2022年06月22日

世界銀行ラウンドテーブル「変貌する援助の流れ:公的資金の流れと援助構造のトレンド」

本日、世界銀行東京事務所にてラウンドテーブルが開催されました。

発表者として世界銀行開発金融総局担当副総裁の西尾昭彦様、パネルディスカッションではモデレーターとして東京大学大学院経済学研究科教授の澤田康幸様、元ネパール財務省次官 国際協力担当 シィリクリシュナ・ネパール様(オンライン参加)、アジア開発銀行研究所(ADBI)所長 園部哲史様、早稲田大学理工学術院 国際理工学センター教授 北野尚宏様、慶應義塾大学 医学部 医療政策・管理学教室 特任准教授兼、東京大学 大学院医学系研究科 国際保健政策学教室 特任助教 野村周平様がご登壇されました。

西尾副総裁の発表では過去10年での途上国へ向けた資金フローの変化や、ドナー数の増加、援助の細分化により発生する問題について説明がなされました。特に、ドナーが増加することで支援の対象が分散し、本当に支援が必要な層が取り残されている問題があるようです。
この解決に対し、援助機関の統合や、BRICSのような新興国を含めた包括的な国際協力の実施、ODAの全体戦略を再構築することなどが有効ではないかとの結論に至りました。

パネルディスカッションではヘルスセクターにおける支援国と被支援国の認識のギャップや、SDGs達成のための道筋などが話されました。効率よく支援を行うには認識のズレを埋めていくことや、支援の分配を正しく行うことなどが挙げられていました。


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左から野村様、北野様、園部様、澤田様、西尾様
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主催者である世界銀行駐日代表の米山泰揚様が司会をされていました。

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ドナーが多くなると支援が分散・独立し、むしろ問題が発生するというのは盲点でした。効率的に支援を行うために世界銀行のような国際機関が支援のプラットフォームとなることを望みます。

(M)


posted by resultsjp at 22:11| Comment(1) | 情報
この記事へのコメント
日本には何ができるでしょうか。
Posted by 崖から落ちたボニョ at 2022年06月22日 23:44
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