19日の朝日新聞夕刊にSDGsの達成が危機に直面しているという報道がありました。
これは国連本部で開かれたSDGsサミットの中で確認されたもので、報告書によるとデータの評価が可能な140の目標のうち進んでいるのは約15%、分野によっては後退しているものもあるということです。サミット内では、特に貧困や飢餓、ジェンダーや教育問題に取り組むことを明言しています。
また、同サミットに参加したUNHCRのフィリッポ・グランディ高等弁務官は、日本経済新聞のインタビューにおいてSDGsの進捗の遅れの原因として資金不足を指摘。紛争や気候変動などが難民に与える影響が多く、人道支援の資金を充実させる必要があると強調していました。
尚、グランディ氏はUNRWAの元事務局長で、日本リザルツとも親交があります。10月下旬には訪日されるそうです。
目標達成の2030年に向けて、どのような取り組みを進めていけばよいのか。私たちも知恵を捻っていきたいと思います。
(ぽ)