2015年06月08日

「結核」で思い出すこと

結核で思い出す事があります…
昔居たスタジオでアシスタントをしてくれていたK嬢を思い出します。
小柄なのに力持ちでもあり非常に細かい事にも気が付く有能なアシスタントでした。
ところが元気が取り柄のK嬢が、「熱が続く」「だるい」「調子が悪い」と休みがちになりました。
関係者は元気な子でもそんな事もあるよねと軽く考えていたのですが、続けて休んでしまった後に一緒に暮らしているお姉さんからの電話で、「結核か肺癌の可能性があるそうで、検査の為しばらく休ませていただきたい…」と。
スタジオ関係者みな茫然としました。

数週間後、検査の結果、癌でなく結核と判定。
お医者様には「おめでとうございます」と言われたそうです。医療従事者の側面から見れば、命とりになり兼ねない癌でなくて良かったという気持ちからなのでしょうが…
そのまた数日が過ぎた頃、K嬢本人がマスクをして出勤してきました。
「お騒がせしました、来週から清瀬の施設で療養を始めますので当分の間、休職扱いでご迷惑をおかけします…」と挨拶に来ました。
 
その後季節が一巡した頃、退院できたと、でも体力は回復していないので復職は無理な事を寂しそうに綴った便りが届きました。
写真学校を出たての若い希望に燃えたカメラマンの前途がポキリと折れた、そんな気がして撮影に気がのらない日々があった事をふと思い出しました。
結核も薬剤が効いて社会復帰をできるものから多剤耐性菌の様に非常に治療に苦労するまで様々です。どんなレベルでもその患者さんの人生を狂わせてしまう病気には変わりありません、早期発見、適切な治療が出来る様に、忘れてはならない感染症である事を再認識したいとおもいました。
《リザルツ・ボランティアカメラマンM》
posted by resultsjp at 19:13| Comment(1) | ストップ結核アクション
この記事へのコメント
私も思う人が何人います。
Posted by 白雪姫 at 2015年06月08日 19:23
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