2021年07月01日

ワクチン技術者が不足 WHO特使インタビュー記事


628日の日本経済新聞(夕刊)に、WHOが主導する新型コロナウイルス対策の国際的な枠組み「ACTアクセラレーター」の特使で、スウェーデン元首相のカール・ビルト氏のインタビュー記事が掲載されていました。

世界でワクチン接種を加速するには、不足しているワクチン関連の技術者の育成が急務であり、ワクチン生産国が生産を増やしていることで「熟練した技術者が不足しているのがネックだ」として、技術共有を進めることが重要だという認識を示していました。


ワクチン技術者不足.jpg 


ACTアクセラレーター(Access to COVID-19 Tools (ACT) Accelerator)は、新型コロナウイルスを収束させる上で決め手となる検査、治療、ワクチンの3つの医療ツールの開発、生産を加速化し、低・中所得国への公平なアクセスを実現させるための国際協働の枠組みです。G20の提唱に基づき、各国政府と世界保健機関(WHO)を初めとする国際機関や民間財団によって、2020年4月に立ち上げられました。

主要3部門のうち、ワクチン部門はCOVAXと呼ばれており、「アクセス・分配」、そしてその下支えとなる「保健システム」で構成されています。


現在、ビル&メリンダ・ゲイツ財団、CEPI (感染症流行対策イノベーション連合)、Gaviワクチンアライアンス、グローバルファンド、ユニットエイド(UNITAID)、ウェルカム・トラスト、世界銀行、WHO(以上アルファベット順)などが参加しています。他の保健分野の国際機関、各国の政治リーダー、政府、経済界、市民社会、学術界などすべてのステークホルダーに協力を呼びかけており、過去に例をみない幅広い協働の仕組みとなっています。


新型コロナウイルスをめぐる状況は、日々大きく変化しています。感染力が強いとされる変異株が次々と現れ、分類の見直しもされています。ウイルスと戦う手段(ツール)の有効性が脅かされています。

難問は山積していますが、一人でも感染の危険性があれば、すべての人が安全とは言えない、言い換えれば、誰一人として取り残してはいけない、という考え方にもなります。

もし、COVAXの活動がなければ、その人々の多くが取り残されていたでしょう。 


トンネルの終わりに希望の光が見えているのは確かです。すべての人に光を届けるために、日本リザルツは今後も積極的にアドボカシーに取り組んでいきたいと思います。



たにがしら



posted by resultsjp at 04:08| Comment(1) | 情報
この記事へのコメント
折角作った仕組みですから、本当に困っている人にワクチンがきちんと届くことを祈っています
Posted by 崖っぷちのボニョ at 2021年07月01日 15:22
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