2019年10月16日

ノーベル経済学賞ー貧困問題研究ーフランス人女性

こんにちは。

皆さま 今月はノーベル賞の話題に日本中が明るい気持ちになりましたね。

旭化成研究フェローの吉野 彰氏がノーベル化学賞受賞決定しました。

吉野氏は電気化学を専門とする日本のエンジニア、研究者です。

受賞理由はリチウムイオン二次電池の開発で、環境への優れた影響が評価されました。


私たち日本リザルツも、「貧困問題研究に経済学賞―ノーベル賞 米大学の3氏」

(朝日新聞 夕刊 2019(令和元年)1015()の記事に湧きました。

インド出身のバナジー氏、フランス出身のデュロフ氏、米国出身のクレマー氏の3氏の研究は、世界的な貧困の緩和と解消を厳密な実験手法を導入することにより試みたことが高く評価されました。


研究成果は現実の貧困問題に応用されました。インドで500万人以上の生徒が、受賞者らが築いた教育プログラムの成果を享受したとされています。

学校教育や子どもの公衆衛生の改善が目指されました。


3人は、医療分野で使われている二重盲検法などの「ランダム化比較試験(RTC)」という研究方法をいち早く開発経済学に応用し、漫然と教科書の提供や無料給食を実施しても効果が少ない一方、本当に手助けが必要な生徒に的を絞った支援をすると、全体の教育水準が大きく改善することなどをフィールドワークで突き止めました。


わたしがもう一つの喜びと思うのは、女性として二人目のノーベル経済学賞の受賞者が決定したことです。以下の図表をどうぞご覧ください[i]。「Gender Bias in Nobel Prizes 」【ノーベル賞におけるジェンダー・バイアス】という論文です。


赤が女性のノーベル賞受章者です。1901年から2018年までです。女性はなんとまだ少ないことでしょう。


女性の研究が正当に高く評価される、そんな未来を構想したいものです。  (京ちゃま)

Fig. 1 Gender distribution of Nobel Prizes. Bar plot of the scientific Nobel Prizes from 1901 to 2018



[i] Per Lunnemanna, Mogens H. Jensenb, and Liselotte Jauffredb, Gender Bias in Nobel Prizes, Palgrave Communications 5,46,2019.








posted by resultsjp at 12:10| Comment(3) | 情報
この記事へのコメント
経済学賞の研究成果を読み込んで、アドボカシーに活かしていきたいですね
Posted by ひよこ at 2019年10月16日 13:48
ノーベル賞を受賞された方々の研究成果を、うまく活用してSDGsの達成につなげられたらいいなと思います。
Posted by しん at 2019年10月18日 08:12
久しぶりの開発経済学からの受賞ですね。授賞理由にケニアの学校での事例も取り上げられていました。
Posted by ひら at 2019年10月19日 20:04
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]