2017年04月11日

ケニアの人たちへの見方が変わった

ケニアに来てから丁度3カ月が経った。当初道端に散らばるゴミ、排気ガスを吐きながら、重苦しそう
に満員の乗客を運ぶ乗り合いバス、カウンターやレジ係りの無表情な接客態度などをみて、ケニアの人た
ちの国民性、気質を感じ取った。暫くその時のイメージが頭に定着して、半ば諦めの気持ちでこちらの
人たちを見ていた。しかし、いつの間にか人の顔が優しく見える回数が増えてきたようだ。偶然ではな
いと思う。しかも優しく見える時は当然のことかも知れないが、こちらに何らかの動作、挨拶をはじめ、
警備員がドアを開ける時、道を譲り合った時など。こちらが外人だから、親切にしてくれているのだろ
うと、思っていた。
だが、現地の人同士でも、意外と相手に配慮した行為をしている場面に、気が付くようになった。良い
例が車の譲り合いだ。朝晩のナイロビ市内は、通勤・通学で各道路は激しい交通渋滞が起こる。車の
先端を少しでも先に突き出し、前に出ようとする戦いの連続である。最終的にどちらかが譲るわけだが、
この時は相手に配慮などしていないと考えている。自分さえ良ければ、周りはどうなっても気にしない。
ちょっと偏見があるかも知れないが、言い当てている部分もあると思う。しかし多少余裕がある時は、
配慮、親切心が現れている。車が右折する時、手を振って譲る合図をすることも、よく見かける。また、
荷車を引いている人の先にロープが張られているのを、見ず知らずの人が、上に持ち上げて通して
あげていた時など、一瞬心温まる場面に遭遇する。
我々が事業展開するカンゲミ・スラム居住区、貧困層の人たちが多く暮らす街だ。経済的には決して
余裕などない中で、コミュニティの繋がり、相互扶助の精神は存在している。本事業の活動部隊―
CHVの人たちが、結核予防・啓蒙活動のためボランティアで、各家庭を回っている。コミュニティの
繋がりの糸を更に太くする試みが行われている。

局チョー
posted by resultsjp at 04:15| Comment(1) | 情報
この記事へのコメント
ケニアの人たち、とても素敵ですね
Posted by かなた at 2017年04月11日 10:48
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