2016年07月01日

新しい抗HIV薬の承認

皆様、

こんにちは。
7月に入り、風鈴の爽やかな音の聞こえる季節がやってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

そんな中、先日新しい抗HIV薬が承認されたニュースを耳にしましたので、ご紹介を。


【抗HIV薬「ゲンボイヤ配合錠」の承認】
現在日本には、25種類以上の抗HIV薬があります。

今回、2016年7月8日より鳥居薬品が販売を開始する薬品名は、ゲンボイヤ配合錠というもので、1 日 1 回 1 錠の服薬によって治療を行う抗HIV薬です。

日本たばこ産業株式会社によると、米国及び欧州では、既に2015年11月に本配合錠の承認を取得し、Genvoyaという製品名で販売しています。

2013年より国内で販売している抗HIV薬スタリビルド配合錠という薬品には、テノホビルジソプロキシルフマル酸塩(TDF)が配合されているのですが、TDFは腎臓や骨への悪影響が懸念されている物質です。

しかし、今回の新薬ではテノホビルアラフェナミド(TAF)に置き換えたことで、TDFの安全性上の懸念であった腎臓や骨への影響が軽減されることがわかっています。

日本では、一日に約4人が新たにHIVに感染していると言われていますが、今回の承認により、薬の使用が進めば、AIDS発症者数の減少が期待されます。

現在、私は結核に関する論文の和訳をしているのですが、

ここで「なぜ突然、結核の話が始まるの?」と思った方!

結核とHIVには、実は深い関係があります。


【結核とHIVの二重感染】
結核とHIV…この二つの病気の二重感染が、世界中でとても深刻な問題になっています。
HIVで免疫力が低下すると、他の病気にもかかりやすくなります。そして、結核に感染する確率も大幅に上がるのです。

なんと、HIV感染者の死因第一位は結核であるとも言われています。

日本リザルツでも『STOP結核キャンペーン』を行い、結核の制圧に向けて様々な取り組みをしています。

万が一、HIV/AIDSや結核に感染した疑いがあったら、放っておかず、早めの検査を!

放っておくと、自身の健康が損なわれるだけでなく、知らず知らずのうちに周辺の人にも感染してしまう恐れがあるからです。

早期発見、そして治療がとても大切ですね。



それでは、今月も良い月を!

新薬に関するプレスリリースはこちらから
https://www.jti.co.jp/investors/press_releases/2016/pdf/20160617_21.pdf
https://www.jti.co.jp/investors/press_releases/2016/pdf/20160629_J01.pdf

結核の恐怖についてもっと知りたい方はこちらのブログ記事から
http://resultsjp.sblo.jp/article/174710752.html

日本リザルツのSTOP結核キャンペーン
http://resultsjp.org/project/stoptb

演劇
posted by resultsjp at 09:07| Comment(2) | HIV/AIDS
この記事へのコメント
情報共有、ありがとう。
Posted by 白雪姫 at 2016年07月01日 17:19
これは嬉しいニュース!
Posted by 白虎 at 2016年07月05日 17:41
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]