2016年04月14日

ポリオアドボカシー大前進

4月4(月)〜8日(金)、超党派の「世界の子どもたちのためにポリオ根絶を目指す議員連盟」のあべ俊子議員が、インドのデリー、アリーガル、アグラを訪問し、JIGHの金森サヤ子氏と弊団体代表の白須も同行しました。

インドは、2011年1月に報告された野生株ポリオ症例を最後に3年間ポリオフリーを達成し、2014年3月に東南アジア地域におけるポリオ根絶宣言をするに至った経緯を持っています。
本視察では、イギリス、アメリカ、カナダ、アフガニスタン、パキスタンなど国会議員を含む各国代表団と共に、同国におけるポリオ根絶達成からの学びを、残り2つのポリオ常在国であるアフガニスタン、パキスタンにどう生かし得るかを焦点に議論が行われました。

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滞在中は、ジェンキンス英国会議員やシドゥ加国会議員をはじめとする各国代表団に加え、WHO、UNICEF、アリーガル・ムスリム大学関係者等と意見交換を行いました。また、アリーガル・ムスリム大学に附属するJNメディカル・カレッジ病院や、アリーガル、アグラに於けるワクチン接種サイトの視察も行いました。

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これらの視察を踏まえ、4月7日にデリーで開催されたポリオ議員サミットでは、インド議員を含む各国国会議員はポリオ根絶に対する意気込みを発表、意見交換を行い、デリー宣言「One Last Push to End Polio-Delhi Declaration」に合意・署名が行われました。

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インドにおけるポリオ根絶活動視察は、ポリオ根絶をはじめとするグローバルヘルス課題対策に対して強いリーダーシップを発揮してきた各国代表団が交流し、ポリオ根絶に向けた最後の一押しを引き続き尽力していくことで合意した、非常に有意義なものとなりました。

日本に帰国後の4月11日(月)は、ポリオ根絶を目指す議員連盟の小坂憲次会長や、あべ俊子議員、来日中のUNICEFニューヨーク本部ポリオ・チームディレクター レザ・ホッサイニ氏、WHO世界ポリオ根絶推進活動担当 ローランド・サッター氏、GPEI事務局シニア・ストラテジスト アンドレ・ドーレン氏に加えて、UNICEF東京事務所の平林国彦代表、UNICEFニューヨーク本部の山口郁子氏、国際ロータリーの小林宏明事務局長、JIGHの渋谷健司代表理事、弊団体の白須が集結し、「G7サミットに向けたポリオ根絶に係る要望書」を世耕内閣官房副長官と塩崎厚生労働大臣に手交しました。

この要望書は、G7伊勢志摩サミット首脳宣言におけるポリオ根絶と支援の重要性の明記や、ポリオ根絶に対する日本政府の拠出誓約を求めるものです。手交は終始和やかな雰囲気で行われ、G7伊勢志摩サミットに向けて、ポリオ根絶に対して日本のリーダーシップがいかに大切か、理解を得ることが出来ました。

翌日の12日には「ポリオ国際ラウンドテーブル2016」が開催されたのですが、それについては次のブログでご紹介いたします。インド視察、要望書手交、ラウンドテーブルの開催と、4月前半はポリオアドボカシー大前進の2週間となったのでした。
猟犬

posted by resultsjp at 09:53| Comment(2) | ポリオ
この記事へのコメント
何て素晴らしいブログ。
Posted by 白雪姫 at 2016年04月14日 20:24
最近ポリオへ根絶への動きが盛り上がってますね。
Posted by 白虎 at 2016年04月15日 14:16
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