スカシユリ

昨日、白須が国立のお花屋さんで「スカシユリ」を購入し、事務所に飾ってくれました。
「スカシユリ」は「はまゆり」の別名です。
昨日はつぼみで、どんな色のお花が咲くか楽しみでしたが、今日は1輪開きました。
きれいな色ですね。「可憐」という言葉は「すみれ」のためにある言葉だと長いこと思ってきましたが、今日は、この「スカシユリ」こそ可憐だわ〜と思いながら眺めています。
釜石の「はまゆり」とは少し種類の違う「スカシユリ」のようですが、これはこれで、何とも言えずきれいなお色です。


千葉大学環境健康フィールド科学センター自然セラピープロジェクトでは、生花の視覚刺激がもたらす効果について、様々な生理測定を行った結果、「リラックス時に高まる副交感神経活動は29％亢進し、ストレス時に高まる交感神経活動は25％抑制されることが明らかとなり、生花の視覚刺激がもたらす生理的リラックス効果が検証されました」と発表しています。
難しいことはさておいても、お花はいいですね。
心和むひとときを与えてくれます。（鈴木）

イボンヌとはまゆり

8月18日に釜石で開催した『はまゆりプロジェクト：はまゆり哀悼の集い』までには、多くの方々に関わっていただき、ご支援をいただきました。

6月に来日したイボンヌ・チャカチャカさんもその一人です。

はまゆりプロジェクトでは、東日本大震災によってお亡くなりになった方々、行方不明の方々1,141名に釜石市の花『はまゆり』を捧げ、哀悼の意を伝えたいと、これまで1,200本ものはまゆりのリボンフラワーを作ってきました。

この6月、イボンヌがGAVIのチャンピオン（大使）として来日しました。
※GAVI：途上国へのワクチン支援を行う世界的アライアンス

世界には予防接種を受けられなくて苦しむ人々がたくさんいる。
しかし日本にも、東日本大震災により辛く悲しい思いを抱える方がたくさんいる。

そんな思いのもと、釜石の方々の痛みを分かち合い支えになりたいと、はまゆりプロジェクトに参加し、『はまゆり』をていねいに作ってくれていました。

今年6月の写真




当時まだこのくらいだった『はまゆり』が・・・


イボンヌやさまざまな方の思いでこんなに増えました。

1,141名の方にもこうした思いが届くと願います。

ところで、この日の凧揚げのようすもすでに過去のブログで紹介していますが、
実はこんな凧も・・・


GAVIの凧

GAVI（途上国でワクチン支援を必要とする子どもたち）、UNRWA（ガザの紛争の中で懸命に暮らす人たち）、釜石の方たち、等、さまざまな思いを乗せて空に舞い上がりました。

はまゆりサミット

「はまゆりサミット」は、TICAD V出席のために来日した際に被さい地を訪れた「アフリカの歌姫」イボンヌ・チャカチャカさんが私たちに伝えたかったこと〜「本当の豊かさをともに考える」〜を主題にしたサミットです。

第1回目「被さい地における栄養、健康と人間の安全保障シンポジウム」は9月15日（日）に釜石市で開催予定で、「とも＆てつ」の村上智美と日置哲二郎も出席します。このシンポジウムでは、栄養や結核、親子の絆、そして被さい地が抱える課題について、「ともに考える」予定です。