2020年07月05日

ケニア保健省が多剤耐性結核に関するレジメンを発表

日本リザルツはケニアで結核抑止に向けたアドボカシーを行っています。ケニアはWHOが指定する結核高まん延国の1つです。特にHIVと結核の併存疾患、多剤耐性結核への対応が喫緊の課題となっています。


この度、ケニア保健省が多剤耐性結核に関する新しいレジメンを発表しました。

保健省のツイッターはこちら:

https://mobile.twitter.com/MOH_Kenya/status/1277989090097594368

ケニアでの報道はこちら:

https://www.nation.co.ke/kenya/news/new-mode-of-treating-tb-without-injections-1326832


多剤耐性結核(MDR-TBとは、現在主流となっているイソニアジドとリファンピシンの2つが効かない結核のことを指します。また、多剤耐性結核の中で、少なくとも一つの注射剤(カナマイシン、 カプレオマイシン、アミカシン)と 一種類のフルオロキノロン剤に耐性を持つ結核菌を、超多剤耐性結核(XDR-TB)といい、世界的にも問題となっています。


通常の結核治療は6ヶ月間、治療薬を飲み続ける必要があります。治療期間の長さや副作用が原因で治療をやめてしまう人もおり、これがMDR-TBを引き起こす原因となっています。


新型コロナウイルスのまん延に伴い、結核への医療サービスへのアクセスが限定的になることで、結核の発見、診断、治療に遅れが生じることが懸念されています。ストップ結核パートナーシップは、最悪の場合630万人の患者が増加すると試算しています。

詳しい分析内容(日本語)はストップ結核パートナーシップ日本のサイトから閲覧できます。http://www.stoptb.jp/blog/2020/05/15/205


厳しい状況ではありますが、通常の医療サービス、疾病対策に支障が生じないよう、各国、そして各機関は対策を続けています。ケニアでも、新たな政策の発行によって、多剤耐性結核の治療が進むことを期待しています。


(かめ)

posted by resultsjp at 15:33| Comment(2) | 情報
この記事へのコメント
コロナに話が終始してしまいますが、こういうときこそ基本医療の重要性を再認識したいですね
Posted by ひよこ at 2020年07月05日 15:35
より短期間で効果的な治療レジメンが望まれますね。
Posted by MU at 2020年07月15日 22:34
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