2022年05月27日

開発途上国と結核

アジアやアフリカなどの開発途上国では、結核のまん延が問題になっています。

2019年の世界の新規患者は、東南アジア44%、アフリカ24%、西太平洋18%、東地中海8.1%、アメリカ2.9%と割合が示されています。HIV/AIDsは免疫を著しく低下させるため、結核のリスク要因といわれています。


(日本の結核の変遷)

明治時代から昭和20年代頃までは、亡国病と恐れられていました。       

昭和25年頃では12万人以上の死者数で、死亡原因の第一位でした。                                                         

平成9年には結核の新規登録者が、42,715人と前年より43人増加。人口10万人あたりの罹患率は33.9となり、3年連続上昇しました。

日本は2020年現在、人口10万あたりの罹患率は10.1、中まん延国です。12,739人の患者が報告されています。大半は高齢患者で、典型的な症状がないことで、診断の遅れや、重篤な合併症を引き起こします。

多剤耐性結核も問題です。

勝手に内服治療を中断すると、菌が薬に耐性を持つようになります。中途半端な治療が「多剤耐性菌」をつくります。

こういった現状から、日本のみならず、開発途上国への正しい結核の知識が必要だと考えます。
参考)http://resultsjp.sblo.jp/article/189545004.html(世界の感染症)
   http://resultsjp.sblo.jp/article/189507876.html(ウクライナと多剤耐性結核)
(K)



posted by resultsjp at 18:04| Comment(1) | 情報
この記事へのコメント
コロナとの関連はどうでしょうか。
Posted by 崖から落ちたボニョ at 2022年05月27日 19:19
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