2019年06月22日

慶応大学講義「河野太郎,ODAを語る」=あわせて国際連帯税も語る

河野・慶応大学.JPG

去る6月3日、慶応大学において河野太郎外務大臣が『河野太郎,ODAを語る』と題特別講義を行いました。日本のODA政策全般について語っていますが、なぜODAを行うのかについて、3点挙げています。これがとても説得的ですね。縮めていえば、@とにかくものすごく困っている人が(地球上に)いること、Aかつて貧しかった日本が受けたことの「恩返し」であること、B「情けは人のためならず」で巡り巡って日本に利益をもたらすこと、の3点です。

しかし、途上国支援につきSDGs達成の観点からみると、圧倒的に足りない資金という現実が見えてきます。そこで河野太郎は次のように述べます。

SDGsを達成するためには年間2.5兆ドルもの資金が不足しているということが一番問題になっています。ODA予算を倍にしても,SDGsの資金ギャップを埋めることは到底できません。今,私が色々な会議で申し上げていることは,グローバリゼーションの光が当たっている場所から,その陰になってしまった場所に手を差し伸べる必要がある,きちんと資金を回す必要があるということです。私は国際連帯税と言っていますが,例えば莫大な為替取引に0.0001%くらいの国際連帯税を掛けさせてもらい,その税収を国際機関に直接入れ,その国際機関が緊急の人道支援を行うという提案をしており,多くの国から賛同を得ています。日本は今年,このような新しい方法で資金を捻出することについて議論するための国際的なグループである「開発のための革新的資金調達リーディング・グループ」の議長国として,国際社会における議論をリードしていきます。また,外務省にこの課題について議論してもらうための有識者懇談会を立ち上げて,緻密な議論を行いたいと考えています。

詳細は、下記外務省報道をお読みください。


★写真は、特別講義を行う河野外務大臣(外務省のHPより)

(報告:田中徹二・グローバル連帯税フォーラム/日本リザルツ理事)
posted by resultsjp at 13:10| Comment(3) | 情報
この記事へのコメント
河野大臣のリーダーシップにますます期待したいところです
Posted by ことり at 2019年06月23日 00:42
生活にものやサービスを買うのにかかる消費税が8%だ10%だ、国によっては20%を超えるところもある中、8割から9割が投機目的とも言われる為替取引に0.0001%というのはどう考えればいいのでしょう。
Posted by しん at 2019年06月25日 08:04
生活必需品とそうでないものとは厳密に分けるべきと思います。
Posted by ひら at 2019年06月28日 19:34
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