2015年08月27日

TICAD Vモニタリング会合(8月26日外務省)

8月26日(水)、外務省にてTICAD V合同モニタリング会合が開催され、市民ネットワークfor TICADの皆さんと参加しました。今回のモニタリング会合では、TICAD Vの横浜行動計画(2013-2017年)の実施状況を共催者(外務省、UNOSAA、AU委員会、世界銀行、UNDP)と在京アフリカ外交団(ADC)等がレビューする目的で開催されました。

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会場で配布された報告書(第1回年次プログレス・レポートのドラフト)は6つの柱ごとに日本と共催者の事業報告がなされ、特に保健分野については、日本のコミット額500億円のうち280億円が実施済みである等の報告がありました。

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JICAの方とも話しましたが、モニタリングはともかくとして、TICAD VIに向けた準備はまだまだこれからの状況のようです。来年9月上旬と言われるケニアでのTICAD VI、その前の第2回TICAD V閣僚級会合(マラウィ、今年中・日程未定)がありますが、今回は日程的にとてもタイトな中でどう成果を出せるのか、共催者とともにNGO側も努力していかなくてはと感じました。

TICAD共催者-NGO意見交換会

また、今日は外務省にて共催者団体とNGOの意見交換会があり、前日の議論をベースとしつつ、日本とアフリカのNGO側の動きや、NGOから次回TICADに向けた政策的コメントを発表しました。ワシントンから世銀アフリカ局、ニューヨークからUNDP、国連OSAA(アフリカ担当事務総長特別顧問室)も参加し、次回TICADにおけるNGOの参画・役割やイベント開催、日本の国民理解の促進をどうするか、内容面では9月に採択されるSDGsとの整合性ある取り組み、水・衛生問題、不正な資金流出・国内資源動員(徴税能力など)、漁業、天然資源管理と汚職の問題等、幅広いトピックについて意見交換しました。

特にアフリカにおけるSDGsの達成にあたっては、17の目標と169のターゲットが設定されようとしている中で、今後各国別の取り組み戦略・目標を落とし込んでいくわけですが、そもそもモニターしようとする統計(特にベースラインデータ)が十分でないことが一つの大きな課題です。TICADの枠組みは、これを全てフォローする枠組みではありませんが、特にTICADとして重要視しているものについては成果がデータで分かるよう、アフリカ各国の体制整備、統計能力強化を行っていく必要を感じます(AUC、世銀が取り組み中)。中長期的には、TICADプロセスがインプットベースではなく成果ベースの評価につながり、他のアフリカ・イニシアチブとは一線を画すエビデンスベースなものとして2030年までの存在意義を高められるのではと思いますが、いかがでしょうか(高木)。
posted by resultsjp at 19:23| Comment(2) | リサーチ&アドボカシー
この記事へのコメント
会議ばかり
Posted by 白雪姫 at 2015年08月27日 21:31
来年はG7にTICADと、日本が主導していく国際的な会議が目白押しですね。
Posted by 白虎 at 2015年08月31日 08:28
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