先日ご案内した、超党派人道外交議員連盟での清田先生の講演を聴講しに行きました。
国会議員の方を含め、100名以上の方が来場されていました。
阿部知子先生の開会の辞、近藤昭一先生の挨拶ののち、清田先生の講演です。
戦争の前までは、ガザは海に近く穏やかな場所でしたが、戦争が始まってから一変して「人の住めるところではなくなった」ことを、「家々の崩壊」「下水の崩壊」「人間の尊厳の崩壊」「生活の崩壊」など、いくつもの事例を挙げて、映像を交えながらお話されました。
悲惨な状況の話の後、UNRWA現地職員のアブドラさんが爆撃で両脚を失い、カタールで治療を受けていること、まだ手術を今後も残しながら、お見舞いに来た清田さんに「早く現場に戻りたい」と訴えたことに清田先生が、大変力づけられたというお話を伺いました。「希望はひとの心の中にあり、それを繋ぐことで未来が開ける」
講演の最後に、国連事務総長の「UNRWAなくしてプランBはない」という言葉を紹介し、UNRWAという組織が、医療、教育はじめガザの社会インフラを支えており、UNRWAの支援を諦めることは国際社会がガザを見放すということになるのだ、と支援を訴えて話を締めくくりました。
中東研究者代表・長澤さんからの有志アピールの報告
セーブ・ザ・チルドレン金子さん パレスチナ子どものキャンペーン田中さん
小池議員 櫛淵議員
国連広報センター根本さん 宮田さん
清田先生は、お忙しい合間を縫って、先日リザルツの事務所にもお越しくださいました。
清田先生のご努力が実り、ガザの人々が笑顔で暮らせる日が早く訪れることを願ってやみません。
リザルツも清田先生とともに、微力ながら活動を真摯に進めていきたいと思います。
(のーびっひ)