5月28日付の読売新聞「人生案内」に、研究職を志す大学院生の経済問題に関する相談が記載されていました。
相談は大学院生の20代男性が、お金に厳しい父親から博士過程進学後は全て自己負担でまかなうよう言われるなど、経済的自立を迫られることで、研究にも手がつかず、夢を諦めなくてはならない状況に生きる希望が見えないというものでした。
大学教授の山田昌弘氏は、一生を捧げたいと思う分野に出会えた喜びを理解した上で、今まで親が何不自由なく教育を受けさせてくれたことに感謝しなさいと述べられました。ただ、本気で追いかけたい夢ならば、実力を示して外部から返済不要の奨学金を得られるくらいに認められるよう努力しなさいと答えていました。私にとってはいささか厳しい答えにも感じました。
私も夢がありますが、それには予備校に通う必要があり多額の資金が必要です。自分の進みたい道に行くには、結局お金じゃないかと思っていた時期もありました。しかし、それは甘えた考えであって、お金がなくても実力で自身の理想を目指して努力し、結果をつかみ取った方々はたくさんいらっしゃいます。大学の先輩で夢を勝ち取った方から話を聞くと、皆さんが信じられないほどに努力に努力を重ねられており、結局は自分が、その目指したい将来に向かってどれほど本気になれるかにつきるのだと感じています。
日本リザルツではアフリカに行きたいとの夢を持った先輩が、白須理事長などのサポートのもとクラウドファンディングでお金を貯め、ケニアに向かわれました。私も将来の夢の職業に向けて、自分で自分の道を切り開くよう努力を続けてまいりたいと思います。
Watagashi