2015年07月24日

世界銀行UHCセミナー

7月23日(木)、世銀東京事務所で開催されたセミナー「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の実現に向けて:保健医療セクターの人材育成の課題と対応」に参加しました(参照:世銀)。今回は世銀保健・栄養・人口主任保健専門官の前田明子さんより、UHCの実現に向けて特に保健人材の育成の課題についてプレゼンがありました。

・途上国での保健人材の雇用は、所得水準や景気動向に関わらず、今後増加する見通し。
・しかし低所得国では2030年までのニーズを満たすには、人材を年間11%増やす必要性があり、これはかなり難しい数字。

ジョイセフ石井澄江代表理事は、プライマリーヘルスケアの重要性と人材の定着率を上げることが難しい旨、またGRIPS小林尚行特任教授は各国の保健人材の労働市場のDemandとSupplyをよく分析することは重要でその全体を踏まえて各援助機関は仕事をするべきとのコメントがありました。

世銀は昨今、母子保健分野においてカナダ、ノルウェー、米国とともに、GFF(グローバル・ファイナンス・ファシリティ)を立ち上げ、今後5年間で120億ドルの資金調達を見込み、62か国を支援する計画を発表するなど、2030年までのSDGs達成やUHC実現に向けてその存在感を増しています(参照:世銀)。債権を発行して市場から資金調達するのはワクチン債と同じやり方ですが、どんな資金でも各国の現場レベルでうまく連携が行われることは引き続き重要だと思います(高木)。

【参考記事:世界銀行保健・栄養・人口グローバルプラクティス シニアディレクター、ティム・エバンズ氏の投稿】
"Global Financing Facility and a new era for development finance"

この記事へのコメント
子供たちの笑顔が一番。
Posted by 白雪姫 at 2015年07月26日 21:30
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