2014年08月15日

ストップ結核アクション −厚労省結核感染症課−

8月14日、厚生労働省健康局結核感染症課を再度訪れました。
先方ご出席者は、加賀山成久課長補佐と保田奈津子係長
当方は、ストップ結核パートナーシップ日本(STBJ)の森亨代表理事、金子洋常任理事、宮本彩子事務局次長とともに訪問しました。

ちなみに、STBJの代表理事でもある日本リザルツ代表の白須紀子は現在ヨルダン・アンマンへ出張中で、UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)やUNHCR(国連高等難民弁務官事務所)の難民キャンプ等へ調査事業に行っています。

ところで、一つの結核ワクチンや抗結核薬が開発されるまでに、だいたいどれくらいのコストがかかるかご存知でしょうか?

結核ワクチン開発コスト:200億円以上
各段階の内訳は、
 Discovery(探索)〜Preclinical(前臨床)段階:約8億円
 Phase1/2a段階:約10億円
 Phase2b段階:約30億円
 Phase3段階:約150億円
その後販売に向けて承認取得など、さらにお金がかかります。
【AERAS報告書:TB Vaccine Research & Developmentより】

抗結核薬開発コスト:115億円〜240億円
各段階の内訳は、
 Discovery(探索):約40億〜135億円
 Preclinical(前臨床):約4.9億〜5.3億円
 CMC/Chemistry-Manufacturing-Control(化学・製造・品質管理):約5.3億円 
 Phase1:約2000万〜6000万円
 Phase2:約1.6億〜3.4億円
 Phase3:約8.1億〜22.6億円
その間、多くの候補の中から成功するのはほんの一握り。
失敗事業にかかるコストも考慮し、一つの新薬が出るまでに約115〜240億円と算出されます。
【TB Alliance報告書:The Economics of TB Drug Developmentより】

いずれも非常に大きな資金が必要であることがわかります。
こうした研究を推進するためにも、政府や基金からの十分な支援のしくみを整えることが重要です。

結核アドボカシー、実はまだ続いています。

目


posted by resultsjp at 20:34| Comment(3) | ストップ結核アクション
この記事へのコメント
かわいいお目目ちゃん、頑張ってます!ね。
Posted by 白雪姫 at 2014年08月15日 22:29
わかりやすい説明さすがです。
Posted by まるまる at 2014年08月16日 00:29
とても勉強になります。
Posted by ハリー at 2014年08月18日 19:38
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