2018年06月26日

結核患者に寄り添うために 〜ケニアのスラム居住区での取り組み〜

マギーは日本リザルツのスタッフです。
817208b5-7ba3-4eb2-b8e0-ecd6249a876d.jpg
看護師としての知識と経験を活かして、カンゲミ診療所を訪れる結核患者の
支援活動をしています。
また診療所での支援だけでなく、結核治療薬をきちんと飲んでいるか、何か困っていることはないか、
家族に感染していないかなど、患者の住んでいる地域の住民ボランティアと協力して患者を見守るのも
マギーの大事な仕事です。

この日、住民ボランティアと一緒に気になる患者の家庭訪問に行くというので、
診療所のあるカンゲミセントラル地区からキバガレ地区までついていくことにしました。

車やオートバイで混雑するバスセンターを抜け、橋を渡り、幹線道路から斜めに伸びる道をまっすぐ
歩いていくとトタン屋根のバラック住宅が見えてきました。小さな丘の斜面を利用して立っている
簡素なバラック群。軒先をやっと抜けられるほどの幅の路地をどんどん降りていった先に
患者の家はありました。
30〜40代と思われる男性患者で土間に直接敷かれた薄いマットレスの上に寝ていました。
投薬治療を中断した患者でかなり衰弱しているようでした。
一人暮らしで寝たり起きたりの患者を支えているのは近所に住む若いお母さんでした。
子供が3人いて忙しいから看病できないわ、と言いながら患者に水を汲んできてくれました。

DOTSという結核治療は薬の処方だけでなくちゃんと服用するところまで目の前で確認する方法で、
結核菌を叩き切るまでに大量の薬を半年にわたって飲み続けなければなりません。
この患者のように途中で治療をやめてしまう患者も少なくありません。
ですから、マギーや地域住民の患者に寄り添って治療の家庭を見守る取り組みの持つ意味は
大きなものがあると思います。
貧困にあえぐスラム居住区の住民に相互扶助の精神を語るのはなかなか難しいですが、
患者に寄り添う仕組みとそれを支えている住民の方たちをまじかに見て心強い気持ちになりました。

Chako
posted by resultsjp at 14:36| Comment(3) | 情報

2018年06月24日

第139回GII/IDIに関する外務省/NGO懇談会について

  6月22日の15時から17時、財務省中央合同庁舎第4会議室で、第139回GII/IDIに関する外務省/NGO懇談会が行われました。外務省、厚労省、17のNGOから総計30名が参加しました。今回の議題は、1)世界保健総会報告、2)G7/G20の保健関連報告、3)アルマアタ40周年関連、4)マラリア関連、5)結核関連、6)グローバルファンド関連、7)UHC2030ステアリング・コミッティ報告、8)世界栄養報告2017版概要報告・GGG+の情報共有、9)エボラについて、10)KEY ASKSキャンペーン写真撮影、の10テーマという多岐にわたるテーマが扱われました。
 中でも9月の国連結核ハイレベル会合に関しては、4月の世界結核議連会合、6月の国連結核ハイレベル会合CSOヒアリングの共有などの動きについて情報共有、意見交換がなされました。9月の国連結核ハイレベル会合が近づく中で、市民社会からの要望も改めて確認されるなど活発な会議となりました。また、同会合に関して、我が国からも総理の出席を期待するとの声がありました。また、G7とG20への対応については、G20については、市民社会からの意見の反映が重要であることが訴えられました。また、国連結核ハイレベル会合も含め、国際会議におけるNGOとしての広報活動の重要性が強調されました。最後に、2018年5月にアフリカのコンゴ民主共和国赤道州で発生したエボラ出血熱についてNGOから詳細な報告がありましたが、外務省からWHO等国連機関を通じて300万ドルの緊急無償資金協力が実施予定であるなど我が国の迅速な対応が報告されました。いずれにしても、外務省、厚労省の担当官とNGOの関係者との大変熱心な意見交換となりました。
 日本リザルツからは、2017年版世界栄養報告の日本語版を作成し、ホームページで閲覧可能とすべく準備中であること、2017年報告は、栄養改善とSDGsとの関連性が強まったことを報告しました。高齢者含めた健康問題、非感染性疾患(NCDs)問題への対応が、2020年の栄養サミットを踏まえて重要な課題であるとの発言が外務省からもあり、気持ちを新たにしました。本会合に先立つNGOの事前会合でも、栄養改善に関係する問題意識を有するNGOさんもあることが分かり、引き続きNGOの方々との情報交換が重要であると思いました。

IMG_7496.JPG



                                MK

posted by resultsjp at 11:54| Comment(6) | 情報

2018年06月22日

ワールドカップ

先日は日本が強敵に勝利した事もあり日本中がワールドカップで盛り上がっているようですが、私も我が家の高齢猫のせいで連日深夜におこされ、おかげで好ゲームを楽しんでおります。日本が勝った日は、その嬉しさが2,3日続き、満員電車もさほど苦にならず日々の仕事の疲れも忘れるくらいでした。

スポーツが私たちの健康に良いことは皆認めているところですが、スポーツ観戦も又、精神の健康に良い影響を与えている。と云われています。例えば自分が応援しているチーム等が勝利した時に脳内にあるドーパミンというホルモンが発生し充実感、満足感をもたらし、スポーツから得た純粋な感動が私達に元気を与え、ストレス解消にも効果的だそうです。

ワールドカップはまだまだ続きますが、眠気をさます様な日本チームの活躍を大いに期待したいと思い
ます。

HS
posted by resultsjp at 15:03| Comment(3) | 情報

革新的変化を求めて

皆さんは、人生の課題に対してどのような革新的変化を求め、取り組まれていますでしょうか。

現在、日本リザルツは、栄研化学が発明したLAMP法という結核診断法をケニアに取り入れ、結核患者の早期発見に役立てるための活動を行っています。

2018年6月18日から20日にかけて、栄研化学とヒューマンの職員達を講師に招き、カンゲミヘルスセンターで当センターの技師やクリニシャン達に研修会を開きました。

ランプトレーニング.JPG

こちらの写真は、カンゲミヘルスセンターの技師・アンダーソンさんとヒューマンのトレーナー・アンドレさんがランプを用いた結核検査に取り組まれている様子です。以前、アンダーソンさんは結核検査所の若手のホープだと聞きました。結核検査技師として、彼の更なる成長が楽しみです。

ランプ法研修.JPG

こちらの写真は、カンゲミヘルスセンターのクリニシャン・サラさんが結核検査に取り組まれている様子です。彼女は、結核検査の技師ではありませんが、3日の研修でLAMP法について深く学ばれていました。彼女のように、クリニシャンもLAMP法について学ばれることは、ヘルスセンター全体で新たな技術を活用していくために大切だと感じました。

結核検査法.JPG

こちらの写真は、栄研化学のトレーナー・金本さんがLAMP法の技術指導を行っている様子です。日本と異なる環境でランプの技術指導にあたり、金本さんや他のトレーナーの入念な準備に感心しました。

3日間のランプの研修会で、参加者達の多くの驚きと熱意を感じました。講習会の最後に、参加者のケニア人達にランプの導入と活用に対する思いを聞きました。すると、多くの結核患者を抱えるカンゲミヘルスセンターにおいて、LAMP法はとても役立つだろうという声を受け取りました。また、カンゲミからケニアの様々な場所にLAMP法を普及するために、日本リザルツの役割と努力が重要だという声を貰いました。これからも、多くの方々と共に歩み、LAMP法が必要な方々の手助けになるように努力をしていきます。

(智貴)




タグ:LAMP法
posted by resultsjp at 12:20| Comment(3) | 情報

2018年06月21日

ナイロビ 結核検査所 建設工事

日本リザルツはケニアのスラム街・カンゲミ地区で結核抑止プロジェクトを実施しています。
現在、より良い医療サービスを実施するために結核検査所を建設しています。

来週より塗装工事が始まります。

IMG_3380.JPG

IMG_3401.JPG

IMG_3409.JPG

内装工事では、洗面台・検査テーブル・棚などの材料が入り、完成に向けて
工事を進めています。
IMG_3402.JPG

IMG_3389.JPG
〈Shingo〉
posted by resultsjp at 21:58| Comment(3) | 情報