2018年02月12日

結核患者さんの声を聞いてきました(2018年version)

日本リザルツは、ケニアで結核抑止プロジェクトを行っています。
今日はスラム街・カンゲミ地区の結核患者さんのお宅を訪問し、お話をうかがってきました。
安全第一のため、警察官を2人帯同して、行動しています。

DSC_0234.JPG

今日はまず、結核で亡くなった方のご家族のお宅を訪問しました。
アンジェリンは、息子のジョセフを結核で亡くしました。わずか42歳だったそうです。

2017年7月、ジョセフは嘔吐、咳、下痢などの症状を訴えます。
ケニアの病院では、結核の喀痰検査は無料で行うことができますが、X線検査はお金がかかります。
ジョセフ一家は貧しく、病院でX線検査を受けるお金がありませんでした。

親戚などからお金を借り、漸く、病院に行けたのは12月。
12月1日から治療を始めましたが、時すでに遅し。12月11日に、ジョセフは亡くなりました。

アンジェリンは振り返ります「病院にすら行かせてやれず、本当に申し訳なかった」と。
ジョセフには2人子どもがいましたが、そのうち1人は結核で亡くなっています。
カンゲミ地区の居住環境は良くありません。小さな部屋に多くの家族で住んでいます。
そのため、家族を介した結核感染が増えているのです。

DSC_0257.JPG

ジェームスは今年1月から結核の治療を開始しています。
カンゲミ地区では、結核の再発患者が多いことも課題となっています。
ジェームスも再発患者の1人です。
2017年に一度結核を発症、6か月間の治療を終えました。

今年に入り、前回、結核を発症したときと同様の症状が出たため、カンゲミ結核クリニックに行ったところ、結核陽性反応が出たそうです。

結核治療中のため、ジェームスは現在仕事をしていません。
彼の治療をサポートするため、CHVが中心となり、近所の住民や家族に寄付を募っています。彼は、そのお金で彼の通院費や生活費を工面しているそうです。

DSC_0261.JPG

早く良くなりますように…という気持ちを込めて、今回は患者さんに折り鶴をプレゼントしました。
日本では、病気になった方に千羽鶴を折って渡すことを伝えるとジェームスも「頑張って、最後まで治療を続ける」と力強い言葉をくれました。

DSC_0237.JPG

今年からはカルヴィンに加え、看護師のマーガレットが仲間に加わりました。
2人と一緒に、より良い「結核患者の声」がを収集し、より良い事業ができるよう、頑張りたいと思います。
(はるか)
posted by resultsjp at 22:04| Comment(0) | 情報
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]