2012年11月05日

世界基金への支援に向けて逢沢一郎先生と協議しました。

11月1日に世界基金に対する日本国の支援に係る問題を協議する為、自民党の逢沢一郎先生を急遽訪問致しました。2012年補正予算で世界基金に対する拠出金が請求されない方向で動いているという情報を入手した為、世界基金日本支援委員会の共同議長をされている逢沢先生にご相談に伺ったものです。

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ご存知のように世界基金は世界の結核、エイズ、マラリア対策を牽引し、2002年の設立より累計で820万人の命を救ってきたとされる重要な機関です。2000年の九州・沖縄サミットを契機に同基金が設立されることなった経緯等もあり、日本は同基金に対する第三位の拠出国として支援国の中で大きな存在感を示しております。

また2010年のニューヨークでのMDGs国連首脳会合では菅直人首相(当時)は「日本は当面最大8億米ドルの拠出を約束する」と宣言(菅コミットメント)し、その後東日本大震災が有った2011年の補正予算と2012年の通常予算の合計額は3.4億米ドルに達し、前年対比で大きく増額措置が行われました。これにより色々な障害が有っても日本は約束を守る国として世界から高い評価を得ました。

ところが2012年補正予算で従来計上してきた世界基金への拠出金が無くなると、折角築き上げてきた日本に対する信頼感が揺るぎかねません。
というのも過去における日本の世界基金に対する誓約は世界基金の増資期間(3年)に対応して行われてきた経緯があり、菅コミットメントも「2011年を起点として3年を目途に完遂」というのが国際的な常識となっております。もし2012年補正予算で拠出金の負担がなされないとするとこの常識から大きく外れてしまう結果になりそうです。

世界基金は2011年より基金内で大改革を断行しつつあり、2013年秋の増資会合までに現状、不足額とされる15〜20億米ドルを世界各国から拠出するよう大変な努力を行っております。
日本国内も問題が山積みである中予算を巡る議論が厳しいことは承知しておりますが、上記のような状況下、補正予算で世界基金での拠出金が計上されない可能性が有ることは世界に対するメッセージとしてはマイナスとも受取られかねません。

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逢沢先生も状況を理解されると即、「これは大変な事態」と述べられ、「出来る限りの手を尽くしたい」と心強い言葉を戴きました。当団体は引き続きアフリカ日本協議会の稲場雅紀さんを始め、他の団体の方々とともに協働して本件に対応していきます。何としても「菅コミットメント」を2013年まで(3年間)で確行し、世界から信頼される国・日本の立場を貫きましょう。

posted by resultsjp at 16:33| Comment(1) | 世界基金
この記事へのコメント
ボノ氏、ウィンストン・ズル氏は日本は約束を守る国だと総理にお礼を述べました。洞爺湖サミットの時官邸
Posted by 白雪 at 2012年11月06日 10:57
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