東京都内でG7外相会合が開かれていました。G7各国は、イスラエル・パレスチナ情勢をめぐり、ガザ地区の人道危機に対処するため戦闘の人道的休止を支持することで一致しました。
具体的には、以下の6点を確認したそうです。
@ハマス等のテロ攻撃を断固として非難すること
A人質の即時解放を求めること
Bガザにおける人道危機に対処するための緊急の行動をとる必要があること、食料、水、医療、燃料、シェルター及び人道支援従事者のアクセスを含む妨害されない人道支援を可能とすること、特に人道支援を容易にするための人道的休止及び人道回廊を支持すること
C国際法、特に国際人道法の遵守が重要であること
D紛争の更なるエスカレーションや、より広い地域への拡大を防ぐ必要があること
Eガザの持続可能な長期的解決に取り組むことや、二国家解決が公正で永続的な平和への唯一の道であること
上川大臣の会見によると、G7としてはじめて、「現状における人道的休止やその後の和平プロセスを含め一致したメッセージを文書の形でまとめることができた」そうです。
上川大臣の会見の内容:
https://www.mofa.go.jp/mofaj/ms/g7tm/page1_001899.html
一方、ウクライナについても議論がしっかりと行われ、中東情勢が緊迫するなかでもウクライナへの支援は「決して揺らぐことはない」とする内容が共同声明に盛り込まれました。
外相声明はこちらからご覧いただけます(日本語)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100578333.pdf
外務省のHPから詳細がご覧いただけます。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_009843.html
一連の会議を主導したのは議長国・日本の上川外相です。上川外相は先週末、中東を訪問しており、日本から帰国の折、アンマンで足止めになっているガザの中学生とも面会していました。関係者によると、こどもたちの話に真剣に耳を傾け、時に目に涙を浮かべる姿もあったそうです。
詳細はこちらを参照:
https://www.mofa.go.jp/mofaj/me_a/me1/palestine/page1_001891.html
兎に角、G7各国がガザ地区で続く戦争に関して、 「戦闘の人道的休止」を支持で一致できたことは国際社会に向けた強いメッセージになったように思えます。
今後も上川外相のリーダーシップに期待したいところです。
(ぽ)
