日本リザルツ主催で「GGG+フォーラム東京思いやりサミット2020」が13日、ルポール麹町で開催され、約100人が参加しました。東京で新型コロナ感染者が増える中だったため、入室時の消毒、換気に配慮。マスクをつけたうえで会に臨みました。
会場に金太郎飴が用意されました。金太郎飴本舗様がテレビ取材を受けた際の映像が流れました。
GGG+フォーラムが始まりました。
1部の冒頭、塩崎恭久・元厚労大臣がご挨拶。

国会議員の竹内譲氏による挨拶です。6月のGavi増資会合に向けて同氏と公明党の国会議員の先生方が動いてくださったことが紹介されました。
チャレンジド代表の嶋貫養子氏より、すべての人々にとって暮らしやすい世界になるように力強いメッセージが発せられました。
GGGの最初、グローバルファンドのピーター・サンズ事務局長からのビデオメッセージが披露されました。同氏は日本政府による拠出について感謝した後、「新型コロナ禍でエイズ、結核、マラリアによる死亡数が10年以上前のレベルに戻ってしまうかもしれない」とし、日本に引き続き支援を求めました。
続いて、Gaviワクチンアライアンス事務局長セス・バークレー博士からのビデオメッセージです。6月のGavi増資会合における日本政府のプレッジに対するお礼が述べられました。「資金は保健システム強化、COVID-19ワクチンの開発促進、ワクチンの配達を通じてCOVIDと戦う助けとなります。今後も日本の皆様と手を携えて行くことを楽しみにしています。」
武田薬品工業のRajeev Venkayya様からのレターを同社今川部長が代読されました。「世界ではCOVID-19ワクチンの開発競争が進められていますが、研究やワクチンの有効性評価を誠実に行うことが重要であり、日本政府やGavi等と協力しながら進めていきたい」。
GHIT代表理事の中谷比呂樹先生は直接東京会場にお越しくださいました。同氏は、GHITは顧みられない病気に苦しむ人々を救うために日本の技術による研究開発を支援しており、すでに成果が出ていることを説明し、GGGを代表して官民パートナーシップに対する日本政府による支援を求めました。
厚生労働省の鈴木康裕医務技監による総括です。COVID-19への対応ではマラリア・麻疹・結核等を含めて全体を見渡す眼力が必要になるとし、我々が供給しようとしているのは国際公共財であると話されました。
第2部の司会は東京大学の北村友人氏です。
文部科学副大臣の亀岡偉民氏と国会議員の三原朝彦氏からご挨拶を頂戴しました。三原氏は、特に白須紀子(日本リザルツ代表)のような強いアドボカシー活動を支援したいと述べられました。
外務省の中川浩一交渉官です。COVID-19禍で教育の優先順位が下げられてしまうことについて懸念を表明されました。
世界銀行東京事務所代表の宮崎成人氏です。COVID-19による学校閉鎖、児童労働、児童婚といった問題を提起されました。
JICAの佐久間潤部長です。相手国との長年の信頼関係の下に、遠隔教育、日本式教育、他機関との連携を進めている旨を話されました。

UNICEF東京事務所代表の木村泰政氏です。デジタル格差を低減するための活動についても話されました。
早稲田大学教授の黒田一雄氏です。開発途上国では教育の質が担保されていないので、日本はそのような支援も可能ではないかとおっしゃいました。
GPEのアリス・オルブライトCEOからのビデオメッセージです。「途上国の子どもたちが将来どんな困難にあっても乗り越えられるように、多くのことを学ぶことができる確固たる教育制度を作っていくことに協力しましょう」。
avatarinの深堀昂社長によるプレゼンテーションです。遠隔操作可能なアバターが登場しました。人々がインターネットを通じて社会参画し、実際の空間を動き回ることによりセレンディピティが生まれるとおっしゃいました。
広島大学教授の吉田和浩氏による総括です。「誰のニーズを把握すべきなのか、我々には使用可能なナレッジがない」とし、すべての人が自身の立場から行動を起こすことが必要であると説かれました。
国会議員の小田原潔氏にも総括をいただきました。「教育とは知へのアクセスであり、すべての人がその権利を持っている」とし、そのための協力は惜しまない旨を表明されました。
続きは別に投稿します。
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posted by resultsjp at 14:51|
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