2018年11月08日

カンゲミ・ヘルスセンター 検査科より第2報

2018年11月7日に合同巡回指導を実施しました。新しく設立された検査科の現状を共有することと、現在カンゲミ・ヘルスセンターで保有しているTB-LAMP法の資源をもっと有効に活用するにはどうしたらいいかを関係者で話し合う事が目的です。
ナイロビ・カウンティの臨床検査コーディネーターのマレベ氏の呼びかけにより、ナイロビ・カウンティの結核・らい病担当官および同副担当官、ウエストランド・サブカウンティの結核・らい病担当官、ウエストランド・サブカウンティの臨床検査コーディネータ、そしてケニアにおけるTB-LAMP代理店のChem-Lab Ltd.より計6人の参加が得られました。
表敬の後、施設長の案内でヘルスセンター内を視察しました。ごみ集積場にも案内され、医療廃棄物の取り扱いなどについて活発に議論されました。その後、外来診察科へ移動しましたが、待合所・診察室前に患者が溢れている事にチーム一同ビックリしました。同行したアンダーソン技師の話では、月曜日には診察室室前の通路が通れなくなるほど患者であふれているとのことでさらに驚きました。
Joint Supervision開始前に検査科の様子を見に行ったのですが、そこも16人の検査待ちの患者でベンチが一杯になっており、とてもヘルスセンターの検査科とは思えない状態でした。臨床検査技師のサイモン氏に「今日はどうしてこんなに検査待の患者が多いのか」と聞いたところ、「糖尿病クリニックの日」だからとの回答をいただき「たしか糖尿病の患者はTBハイリスクグループ」であったことを思い出しました。
その後、TBクリニック、検査科を視察しデスカッションを開始しました。TB-LAMPに関わる議論に終始しましたが、特に以下の点について集中した議論が行われました(写真)。
1.TB-LAMP検査処理能力の向上
2.同ヘルスセンター周辺の保健医療施設からの検体搬送
3.TB-LAMP法を導入する次のヘルスセンターの選定
4.治療前脱落患者を少なくするためのTB-LAMPの運用方法
現在、GeneXpertによる結核菌検査は増えていて、カートリッジ(検査試薬)が不足しており、同程度の感度で検査処理能力に秀でているTB-LAMPへの期待感が高まっていることが感じ取れました。
ケニアでは、LAMP法について、カンゲミ・ヘルスセンターを中心にウエストランド・サブカウンティ―、ナイロビ・カウンティ―辺りでは良い風が吹いていると感じました。まだ見つかっていない結核患者のために、LAMP法がケニヤ中に広まる事を願ってやみません。(三浦)

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posted by resultsjp at 14:53| Comment(3) | 情報
この記事へのコメント
LAMP法の普及がますます進むといいですね
Posted by ことり at 2018年11月09日 10:13
ケニアでLAMP法が普及するような貢献を出来るように頑張ります
Posted by ともき at 2018年11月09日 17:35
視察先の状況がよくわかりますね。LAMP法が普及して効率化が進むといいですね。
Posted by ひら at 2018年11月10日 12:06
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