タリバン政権下のアフガニスタンでは、国民の半数以上が経済援助を必要な状態であることが警告されています。国連の現地コーディネーターによると「国民の95%が十分な食料を得ていない」そうです。
食料を確保するために母親が娘を売ろうとしたり、失職した女性が違法な売春に頼らざるを得なかったりする状況には、胸が張り裂けそうな思いです。極度な貧困状態が精神的にも国民を追い詰めています。
援助団体は、人材難や資金不足で支援活動の継続に苦労しています。
米国モンゴメリー・カレッジの経済学者は「女性の排除は労働供給量の減少を意味し、人件費の増加と生産の減少につながる。もちろん、働けない女性は困難に陥る」と指摘しています。
アフガニスタンの人達に笑顔が戻ることを願うばかりです。
参考:
(わんこ)