
来る、6月11日(土)、親子ネット主催「親権紛争におけるフレンドリーペアレント・ルール(寛容性の原則)の将来展望」と題したシンポジウムが開催されます。
基調講演をしてくださるのは、お二人とも「らぽーる」のサポートメンバーとして多大なるご尽力をいただいている上野晃弁護士と、東京国際大学教授で臨床心理士の小田切紀子先生です。
先日、本ブログでもご紹介いたしましたが、上野先生が代理人を務めておられるケースで、千葉家裁から子どもと相手の親との面会交流に寛容な別居親に親権・監護権を認めるという判決が出ました。先進諸外国では当たり前のこのルールですが、日本ではおそらく初めて親権者決定に採用されたということで、メディアでもたくさん取り上げられました。
http://resultsjp.sblo.jp/article/174728862.html
今回のシンポジウムでは、後半はパネルディスカッションで、この「フレンドリーペアレント・ルール」の将来展望を有識者の方々に大いに語っていただきます。
こちらのパネルディスカッションには、「らぽーる」サポートメンバーの前衆議院議員・弁護士の三谷英弘先生、弁護士の杉山程彦先生もご登壇なさいます。
毎月の事例勉強会のつづきのようなイメージでしょうか…
事例勉強会と違うのは、シンポジウムではオーディエンスがいるので、先生方も少し"よそ行き"な雰囲気かもしれません。
いずれにしても、日本でもっとも面会交流を真剣に考えて取り組んでおられる先生方のパネルディスカッションですから、熱い議論が繰り広げられることは間違いありません。
ぜひぜひ、ご参加くださいませ。(S)