本日、日本リザルツオフィスにて、昆虫食を実食しました!
食べた昆虫は、12月の昆虫食の勉強会の際にNPO法人食用昆虫科学研究会理事長の佐伯真二郎先生からいただいたものです。製造主は、TAKEOさんという、昆虫食の研究開発から製造、販売を行っている会社です。
勉強会の模様はこちらから:http://resultsjp.sblo.jp/article/189988187.html
TAKEOさんのオンラインストアはこちらから:https://takeo.tokyo/?pid=152065589
ラインナップは、広島コオロギ、ちりめんマゴット、ミズアブパフでした。
マゴットはイエバエの幼虫で、いわゆる蛆虫です。
ミズアブはハエ目ミズアブ科の昆虫で、今回いただいた幼虫はフェニックスワームと呼ばれています。
袋を開けると、皆が、「ワーッ」と悲鳴を上げていました。
意外にもカロリーは高いみたいです。しっかり味付けされていて、なんと、お値段が張る餌が与えられていたりしているところにびっくりしました。
いざ、実食!
コオロギは、エビせんべいのような味でした。マゴットは、ちりめんのふりかけを食べている気分になりました。ミズアブはスパイシーな香りで、シリアル等と一緒に食べるといいかもしれません。
やはり、百聞は一食に如かず。実際に食べてみることが大事ですね。
霞が関の魔法使いどーらこと白須理事長も楽しそうです。
ちなみに今日は、理事会があったため、白須理事長が買ってきてくださったケーキもいただきました。
昆虫食とは見た目がかけ離れている上、食べなれている味に安心感を覚えました。
最後にアンケートを取りました。見た目の食べやすさとおいしさを5段階評価で行いました。
数字が上がるにつれて食べやすくおいしい昆虫となります。
平均は...
ちりめんマゴット 食べやすさ:4.2 おいしさ:4
広島コオロギ 食べやすさ:1.7 おいしさ:3.3
ミズアブパフ 食べやすさ:2.7 おいしさ:3.4
やはり、コオロギの見た目に抵抗を覚える人は多いようです。
アンケートでは皆さんの雑感もお聞きしました。
「思ったより食べられる」とか、「調理方法に工夫を感じた」という意見がある一方、「見た目を加味すると食べる気は全く起きない」「コオロギの体の形を残す意味を感じない」といった厳しい意見も出ました。
昆虫をおいしくするための餌代や味付け代が高く、まだ普及は難しいのではないかという意見や、栄養が豊富ということを広めることが大事だと思うという意見も出されました。
可能性と共に様々な改善点も見えてきたと思います。
私自身、昆虫食の普及に向けて、夏にラオスに行きたいと思っています。それまでに昆虫食にたくさん触れて、課題や可能性を肌身で感じ取っていきたいと思います。