日本リザルツはこれまでスナノミ症対策として靴の寄付事業や、外務省との協力で学校の床を張る事業などを行ってきましたが、それが大きな成果につながってきました。
11月7日(木)に参議院で開催された外交防衛委員会における秋野公造議員の質問により、次のことが確認されました。
・スナノミ症が、世界保健機関(WHO)が定める顧みられない熱帯病(NTDs)の内、「疥癬及びその他の外部寄生虫」に含まれるということ。また、スナノミ症という名前がNTDsの中で明示的に位置づけられるよう、そして2021年から2030年までのNTDs対策ロードマップにスナノミ症対策が盛り込まれるよう、日本政府としてWHOに働きかけてゆくこと。
・スナノミ症がNTDsに含まれるということから、GHITファンドによる医薬品等の研究開発支援の対象となり得ること。また、日本政府としてスナノミ症対策支援に取り組むとともに、国際社会を巻き込んで支援体制を取っていくこと。
このことは、正に日本が世界に先駆けて行ったことですので、各新聞が報じました。さらに、日本リザルツが大変お世話になっている方から、「新幹線に乗っていたら、スナノミ症のことが車内の電光掲示板のニュースで流れた」と嬉しいご連絡をいただきました。
この動きを加速させて行くべく、日本リザルツでは外交防衛委員会での質疑応答を含めたスナノミ症資料を作成し、全国会議員に配布しました。
頼りになるボランティアの門井さん、藤崎さんにもご協力いただきました。いつもありがとうございます。
UME