことは頭に入れつつ、今後のマイナンバーカードの活用のされ方については、引き続きチェックしていきたいと思います。
生きる喜び:芳井敬一・大和ハウス工業社長からの課題
2023年01月29日
栄養レンジャー通信:PMAC・番外編:昆虫食探訪!
1月24日〜29日までPMACがタイ・バンコクで開催されています。
滞在中、レンジャー一行はこんなところにも顔を出しました。
やってきたのはタイの屋台です。
すっかり、コロナ規制もなくなり、人でごった返しています。現地の皆さんのアテンドで目的地に向かいます。
ここに来たのはなぜか?
そう、最近リザルツ界隈で関心が高まっている「昆虫食」について、実地調査を行うためです。
勉強会の様子はこちらを参照:
http://resultsjp.sblo.jp/article/189988187.html
*ちょっと衝撃的な写真が続きますので、集合体恐怖症(トライポフォビア)の方はご注意してご覧ください。
これはまだ虫っぽくないほうです。ぱっと見るとアミエビみたいですね。
日本リザルツの昆虫食勉強会でも話題になった蚕(Silk worm)。
こちらはコオロギ(Criket)。見た目は、日本でも食べられているイナゴの佃煮みたいです。
極めつけは…こちら!
サソリ?ザリガニ?でしょうか。食べるのに勇気がいりそうです。
お店のお姉さんが手際よく取り分けてくれます。
ここでも女性のパワーがひと際光ります。今回のサイドイベントとタイ訪問でお世話になったチュラロンコーン大学のNattida講師と味の素(株)のManasi課長です。
大きな虫もへっちゃらのようです。逞しい!
尚、はじめて食べたレンジャー・ブルーによると「結構おいしかった」そうです。
気候変動により食料供給の問題が深刻化する中、昆虫食の可能性が見直されてます。日本でも大手企業が参入するなど動きがあるので、今後ますます目が離せませんね。
(ぴんく)
栄養レンジャー通信:PMAC・最終日に新たな出会い!?編
1月24日から開催されていたPMAC。いよいよ今日が最終日です。
今回のPMAC本会議でスピーカーをされた日本人はお二方でした。
1人はストップ結核パートナーシップ推進議員連盟会長、国際母子栄養改善議連会長代行などを務められている、日本の保健政策の第一人者、参議院議員の武見敬三先生。もう1人が、国立環境研究所の南齋規介先生です。先生は資源循環領域(国際資源持続性研究室)の室長として、地球温暖化に対応するための資源管理や食料生産方法などの研究をされています。
詳細はこちらのPMAC・スピーカー一覧を参照:
https://pmac2023.com/speaker/show/K
レンジャー部隊も南齋先生のプレゼンテーションを興味深く拝聴したようです。
南齋規介先生のプロフィールはこちらを参照:
https://www.nies.go.jp/researchers/100283.html
レンジャー・ブラック、霞が関の魔法使いどーらは、ここでも行動力抜群!早速、記念撮影をしてもらいました。
今回のPMACを通じて、ただの栄養改善だけでなく、気候変動や環境に関する取り組みと合わせて取り組みを進めることの重要性を感じました。
今後の日本リザルツの取り組みにも活かされそうですね。
(ぴんく)