2016年06月06日

【結核ニュース】世界で猛威…耐性菌拡大、WHOが新手法奨励


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皆さん、こんにちは。先日、国内で結核の集団感染発生のニュースをお伝えしましたが、世界では多剤耐性結核が猛威を振るっています。

【毎日新聞】
世界で猛威…耐性菌拡大、WHOが新手法奨励
世界保健機関(WHO)は5月、多剤耐性結核の発見と短期間で安価に治療できる新たな手法を利用するよう奨励する声明を発表した。日本では「過去の病気」と見られがちな結核が、世界で猛威を振るっている。2014年の死者は150万人でエイズを上回り、全ての感染症の中で最多。主な薬が効かなくなる多剤耐性結核がインドや中国などで拡大している。ニュース原文はこちら



結核は終わった病ではなく、誰でもかかる危険性のある病気です。

咳や痰が2週間以上止まらない、胸に痛みがあるなど、気になる症状をお持ちの方は一度検査をぜひ。

結核予防会全国支部一覧



【結核information】
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【リザルツの過去の結核関係の記事】
【結核ニュース】29人が結核集団感染 千葉船橋

薬が効かない結核!?多剤耐性(MDR)結核について

STOP THE 結核!!大都会、渋谷でも集団感染!最近の集団感染事例。

結核の恐怖…結核についてどのくらい知ってますか?

以上です。

(いけのり)
posted by resultsjp at 15:12| Comment(2) | ストップ結核アクション

2016年06月03日

【結核ニュース】29人が結核集団感染 千葉船橋


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皆さん、こんにちは。また国内で結核の集団感染が発生しました。

【毎日新聞】
船橋市保健所は1日、29人に上る結核の集団感染が市内で発生したと発表した。発病者は6人(男性5人・女性1人)、感染者は23人(男性14人・女性9人)。保健所によると、市内に住む20代男性が昨年8月に結核と診断され、医療機関から届け出を受けた保健所が男性の家族4人の感染を確認。さらに、今年5月までに男性の友人や勤務先の25人の感染を確認し、うち6人が発病したという。保健所は、新たな感染拡大の恐れは極めて低いとみている。市内の結核集団感染は2013年11月以来。

ニュース原文はこちら

結核は終わった病ではなく、誰でもかかる危険性のある病気です。

咳や痰が2週間以上止まらない、胸に痛みがあるなど、気になる症状をお持ちの方は一度検査をぜひ。

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以上です。

(いけのり)
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2016年05月14日

朝日新聞「私の視点」(5/14朝刊)に成瀬匡則さんの寄稿文が掲載されました!

皆様、こんにちは。

5月14日付けの朝日新聞朝刊内の「私の視点」に、日本リザルツの白須も代表理事を務める

ストップ結核パートナーシップ日本 理事の成瀬匡則さんの寄稿文が掲載されました。

「結核のない世界へ G7で日本が対策主導を 成瀬匡則」

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Web版はこちらです。

結核は、誰にでも起こりうる病気であることが実体験に基づいて書かれています。

後半では、いよいよ来週に迫ったG7についても触れられています。

日本がグルーバルヘルスのリーダーシップを発揮できるよう、G7も成功させたいですね。


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薬が効かない結核!?多剤耐性(MDR)結核について

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(いけのり)
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2016年05月12日

【結核ニュース】入院患者や看護師16人が結核集団感染 茨城・古河

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茨城県古河市の病院で、16人の集団感染が発生しました。

以下、NHKニュースからの引用です。

入院患者3人が結核を発症していたほか、同じ病棟の入院患者と看護師合わせて13人が感染していることが分かりました。

結核の集団感染が確認されたのは、古河市にある「小柳病院」です。病院によりますと、去年12月、入院していた70代の男性が肺炎の疑いで別の病院で治療を受けたところ、結核を発症していることが分かりました。

さらに、今年2月までには結核を発症した男性と同じ病棟に入院していた60代と70代の男性2人も結核を発症していると診断されました。

このため病院では、3人と接触が疑われる入院患者と看護師など合わせて47人の検査を行った結果、


30代から80代の入院患者と看護師合わせて13人


が、結核に感染していたということです。結核を発症した3人の男性は、いずれも回復に向かっているほか、感染した13人の発症は確認されていません。

病院では、去年12月から発症が確認された病棟での入院患者の受け入れを中止するなど、感染の拡大防止に取り組んでいるということです。

ニュースここまで


結核は終わった病ではなく、30代でもかかる病気です。

咳や痰が2週間以上止まらない、胸に痛みがあるなど、気になる症状をお持ちの方は一度検査をぜひ。

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薬が効かない結核!?多剤耐性(MDR)結核について

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(いけのり)
posted by resultsjp at 10:28| Comment(2) | ストップ結核アクション

2016年04月18日

薬が効かない結核!?多剤耐性(MDR)結核について

皆さん、こんにちは。
4月16日、医療現場で抗菌薬(抗生物質)が効かない薬剤耐性菌が増えている問題を話し合うアジア・太平洋地域の閣僚級会談が、東京で初めて開かれました。
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【写真】時事ドットコムニュース

そんなわけで、今日は結核の薬剤耐性菌問題、「多剤耐性(MDR)結核」にスポットを当てようと思います。
(結核についてのおさらいはコチラから)


●多剤耐性結核とは?

結核の治療薬に対して、結核菌に抵抗性がついてしまうことです。
こうなると薬が効かなくなってしまい、治療が困難になります。

現在の結核の標準的な治療は、抗結核薬のうちの2〜4剤を使った6ヶ月間の多剤併用療法です。

標準療法に使用される抗結核薬のうち、最重要な『イソニアジド』と『リファンピシン』という、2つの薬剤に同時に耐性を持つ結核菌を「多剤耐性結核菌」と言います。



●多剤耐性結核に罹るとどうなるのか…

多剤耐性結核に罹ると、化学療法による治癒が非常に困難になります。
これを治療するには、フルオロキノロンや注射薬などを含めて5種類以上の薬が必要となります。
日本の結核全体の治癒率は80%以上ですが、多剤耐性結核では外科療法した例を含めても治癒率は50%程度になってしまいます。
治療期間も通常の結核の6ヶ月間に対し、多剤耐性結核は【約2年間】を要するそうです。



●世界中で深刻な問題に…

世界的に見て、最近この多剤耐性結核が増加しており、結核の増加を考える上でとても深刻な問題になっています。
もちろん、日本でも決して油断はできません(引用:大塚製薬HPより)。
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世界中で多剤耐性結核の患者は、毎年45万人が発生し、17万人が死亡しています。



●多剤耐性結核が生まれる背景

多剤耐性結核が生まれる背景には、次のようなものがあります。

・十分な治療を受けられないケース
・薬剤の服用が不規則であったり、途中で中断してしまうケース

不適切な治療により、体内で生き残った菌が遺伝子変異を起こして耐性化するケースがほとんどです。


●もっと恐ろしい事態も…

以上の事態に加えて、フルオロキノロンと注射二次薬(カプレオマイシン、アミカシン、カナマイシン)の少なくとも一つに耐性を持つ結核菌を、超多剤耐性結核菌又は広範囲薬剤耐性結核菌(XDR-TB)と言います。
こうなると、化学療法は事実上不可能で、治癒率は30%程度まで下がってしまいます。



●治療法「DOTS」について

そんな中、WHOは治療薬を確実に患者さんに服用してもらうためにDOTSという
治療システムを推進しています。

DOTSとは、

D…Direct
O…Observed
T…Treatment
S…Short-Course

の略で、日本語では「直接監視下短期化学療法」と呼ばれ、医療従事者が直接患者さんに薬を手渡し、目の前で服用を見届けるという治療方式です。

1989年にWHOの結核対策課長であった古知新博士が取りまとめ、広がりました。

日本では「感染症法」で「患者が規則的に服薬を完遂するように保健所と主治医が連携して患者を支援すること」も規定されています。

完治するまでちゃんと薬を続けるというのは、なかなか難しいことです、

皆で協力して治療していく仕組みは素晴らしいですね。


では、もっと結核の国の取り組みについて詳しく知りたい方はコチラ↓↓から。

改定版ストップ結核ジャパンアクションプラン

また有益な結核情報をお届けできるようにがんばります。

(いけのり)
posted by resultsjp at 09:47| Comment(2) | ストップ結核アクション