人と人を「つなぐ」ことで、10年という長い年月が経っても、災害を風化させず教訓として活かすことにつながっています。
阪神・淡路大震災の経験者が東日本大震災の復旧復興に従事。東日本大震災の経験者は、その後起きた熊本地震で復旧・復興の有力な人材となったそうです。
女川町には防波堤は設置されず、堤防の上に道を建設しました。道の先に公園を作り、「シャッターが閉まった商店街にしない」をモットーに、御殿場や軽井沢のようなおしゃれな商店街を立ち上げました。各店舗には、日本各地から移り住み、女川町の方々から起業するサポートを受け、若い方が地域性を活かして様々な商売を営んでいるそうです。
素晴らしいのは、そのアウトレットモールのような商店街では、お客様、住人の方々が、日常的に避難訓練を行っていることです。
震災を風化させず、忘却を防いでいる良い例だと感じます。(Nom)