2023年01月07日

信州発!蚕で食料不足に取り組む

近年、世界的な人口増加によって、食料不足が懸念されています。

そのような中で、期待が寄せられているのが昆虫食。

一時、衰退していた蚕産業にも注目が集まっています。


蚕は、高タンパク・低脂質で食物繊維やビタミン類も豊富です。また、かつて人々がシルクを取るために飼育された昆虫のため、「飛ばない」「共食をしない」「桑の葉しか食べない」「密集度が高い」などの特徴があります。つまり、飼いやすく、低コスト、量産にも適しており、持続可能です。


かつて長野県は絹、生糸産業で栄えていたので、養蚕に関する研究が進んでいます。

その蚕の利用を牽引するのが信州大学繊維学部の塩見邦彦教授です。約30年、蚕の生態や品種改良などの研究を続けてきました。そして、2021年4月に、ベンチャー企業の佐藤亮氏と共同で、蚕原料の製品の研究開発に取り組む株式会社Morusを創業しました。


同社は、蚕を原料にしたカイコパウダーの研究開発や提供を進めています。カイコパウダーは、人の食料だけではなく、家畜の餌や飼料、化粧品、医薬品の原料にも活用できます。同社は各目的に即した製品を生み出すため、さまざまな業界とも連携しています。


Morusの公式サイトはこちら:


https://morus.jp/jp


リザルツでも昆虫食の勉強会を開催するなど理解を広げています。


勉強会の様子はこちら:

http://resultsjp.sblo.jp/s/article/189988187.html


蚕は取り扱っている企業が少ないため、非常にチャンスのある分野でもあります。

私は長野県出身で、小学校の行事で蚕の博物館を訪ねるなど、蚕の話に触れる機会が沢山あったことを覚えています。今後の展開を楽しみにしています。


参考資料

https://www.nhk.or.jp/radio/magazine/article/nhkjournal/tdY6Hb1tI2.html

https://news.minory.org/373541.html/amp


クーパー

posted by resultsjp at 16:30| Comment(1) | 栄養問題

2021年03月03日

トイレを利用した健康管理の新事業(新聞の宣伝記事から)

宣伝記事からブログを書きました。
メーカーの宣伝になる可能性があるので新聞記事の表示は控えますが、この日本のメーカーはトイレにセンサーを付加して各種の健康管理を行うイノベーションを推進してゆくようです。
栄養のあるものを食べたら、体が吸収したあとはトイレになりますので、緊密な関係があります。
トイレにいったあと、野菜などの栄養が足りないとかメッセージが出るとか検討しているようです。栄養問題では先進国でも課題が多いため、先進的な日本の技術で健康増進を図ってゆくようです。

栄養は奥が深く、いろいろな分野で、日々の健康管理・栄養管理が簡単にできる未来を期待いたします。

(なかちゃん)
posted by resultsjp at 16:14| Comment(2) | 栄養問題

2021年02月09日

第一回栄養目覚めセミナーの準備

2月8日月曜日、朝6時45分に会場へ集合、第一回栄養目覚めセミナーが開催されました。
今回は、事前準備(5日金曜・7日日曜)の様子をお伝えいたします。

横断幕が出来上がりました。
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参加者の名札も準備できました。
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こちらは今回のメイン資料セットです。GO TO TOKYOのクリアファイルは新しく作成したばかりです。
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会場でのトイレのご案内の矢印も出来上がりました。
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ジュネーブにいらっしゃる山本尚子先生とのオンラインが上手くいきますように。(Nom)



posted by resultsjp at 10:53| Comment(2) | 栄養問題

2021年01月25日

IFPRIアドボカシー

2021年1月24日(日)公明新聞に、日本リザルツが応援している国際食糧政策研究所(IFPRI)の所長を務めるヨハン・スウィネン氏のコメントが掲載されておりました。
今年は日本で「東京栄養サミット」と「国連食糧システムサミット」が開催される予定です。スウィネン氏は欧州委員会の経済顧問、世界銀行リードエコノミスト等を歴任されており、日本政府のリーダーシップのもと、連携をより深める機会としてコロナ危機に打ち勝つ強靭な食料システムを構築していきたい、と情熱をもって対応されております。(Nom)
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posted by resultsjp at 09:15| Comment(3) | 栄養問題

2020年09月26日

海外でのある活動

先日、国際食糧政策研究所(IFPRI)の上級研究員の方からメールが届いておりました。
こちらの機関は、現在、アフリカ三カ国で活動をされてます。
日本の様々な民間企業・NGOと連携する事で、日本が戦後成し遂げた栄養不足と栄養過多の両方を克服するノウハウをその地域にあった形で上手く応用し、導入・維持する事を進めてます。

例えば、お魚を加工する技術を日本のNPOと連携し、現地の方々へその技術を伝える等、といった活動は、魚好きの私にとって応援したくなる活動の1つです。
コロナ禍でも負けない、免疫力維持の栄養と衛生を、その土地・文化にあった形で応用し導入されるプロジェクトが成功されますよう応援しております。                                      (Nom)


posted by resultsjp at 17:52| Comment(2) | 栄養問題