2018年02月20日

【怒りの表現】

2018.2.15
釜石児童(小学生)にアンガーマネジメントをお伝えする機会をいただきました。
自身の怒りについて、絵で表現するワークを実施いたしました。
怒りを『眼の血走ったドラゴン(竜)』や『家自体や家族全員が怒っている』とイメージする児童も見受けられました。

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様々な色の中から、紫色や赤色といった不安定さや攻撃性を想起させる色を選択する場面が多く、また、単一色での表現が多かったことが特徴的でありました。参加された児童の年齢では、怒りが衝動的かつ他の感情(他色)の混じり難いものであることが窺えます。
今回の貴重な情報を踏まえながら、今後の釜石地域の児童メンタルヘルスケアへの拡充を目指していきたいものです。

青葉通りこどもの相談室 和賀
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2018年02月15日

【一輪の花】

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先日、高等学校通信教育を受講されている生徒に、総合的学習スクーリング(面接指導)する機会をいただきました。

キャリア教育のスタイルを取り、双方向的なワークを行いました。
具体的には、自己紹介のワーク、自己表現および自己肯定のワークです。
自己紹介のワークでは、生徒の自己紹介に、質問を掛け、会話を重ねていく方法。
これによって『会話することの心地よさ』が体感できます。
自己表現および自己肯定のワークでは、『自身のやりたいことを参加者の前で発表』。
その場で『否定されない体験づけ』を経験していただき、『自己肯定感の芽生え』を目指しました。
みなさん、緊張の面持ちでありましたが、自身の言葉で、自身の気持ちを表現されていました。

高等学校通信教育を受講されている生徒の中には、様々な家庭環境や自身の境遇等があることは容易に想像されます。
参加されたみなさんに、それぞれ内包している問題や課題はあるものの、それに対処する術が見つからない状況が見受けられました。
状況を打開するために、もがき苦しみ、そのストレスから自傷する生徒もいるということです。

今後、不定期であっても、このような生徒さんにアプローチが可能となれば、未来の釜石地域におけるメンタルヘルスケアの地域予防に繋げていけるものと信じております。

何より、健気に咲く『一輪の花』のように、精一杯頑張っている生徒のみなさんの姿が、印象に残りました。

青葉通りこどもの相談室  和賀
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2018年02月07日

【通学路】

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15:00過ぎになると、この道を釜石児童が駆け抜けていきます。
相談室の前で立ち止まる児童も多くなってきました。

学校の事
友達の事
家族の事
将来の夢
『アメの先生、今日ね〜♪・・・』
『アメのおじちゃん!あのねっ!!あのねっ!!!・・・』
色々な事を笑顔いっぱいにして、伝えてくれます。

不安な事
辛かった事
悩んでいる事
溜めこんだ気持ちを、訥々と話してくれる児童も存在しています。

色々な気持ちを抱えながら、彼ら、彼女らは、この通学路を駆け抜けていきます。

児童の気持ちに寄り添いながら、相談室は何ができるか、何をすべきかを模索している毎日です。


青葉通りこどもの相談室 和賀
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2018年01月31日

【ゴム鉄砲職人】

相談室の窓は道路に面していますので、下校途中の小学生とコミュニケーションする事もしばしば。
ほとんどは、家にランドセルを置いてから、相談室に遊びに来ます。

そんなある日、道路からジーッと相談室を見つめている男の子がいました。
小学1〜2年生くらいの初めて見る男の子です。
声を掛けると、『ゴム鉄砲を作りに来た』と言います。
それから、相談室前の椅子に座って、リュックサックから割箸や輪ゴム、ハサミを取り出していました。
私が覗き込むと、自慢げに材料や道具の説明をしてくれます。

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手慣れた手つきではあるけれど、どこかおぼつかない様子で、10分ほどで組み上がりました。
試射してみると、4〜5m先の的に命中するほどです。

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男の子は、自信満々の笑みを浮かべています。
続けて、二連射できるようにもカスタマイズ。
見事な出来栄えです。

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写真の承諾を得ている最中に、男の子は帰り支度を整え、颯爽と帰宅されました。

どうやら、わざわざゴム鉄砲作りを見せに来てくれたようです。
カッコいいゴム鉄砲職人さんとの素敵な出会いでした。


青葉通りこどもの相談室 和賀
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2018年01月24日

【被災した子どもの養育相談支援事業『支援者研修会・喪失』開催のご報告】

2018年1月18日(木)
釜石市保健福祉部子ども課委託事業
被災した子どもの養育相談支援事業
『支援者研修会・喪失』を開催いたしました。

≪講 師≫
 国立大学法人 岩手大学
 三陸復興・地域創生推進機構
 特任准教授(臨床心理士)
 佐々木 誠 氏 
≪テーマ≫
 喪失

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喪失は、『大切な人や生きる支えになるような物事(事柄)を失うこと』です。
喪失は、誰にでも起こりえる現象です。

喪失を学び、知識を身につけ
喪失を経験した子どもの心を理解しながら、子どもの心にふれることで
喪失を経験した子どもの心を理解した上で、子どもの心に添う支援が可能となります。

死別は、トラウマティックな喪失
離別、行方不明、認知症等は、曖昧な喪失となります。
参加者の中には
家族との死別を経験された方
ペットを亡くしペットロスを経験した方などがおり
講演内容に共感されている場面が多く見られました。

今後、学んだ知識や技術を、釜石の子ども達の支援に活かしていきたいものです。

青葉通りこどもの相談室 和賀
posted by resultsjp at 13:51| Comment(1) | 東北復興支援