2016年03月31日

結核の恐怖…結核についてどのくらい知ってますか?

皆様、こんにちは。

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今週ずっと咳が止まらなくなってしまい、「もしや結核…!?」との恐怖から、結核についてインターネットで色々調べてみました。
結局はただの風邪&花粉症だったのですが、結核について調べてみると今まで知らなかったことが多く、今回は、そんな結核の知識を皆様にもお伝えしたいと思います。

●結核ってどんな病気?
結核(TB)は世界三大感染症の一つで、生涯発病の危険性がある慢性感染症です。結核は結核菌によって主に肺に炎症を起こす病気で、タンに結核菌がいる患者が咳をすると空気中に飛び散り、それを周りの人が直接吸い込むと空気感染します。
貧困の病気として現在でも毎年900万人が罹患し、150万人が命を落としています。HIV/AIDSとの二重感染も深刻で、HIV感染者の死因第一位が結核です。多剤耐性結核患者、超多剤耐性結核患者の発生も後を絶ちません。アジアでは特に深刻な問題であり、日本もいまだ結核中蔓延国。結核は過去の病気ではないのです。

●日本の結核の蔓延状況
結核は、明治時代から昭和20年代までの長い間、「国民病」「亡国病」と恐れられていました。50年前までは、年間死亡者数も十数万人に及び、死亡原因の第一位でした。医療や生活水準の向上により、薬を飲めば完治できる時代になりましたが、今でも1日に56人の新しい患者が発生し、6人が命を落としている重大な感染症です。
日本は先進諸国の中でも大変罹患者数が多く、年間、約2万人が結核で苦しんでおり、日本は人口10万人当たりの患者数が16.1人(25年)と高く、中蔓延国に認定されています。G7の中でも中蔓延国なのは、日本だけであり、2020年のオリンピックを前にして危機的な状況となっています。
今夏にオリンピック開催を控えるブラジルでジカ熱が流行し、一部渡航制限の措置が取られていますが、東京オリンピックの際に結核の感染拡大によって、同じような事態にならないよう最善の取り組みが必要です。


そして、以下の情報は結核予防学会パンフレット&厚生労働省のサイトより抜粋です!

○進む結核患者の高齢化
新たに結核と診断される方のうち60歳以上の方が70%を占めています。人口の高齢化よりもっと早く、結核患者の高齢化が進んでいます。

○若年層では外国生まれの割合が増加!

一方で20〜30代の患者さんのうち、外国生まれの割合がどんどん増加しています。20代では40%以上を占めています。外国から来た子供が予防接種を受けておらず、親などの近親者から感染するなど、国際化の進展により、この傾向もさらに進むと予測されます。

○受診の遅れ・患者発見の遅れによる集団感染の発生!
残念ながら結核は「過去の病気」との認識が、一般の方がのみならず、医療関係者にもあり、それによる受診・診断の遅れから、集団感染がたびたび発生しています。

○地域の中で大きな格差が!
特に人口が多く外国人が集まる大都市部は、地方と比較すると結核患者数が多い状況です。都市部にはホームレス、外国人など支援や対策が届きにくい社会的な弱者が多く、日本の中でも大きな格差が生まれていて、各地域の状況に応じた対策が必要です。

●世界の結核の蔓延状況
繰り返しになりますが、世界的には約900万人が毎年罹患し、死亡者は150万人と報告されています。

●現在の結核治療対策の状況
現在の結核薬は、医療従事者の観察下のもとで半年以上に渡って薬を服用することが求められるため、患者にとっては大きな負担となっています。
結核の完全制圧には、治療期間が短く、より副作用の少ない薬やワクチンの開発が必要とされ、研究開発が行われています。

日本リザルツでも『STOP結核キャンペーン』を行い、結核の制圧に向けて、様々な取り組みをしています。



というわけで、咳が止まらない…何かおかしいな、、という方は早期発見&早期治療が大切です。
ぜひぜひ早めに病院で診察してもらえるようにしてくださいね。



(いけのり)
posted by resultsjp at 09:50| Comment(4) | 情報
この記事へのコメント
Posted by 白雪姫 at 2016年04月01日 16:50
実は怖い病気。
Posted by 白雪姫 at 2016年04月01日 16:50
白雪姫様〜いつもおコメントありがとうございます!
Posted by いけのり at 2016年04月03日 13:22
勉強になります。
Posted by 白虎 at 2016年04月08日 14:43
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