2022年09月22日

新型コロナウイルス後の観光 SDGsの波

2022年9月22日の日本経済新聞に、観光でもSDGs(持続可能な開発目標)や多様性の確保を据え始めたとする記事が掲載されていました。


日本政府は、新型コロナウイルスの感染収束を見据え、海外からの観光客の受け入れ拡大を打ち出す一方、観光客が急増すると環境や固有の文化への影響が懸念されています。各国は観光でもSDGsや多様性の確保を政策の柱に据え始めました。

米商務省は6月、訪米旅行者数を2027年は19年より13%増やす観光促進戦略をまとめています。米経済においても観光業の存在は大きく、20年の米GDPの落ち込みのうち56%を旅行・観光業の減少が占めています。戦略の4つの柱のうち、目を引くのが「持続可能な観光業」を強く打ち出しています。例えば、ハワイ州では森林の保全や海岸の清掃にボランティアで加わる観光客に、地元の観光協会が割引などのサービスを提供する。地元住民の負担だけでなく、観光客の体験も環境を守る活動につなげようとしています。また、観光でも温暖化ガス排出量を30年までに5割減らす目標への貢献を明記しています。

米旅行協会によると、コロナ禍前には旅行者の80%が自動車で移動しており、電気自動車(EV)への移行を促す必要があるとしています。75億ドルかけて、EVの充電設備を全国に50万基設ける計画もあります。

観光で多様性や持続可能性を重視する考えは「サステナブル・ツーリズム」と呼ばれ、地域の文化や自然環境に配慮し、観光地本来の姿を残すことが外国人の満足度にもつながるとしています。オーストラリアは、アボリジニなどの先住民族のコミュニティと協力し、独自の歴史や文化を体験できるツアーの拡充などを進めています。フランスは、ホテルの格付けで環境対策を評価に加えることを盛り込みました。

今後の日本も含め、各国の観光SDGs戦略に注目していきたいと思います。

(S)
posted by resultsjp at 16:53| Comment(1) | 情報
この記事へのコメント
面白い取り組みですね。日本でも増えそうですね
Posted by 崖から落ちたボニョ at 2022年09月22日 17:17
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