2019年04月24日

カンゲミの多剤耐性結核患者が置かれた現状

日本リザルツケニアスタッフ事務所 Calvin によるブログ記事の和訳文をご紹介します。

ケニアは1.結核、2.多剤耐性結核、3.結核とHIVの重複感染という

3つの分類全てにおいて、疾病の負荷が高い国のリストに入っています。

薬剤耐性結核は、少なくとも一種類の一次抗結核薬に耐性を持った細菌により引き起こされ、耐性を持たない結核と比べて治療に長い期間を要します。

多剤耐性結核とは、リファンピシン及びイソニアジドという2大抗結核薬に耐性を持ったものを言います。

カンゲミヘルスセンターの結核診療所には、昨年10月から治療を受けている多剤耐性結核患者が一人います。

治療の経過は良く、喀痰検査の結果では大幅な改善を示し、抗結核薬に対する耐性を見極める培養試験においてもいい結果が出ています。

多剤耐性結核患者の治療を続けることは政府にとって高い出費となりますが、感染率を最小限に抑えるためには、国、地方といった各政府において、迅速な取組みとコミュニティーに対する結核の啓発を最優先課題とする必要があります。

患者のデイビッドさんは、結核コーディネーターのペレス夫人及び保健省の看護師であるメアリー夫人の支援を受けながら結核診療所での治療を全て受け入れましたが、そのことは、培養試験、GeneXpertによる試験の双方において喀痰試験結果が陰性であったことからも明らかです。

彼は体調も良く、治療の成果が表れていることから、4か月ほどで治療を完了するでしょう。


posted by resultsjp at 11:07| Comment(3) | 結核
この記事へのコメント
カンゲミでの取組みの成果が出始めていますね。引き続き頑張りましょう!
Posted by Field at 2019年04月24日 11:22
地道なフォローアップが大事ですね。CHVと協力して、更に取り組みが進むといいですね
Posted by ことり at 2019年04月24日 14:31
デイビッドさんが完治した暁に、MDR(AMR?)サバイバーとしてアドボカシーに参加してくれるといいかも知れませんね。
Posted by しん at 2019年04月25日 13:57
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]