2018年05月31日

世界栄養報告について(その2)

 世界栄養報告(Global Nutrition Report:GNR)は、2014年から発刊されています。2013年に、「成長のための栄養(Nutrition for Growth:N4G)」という、栄養に関するサミットがロンドンで開催されたことを契機に、GNR2014、GNR2015及びGNR2016では、そのコミットメントの進捗状況を追跡し、各国の努力を促すということが行われています。
 こうした中で、2015年に国連で「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)」が採択され、栄養に関しては、SDGsの一つでもある「2030年までにあらゆる形の栄養不良問題に終止符を打つ」という目標が掲げられました。具体的には、栄養改善に係るコミットメントの進捗状況の追跡を行うとともに、栄養改善のための行動に弾みをつけ、アカウンタビリティーを強化する、ということがより一層重視されています。
 一方で、2014年11月には、第二回国際栄養会議(The Second International Conference on Nutrition:ICN2)が開催され、国連加盟国はあらゆる種類の貧困と栄養不良に終止符を打つというコミットメントを改めて表明しており、特に、食料システムの改善に焦点があてられている(GNR2015コラム1.2)、とのことです。
 こうした中で、最新のGNR2017が発刊されました。いずれにしてもSDGsとの関連性が年々強くなっているということをご理解頂きたいと思います。
 今回は、世界栄養報告の意義と経緯について触れました。次回から、4回にわたる報告書について、各年の特徴とSDGsとの関連性という視点で見ていきたいと思います。
      MK
posted by resultsjp at 17:51| Comment(4) | 情報
この記事へのコメント
SDGsという新たな冠がつくことで、何がどう変わるのか、同じなのか、今一、分かりにくいところがありますのでよろしく。
Posted by ひら at 2018年05月31日 18:11
SDGsの名だけが先を行きがちですが、本質的な議論を怠らないようにしたいですね。次回も楽しみです!
Posted by ことり at 2018年05月31日 19:53
良い勉強になっています。次回を楽しみに。
Posted by そうた at 2018年06月04日 11:26
SDGsの影響の大きさを感じさせる気がしますが、その中で栄養がどのように関与してゆけるかというのは確かになかなか取り組みがいのあるテーマというように思います。
Posted by しん at 2018年06月24日 22:12
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