G20保健大臣会合が終了しました。
各国は感染症危機が生じたときに、ワクチンを含む医薬品などの支援を途上国にも公平に行き届けるための枠組みをつくる必要性で合意しました。
具体的に各国が合意したのは以下の3点です。
・健康緊急事態の予防・準備・対応(PPR)ワンヘルスと抗菌薬耐性[AMR]を中心に据える。
・安全で、効果的で、質の高い、抗菌薬へのアクセスを確保することに重点を置いたワクチン、治療薬、医療用医薬品)の入手と利用に焦点を当てた医薬品分野での協力の強化。
・ユニバーサル・ヘルス・カバレッジを支援し、医療サービスの提供を改善するためのデジタル・ヘルス・イノベーションとソリューション
コミュニケの詳細はこちらを参照:
プレスリリースが出ていました。
会議の中では、財務大臣会合でも検討されていた3つのレポートについて報告がなされていました。
・経済的脆弱性とリスクの枠組み(FEVR)
・パンデミック対応資金調達の選択肢とギャップのマッピングに関する報告書
・Covid-19における保健金融制度のベスト・プラクティスに関する報告書
報告書についてはメンバーが理解を深めるのに役立つだけでなく、既存のパンデミック対応制度/資金調達の取り決めにおけるギャップを明らかにするものでもあると評価されたそうです。議論の中で各国から表明された意見の中には、迅速かつ適切なパンデミック対応資金を確保するためのオペレーショナル・プレイブックの作成、パンデミックストレステストの開発、各国の状況を適切に考慮しつつ、グローバルヘルスアーキテクチャーにおける WHO に対するタスクフォースの支援的役割の強化など、タスクフォースの今後の方向性を示唆するものがあったようです。
また、合わせてG20財務大臣・保健大臣合同会合が開かれ、財務当局はオンラインで参加をしました。報道によると、パンデミック(世界的大流行)に備え、途上国への円滑な資金援助ができるよう平時から資金を積み立てる仕組みが欠かせないとの認識を共有したようです。
(ぽ)
