先日、偶然にも親子の面会交流の相談室「らぽーる」事業の説明書を読む機会がありました。
普段、担当の鈴木裕子が電話相談や申請書類の作成などで忙しくしていますが、近くにいながら全く不勉強であることを反省し、今回、興味深く資料を読ませてもらいました。
日本の離婚と親子の面会交流に関わる大きな問題の一つとして、「家庭裁判所の対応が遅く、別居後、最初の親子の面会交流までに時間を要することが最初の面会交流に対し同居親の心理的なハードルを上げる結果、父母間の新たな葛藤を生み、後の別居親と子どもの関係に影響を及ぼし、場合によっては修復困難となる」ことが発生しているという一文が強く印象に残りました。
公正な措置が行われず、このような状態が放置されていることは多くの人が知らないことでしょう。
しかしこの問題はやがて大きく顕在化するはずです。
裁判所の対応が問題の原因では無いのでしょう。今や離婚件数は毎年20数万件に達している状況です。人手も足りない上に、生活や価値観がどんどん変わる昨今では、一つ一つの調停や話し合いも複雑な様相を呈しているのかもしれません。
そう言えば、私の以前の職場での知り合いが鈴木とどこかで会ったことから久々に連絡をいただいたことがあります。聞けば、子どもが生まれた後、奥さんが子どもを連れていってしまい、調停を何度か行ったけれどもう2年近く会えていないとのこと。色々相談しているうちに鈴木に辿り着いたとのことでした。
淡々と語られるなかに、お嬢様と会えないことへの深く辛い心を感じ取りました。
らぽーる事業では共同養育計画合意書というものを親当事者が作ることを勧めるそうです。時には激しく対立もある中で、最終的に共同養育計画を作ることにとても意義があるように感じられました。
そもそも計画を作るという作業の中で、それぞれの色々な思いが整理されていくことが期待できそうです。
またその計画を第三者に対して宣言することで、計画を実行するモチベーションに繋がっていくはずです。
かつてない程、離婚件数が増える中、離婚後の別居親と子どもの面会交流という新たな課題が急速に浮かび上がっています。行政だけでなく、様々な民間団体が豊富な経験や独自の視点で今、この問題に真摯に向き合い、解決する手段を広く世に知らせることは意義深いことです。ぜひ、らぽーる事業が軌道に乗って、多くの方達に知られることになればと思います。
(和邇)
2015年07月18日
親子の面会交流の円滑な実施とは
posted by resultsjp at 20:53| Comment(2)
| 親子断絶防止
この記事へのコメント
皆様の協力で前に進めましょう。
Posted by 白雪姫 at 2015年07月18日 22:49
応援してるよ
Posted by 釜石 at 2015年07月20日 09:02
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