2018年10月10日

鎌倉市のゴミ対策

    ケニアのカンゲミ地区では、リザルツのイニシアチブでゴミ対策が始まっています。鉄製の立派なゴミ箱が設置されました。住民が自主的にこのゴミ箱を使用するようになればと思います。今後の成果が期待されるところです。
      ところで、筆者の住む住宅地では自治会内の地区ごとにゴミ箱が置かれ、住民は日々出るゴミを分別して袋詰めして出しています。30年以上も使われ住民に愛着のあったゴミ箱も老朽化し、新しいゴミ箱に代わりつつあります。ユニークなのは、カラスが入り込むのを防ぐカラス・バリアもついていることです。我々はこれをゴミ・ステーションと呼んでいます。毎朝、市が契約しているゴミ回収車が回収に来ます。
      ゴミ・ステーション自体は特段珍しい制度ではなく全国各地にあります。鎌倉市のユニークなのは、3年前から始まった有料化です。我々は燃やすゴミ・燃えないゴミ共通袋をコンビニ等で購入します。LL袋(40リットル相当)は1枚80円です。燃やすゴミと燃えないゴミは有料袋に入れて出すことが義務付けられています。制度導入当時、ゴミ有料化には反対もありましたが、最近は定着してきたようです。この取り組みで事業に係る市の収益は年間2.5億円程度あるとのことです。収益は市のゴミ焼却事業に活用されているようです。ゴミの量が多い家庭ほど有料袋の使用量も高まるので、各家庭はおのずとゴミの量を減らす行動をとる傾向があります。この結果、制度導入の1年後には、ゴミの量は毎月15〜16%程度減ったとのことです。経済原理が機能していると言えます。
     また、市では、循環型社会形成推進基本法の精神に沿って、ごみの発生抑制を目的として、3R運動、「発生抑制(リデュース)」、「再使用(リユース)」、「再生利用(リサイクル)」の取組みも始めており、循環型社会を形成するために必要な事業として、市が、自治・町内会が自主的に行う「ゴミの発生抑制、減量化及び資源化事業」に対して、奨励金を交付する制度もあります。充実した取り組みが進められているといえます。
     以上簡単ですが、鎌倉市の取り組みをご紹介させていただきました。制度がゴミの減量化という人間の行動変容を齎す一つの事例と言えるかと思います。因みに、我が家では他の家庭と比べて週2回の燃えるゴミの袋が毎回はち切れるほど大きいです。要反省です。
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posted by resultsjp at 11:14| Comment(3) | 情報
この記事へのコメント
ケニアでは瓶も缶もビニールも一緒に捨てられていましたよ。まずきちんとした場所にごみを捨てる習慣が必要ですね
Posted by ことり at 2018年10月10日 12:11
燃えるごみのうち食品関連ゴミ(野菜屑等残渣、食べ残し等)、リサイクル可能な紙ごみ以外の使用済みの紙屑・パッケージ、リサイクル可能なプラゴミ以外の屑などが多いです。食料残渣は水切りが悪いものが多いです。地方では、食料残渣は家庭菜園用の肥料とし資源化する場合もあります。資源化することも減量化の手法です。
Posted by ひら at 2018年10月10日 14:55
ごみという概念自体をなくす必要がある時代に入っている気がします。
Posted by しん at 2018年10月12日 07:55
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