2018年08月13日

ケニアの住民保健ボランティア 〜キバガレ地域の若者たち〜

日本リザルツが活動しているケニアのカンゲミ地区の中で
最も多くの問題を抱えている地域の一つがキバガレと呼ばれる
集落です。
ここでユース(青少年)グループのリーダーとして自治会の代表を
務めるCHVの青年に案内されてキバガレの問題点を目視するため
現場に行く機会がありました。
表通りから一歩入ったバラックが密集している場所の一角に
ざあざあと下水が音を立てて流れています。
青年が見せたかったのはこの下水が流れる水路の上に渡してある
直系25cmほどのパイプの上に積み重なった細長い渇いた塊でした。

そこはここの住人たちの公共のトイレでした。
狭いバラック住宅にはトイレがありませんから、住人たちは夕方になり
あたりが薄暗くなってからここにきて用をたすのだそうです。
残念なことに排泄物は水の中に沈んでしまうため、流れていく訳ではありあせん。
不衛生な汚水の側で生活するという劣悪な環境となっています。

青年は、医療ボランティアでもあり、このような不衛生な環境が
住民ほ健康に与えていることを訴えたかったのでした。
このような場所に暮らしている住民のほとんどは、定職についておらず
すさんだ生活をしているため、保健衛生の啓発活動をしていくのは本当に
難しいと言っていました。

そんな中、キバガレでは住民保健ボランテイアのリーダーナンシーを中心に、
自治会の青年部が、地域の若者たちに呼びかけを行って、清掃活動を行っています。

青年が次に見せたかったのは、コミュニテイのゴミ置場の実態でした。
家庭から出される生ゴミや不燃ゴミがいたるところに無造作に積み上げられています。
また、ゴミ捨て禁止と貼り紙がしてある教会の前にも悪臭を放つ大きなゴミの山が
できています。掃除をしてもすぐにゴミが溜っていくのだそうです。
自己資金は全くないので清掃活動は全く参加者の自由意志に委ねられています。
本当に気が遠くなるような地道な活動ですが、コミュニティを良くしたいという
思いを持ち続けて大きな挑戦に立ち向かって行こうとしている若者たちに
心からのエールを送りたいと思います。

Chako
頑張れ住民保健ボランテイア!


posted by resultsjp at 12:06| Comment(3) | 情報
この記事へのコメント
きちんと声に出して読みましたか?
Posted by ことり at 2018年08月13日 13:27
生々しい現場の様子が伝わってきます。トイレも掃除の延長にあると思えば、きれいにしようという気持ちになると思われます。だから掃除は重要なのです。一方、トイレは臭い、野外のほうが臭くないしなおかつ安い、といった一見合理的に聞こえる話をするアフリカの専門家の話をユーチューブで聞いたことがあります。ただこの議論では、細菌による感染症、衛生の問題を真面目に考えていないのです。
Posted by ひら at 2018年08月13日 22:19
日本の経験や技術がもっと広まって、このような地域の衛生状態の改善に役立って欲しいと思います。
Posted by しん at 2018年08月18日 20:44
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