本来「治る病気」である結核は、フィリピンでの死亡原因第6位となっています。
多数の問題からなる発見の遅れや、不完全な治療のために多くの人々が命を落としています。
発見の遅れは感染を拡大させ、不完全な治療は従来の薬が効かない耐性を持った結核になってしまいます。
このような状況を改善するため、栄研化学株式会社やニプロ株式会社など、日々結核を始めとした疾病をなくすために研究・開発を続ける日本企業が集まり、現地調査を行いました。
7月21日から24日までマニラの主要機関を巡りました。
マニラにあるフィリピン総合病院(Philippine General Hospital)や熱帯医学研究所(Research Institute for Tropical Medicine)などを訪問し、フィリピンの結核対策の現状を伺い、日本の技術がどのように貢献できるかを話し合いました。
日本大使館やJICAフィリピン事務所、WHOなども訪問し、フィリピンの結核対策強化のために協力を要請しました。
今後の事業につながる、大変有意義な話し合いの場を持つことができました。
引き続き、進捗をお伝えして参ります。
