12月14日に開催された欧州議会での「2021-2027年の多年間財政枠組み[MFF]の改善(討論)」でのPierre Larrouturou演説が彼のツイッターで報告されていますので、紹介します。
<ツイッター文章>
この冬、何百万人もの国民が暖房と食事のどちらかを選択しなければなりません。
インフレを抑えるために、米国は4000億ドルを投入しました。私たちはどうでしょうか?
昨日、私は欧州議会で演説をしました。
ヨーロッパはエネルギー危機と戦うためにどのような手段を持っているのでしょうか?
ヨーロッパは気候の危機と戦うためにどのような予算を持っているのでしょうか?
この2つの危機には、資金調達の必要性という共通点があります。
社会と気候の混乱を避けるために、今こそ金融市場が戦いに参加する時です。
金融投機に課税すれば毎年570億ユーロが自由に使えるようになります。
これは最初の一歩に過ぎませんが、極めて重要な一歩です。なのに、私たちはなぜ待っている必要があるのでしょうか?
※演説の全文については、欧州議会のWebサイトに掲載されています。
(報告:田中徹二・国際連帯税フォーラム・日本リザルツ理事)