2012年06月21日

ハイチの病院紹介 その2

今回紹介するのは、グレース小児病院。

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小児病院なので、入院できる患者は子供だけですが、外来には子供から大人まで幅広い人々が訪れます。
特に結核や、HIV・エイズの検査・治療を行っています。


2010年1月の地震で大きな被害を受け、一部建物も崩壊しました。
現在は、コンテナ製の建物が立ち並び、日々多くの患者を受け入れています。

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検査技師たちの働くラボも、こういったコンテナ製の建物の一部にあります。

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患者が医師からもらった処方箋を持ってお金を払い、必要な検査を受けるところ。
コンテナとは言っても、立派な建物です。


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患者が、結核検査用の喀痰を提出するところ。
この場所は、私がこちらに来た数か月前はまだありませんでした。少しずつですが、復興が進んでいるのだと感じます。



一緒にLAMP法を実践してくれている3名の検査技師。

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いつも冗談を言い合って、時には歌い、時には踊りながら仕事をする、とても楽しい3人です。

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2012年06月14日

ハイチアート

ハイチの絵画は、独特の色使いで世界的にも高く評価されています

よく道端に並べて絵が売られていて、外国人がお土産に選んでいる姿も見られます。

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ハイチ人画家のひとりで、日本でも個展を開いたことのあるAlbott Bonhommeさんのアトリエを見せてもらいに行きました。

ちょうど新しい作品を制作中で、見学させてもらいました。

真っ黒に塗ったキャンバスに、彼の絵の特徴でもある緑を重ねて、自然豊かなハイチを描きます。

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真ん中に見えるパパイヤの木や、手前左のバナナの木など、ハイチでよく見る植物ばかりです。

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最後に鳥を描いて。。。

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完成です。

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終始、描いているものや手法を、楽しく説明しながら絵を完成させていき、エンターテイメントとして楽しみました。
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2012年06月06日

シスターの意志を継ぐハイチの医師たち

6月6日、参議院議員会館のB103会議室で、
「ハイチからの報告会 with 絵画展」が開催され、日本リザルツも参加しました。

この会の呼び掛け人である藤田幸久財務副大臣、
谷合正明、姫井由美子参議院議員、首藤信彦衆議院議員、NGO Future Codeをはじめ、

西村ちなみ、水戸まさし参議院議員、
玉置公良、相原しの、坂口直人、吉田統彦衆議院議員、
外務省中南米局の野口泰氏や国際協力局、総合外交政策局、
NGOの難民を助ける会やPlan Japanなど、多くの方々が参加しました。

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NGO Future Codeの大類隼人代表は、
リザルツが現在実施している「ハイチにおける結核患者発見拡大プロジェクト・第二期」で、
2月下旬にハイチに渡り、現地検査技師へのLAMP法研修を担当した医師です。

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今回、NGO Future Codeは、
「ハイチ呼吸器疾患における人材育成プロジェクト」のため、
ハイチ人医師であるグィー・ジャッセン医師とジェルタ・パスカル医師の2名と、
通訳兼コーディネーターのマック・ケビン・フレデリック氏を兵庫医科大学に招聘し、
医師たちは、一ヵ月半呼吸器疾患や結核対策について集中的なトレーニングを受けます。

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ジャッセン医師は、シグノー結核療養所で須藤シスターの片腕として活躍する医師で、
パスカル医師は、両親を結核で亡くし須藤シスターの養子となり医師となりました。
リザルツと大変関わりのある現地医師たちであります。

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日本で彼らと再会することができ、うれしく思い、
今後ハイチにおける結核対策に大きく貢献してくれると期待しています。
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2012年06月05日

ハイチの病院紹介 その1

今回は、本事業で私が活動している病院の一つを紹介したいと思います。


ポルトープランス市内中心部にある、ポルトープランス結核療養所。
通称、サナトリウム。
入り口からすぐ「とても」急な坂を上ると、新しく建てられた病棟にたどり着きます。

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2010年1月12日の大震災によって、病院が跡形もなく崩れてしまい、多くの方が亡くなりました。


それ以来、テントでの診察・治療が行われてきました。

今では再建が進み、診察など一部の病院機能は新病棟に移りましたが、院長室や事務室、検査ラボなどは、今でもテントや仮設棟で業務を行っています。

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栄研化学株式会社が開発した結核検査法のLAMP法を、ともに実践している検査技師たちが働いているラボも、このようなテントの中にあります。

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ここで、結核の顕微鏡検査や、血液検査、HIV検査などが行われています。



LAMP法を実施している検査技師2人。

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患者さん想いで、自分の意見をしっかり持っている、おしゃべり大好きなラボのリーダー、マーリーズ(右)と、
頭の回転が速く、几帳面にきっちり検査をこなす、落ち着いた雰囲気のクレア(左)。
ふたりとも、本事業第1期からLAMP検査を行っているベテランです。


LAMP検査の様子。

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2012年05月22日

国旗の日

5月18日は、「国旗の日(Fete de Drapeau)」という祝日でした。

ハイチの国旗は、1803年5月18日に初めて制定されました。
最初の国旗は、首都ポルトープランスから北へ30キロほど離れたアーカイェ(Arcahaie)という街で作られ、今でも「国旗の日」には盛大なお祭りが開かれています。

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行進の練習をする子供たち


ハイチの複雑な歴史と共に、国旗は何度もそのデザインを変え、現在の国旗は、独裁政権が集結した後の1986年に制定されました。

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国旗の中央には、国章がデザインされています。
「団結は力なり」というメッセージの書かれたリボンの上にヤシの木がそびえ立ち、それを囲むように、独立を勝ち取った大砲などの武器の他、ハイチ文化の象徴である太鼓やトランペットなど楽器が描かれています。

また、国旗の青はアフリカ系黒人を表し、赤はムラート(混血)を表しています。


今回、209回目を迎えた「国旗の日」。

マーテリー大統領はスピーチの中で、
「2010年1月12日(現地時間)に起きた大地震は、国民が団結するきっかけになった。
しかし、その団結は、困難の中にしか存在しないものではない。
確かに、我々は貧しいかもしれないが、団結すれば素晴らしい力を発揮できる。
全ての国民が、ハイチ再建のための石を持っていて、みんなが力を合わせれば、それは可能である。」
と述べました。

国旗にデザインされた「団結は力なり」。
これからも、ハイチの復興に向けて、支援していきます。

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