2017年05月26日

釜石生活64 〜方言考〜

一般的に、東北の方言は強いという印象があります。
実際、年輩のネイティブの方同士の会話は、釜石在住7か月ほどの私には聞き取れないことが度々あります。

先日、仮設住宅にお住いのひとり暮らしの方などに、毎日お声掛けされている支援員の若者とお話しする機会がありました。見かけは、つけまつげに濃いアイラインで、いわゆる”今どきの若者”なのですが、支援員として気を付けていることについて、彼女はこんなことを言われたのです。
「浜言葉」のおじいさんには少々荒く早口な「浜言葉」で話し、遠野に近い橋野方面では「遠野弁」交じりで対応するし、鵜住居あたりは、大槌・山田・宮古などの「北前弁」を使ったりしている、と。すごいホスピタリティです…
それで、彼女があるおじいさんから言われて励みになったのは、「(この部分を浜言葉で再現できなくて残念です)あなたと話していると、津波で流された連れ合いが生き返ったみたいに思う」という言葉だそうです。

方言というのは、その土地で生まれ、使われ、慈しまれ、継承されていくもので、だから温かく、懐かしく、そして切ないのでしょう。

岩手県出身の歌人 石川啄木の「ふるさとの訛なつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにゆく」という短歌はあまりにも有名ですが、この歌の中の方言にまつわる切ない気持ちも、毎日岩手県の方言を聞いて暮らしているからこそ、しみじみと分かるようになってきたこの頃です。(鈴木)

posted by resultsjp at 18:18| Comment(2) | 東北復興支援

釜石生活63 〜釜石新聞〜

東日本大震災から3か月後の2011年6月11日に創刊し、もうすぐ6年になる「復興釜石新聞」(以下、釜石新聞)という新聞があります。週2回、水曜日と土曜日に発行され、約5,000戸に配布されています。
その「釜石新聞」に広告を出してみました。
5-末-青葉通りこどもの相談室.jpg

全体からみると10cm×9cmの小さなスペースですが…
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「釜石新聞」といえば、「青葉通り こどもの相談室」開設時にも記事にしていただきました。
http://resultsjp.sblo.jp/article/177790218.html

望んでいる人、興味のある人、必要に迫られている人に情報が伝わり、一人でも多くの参加がありますようにと願います。(鈴木)

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2017年05月19日

釜石生活62 〜生活応援センター〜

今日は、釜石市の中でも、相談室からは一番遠いエリアへチラシを持って行きました。
栗橋地区というエリアです。
写真はそこの集会所と生活応援センターです。

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あんまり緑がまぶしくてきれいだったので、集会所の裏に広がる景色も撮りました。

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私はこの「生活応援センター」という名称が気に入っています。釜石市は8つのエリアに分かれていて、各エリアに「生活応援センター」が設置されています。
各センターには、保健師などの職員が配置され、保健・医療・福祉・生涯学習(公民館)活動のほか、住民票の発行などの行政窓口を一体化した総合的なサービスを行っています。
また、生活応援センターでは、地域住民といっしょに考え、ともに実行する「協働」の取り組みを進めています。
地域の現状を捉え課題を見出し、自分たちにできることは何か?を確認しながら、人と人とのネットワークをつくり、健康で安心して暮らせるまちづくりを目指している場所であり人々なんです。
素敵ですね。相談室も、そうありたいと思います。
「青葉通り こどもの相談室」が入っている青葉ビルも、釜石地区の生活応援センターですから。(鈴木)
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2017年05月16日

釜石生活61 〜弁護士相談会〜

5月13日(土)、弁護士相談会を開催しました。
4月末に来釜していた(6月から日本リザルツ スタッフとなる)冨澤さんによる相談会看板を椅子の上に置きました。002.JPG

ダンボール箱を利用して作成してくれましたが、その手作りの温かさとかわいらしさで、入り口も明るくやわらかい雰囲気になりました。
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今日のご相談は2件で、ご担当いただいたのは、「釜石ひまわり基金法律事務所」の、加藤静香先生の後任の多田創一先生でした。
ご相談内容はやはり、未成年の子どものいる夫婦の離婚に際してのことでした。
釜石でも、婚姻届の受理数:離婚届の受理数= 3:1 で、全国平均より若干高い数値となっています。
相談者ごとに、弁護士の先生とのお話しの後、レビューする時間を取りたいと思いつつ、次の相談者がいらっしゃって、レビューやフォローはできていませんでした。
今回は、その当日にはできませんでしたが、月曜日、火曜日でフォローアップができました。

離婚は人生の一大事で、初めて直面することですから、誰だって慌てますし、動揺します。
今回も、多田先生が回答された内容を60%くらいしか理解されていなかったり、確かに聞いてはいたのに、メモしておらず忘れておられたこともありました。こうしたレビューというかアフターケアというかフォローアップは必要だと実感しました。他の学習会へも、お誘いしていきたいと思います。(鈴木)

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2017年05月10日

釜石生活60 〜山林火災〜

釜石市の山林火災は発生から3日目を迎えました。火の勢いは弱まっているそうですが、現場周辺では昨夜も夜を徹した警戒が続きました。
この山林火災で9日までに400ヘクタールが焼失したとみられています。避難指示が出ている尾崎白浜地区では、9日、集落から約300メートルの地点まで火が迫ったそうです。
9日は町中が白く煙って、焦げ臭いにおいがたち込めていましたが、今日は朝から雨模様で、灰を洗い流してくれています。車のワイパーを動かした端には、真っ黒な灰のかたまりができていました。

山林火災によって、山を追われた熊や鹿が町におりてくるようで、今朝はいつもよりたくさんの鹿を見ましたし、朝6時半ごろから「熊出没注意」のアナウンスが流れていました。

早く鎮火してほしいものです・・・(鈴木)
posted by resultsjp at 10:22| Comment(1) | 東北復興支援