2014年11月04日

ラリー・リード3日目 一橋大学秋季公開講座に出席

さてご報告が遅くなってしまいましたが、ラリー・リードの来日3日目です。
3日目はまず朝に、くにたち夢ファームプロジェクト・メンバーとの懇談会を行いました。
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リザルツ韓国代表のサニー・キムも参加しました。
生活困窮者のことからマイクロファイナンス、更に日本と韓国の関係など話は多岐に及びました。
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その後、一橋大学に移動し、特別応接室にて佐藤一夫国立市長との会談を行う機会がありました。市長は、同日に弔事や会合など忙しかったのですが、その合間を縫ってラリー・リードやサニー・キムと会い、最新のマイクロファイナンスに関わる情勢などをヒアリングし興味を示されました。また国立市は全国の自治体に先駆けてヘイト・スピーチを禁止する条例を出したことも披露されました。
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真剣に耳を傾ける佐藤市長、横は上村和子国立市議会議員。
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その後、一橋大学での秋季公開講座で研究者の方々とともに発表しました。ラリーからはマイクロファイナンスの歴史を紐解きながら、最近、特に先進国で起こっていることなどについて説明があり、聴衆の皆様は大変興味深く聞き入っていました。またこの機会にくにたちマイクロファイナンスについても説明させていただくことができました。

会場の様子。
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聞き入るラリー・リード。この後、登壇しました。
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くにたちマイクロファイナンスの説明も行いました。
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無事日程が終わり、最後は中華料理店で簡単な打ち上げをしました。
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3日間、彼と一緒に行動し、とても勉強になりました。
今回の来日を機会に色々なアクションを起こすことができたのでぜひ確り育み、彼の言う、マイクロクレジット・サミット・キャンペーンの大会を日本で行えるよう、マイクロファイナンス活動を盛り上げていきたいと思います。
(和邇)
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2014年10月29日

ラリー・リード来日2日目 マイクロファイナンスに関わる意見交換会

ラリー・リードの来日を迎えた2日目の10月24日午後に、日本リザルツオフィスでマイクロファイナンスに関わる意見交換会を行いました。

今回の意見交換会はポストMDGsや世界銀行目標にマイクロファイナンスが如何に寄与するかという点についての情報交換や日本から発信するマイクロファイナンスの可能性について話し合うことなどできればと考えて企画しました。とは言うものの難しいことはさておき、何よりもラリー・リードが来たこのタイミングで最近、情報交換が少ないマイクロファイナンス関係者が交流することこそ第一とも考えております。

急なご案内になってしまいましたが、外務省や財務省を始め、国際機関、JICA、NGO、メディアなど25名近くの方が参加されました。

最初に各自のご挨拶から始めました。
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黒崎卓一橋大学経済研究所教授が意見交換会のモデレーターです。
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まずは田村政美外務省国際協力局地球規模課題総括課長からご挨拶をいただきました。
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ラリー・リードからマイクロクレジット・サミット・キャンペーンの意義と現在、最も注目されている話題などについて説明がありました。
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今、トピックとなっているのは、マイクロファイナンスにおけるモバイル・テクノロジーの導入です。新しいモバイル技術が資金調達と投資の両面で大きなイノベーションを引き起こしているそうです。例えばFACEBOOKとPAYPALを駆使して資金調達を行い、スモール起業家に直接ファイナンスを行う(マイクロファイナンス機関を通さない)ことは米国では相当程度、常識になっているそうです。また途上国では、保健課題とマイクロファイナンスを結びつける傾向が顕著になっています。単純な融資だけを提供するマイクロファイナンス機関は資金調達にも困難をきたすという背景事情があるそうです。
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その後は活発な意見が飛び交います。財務省国際局開発政策課の池田洋一郎開発政策調整室長からも世界銀行バングラデシュ事務所へ派遣されたときの経験や知見などを披露いただきました。
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各NGOからも問題提起がありました。オイコ・クレジット・ジャパンの粟野晴子さんが口火を切ります。
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リザルツ韓国代表サニー・キムも今回の会合に参加するために来日しました。彼女からは、市民のアドボカシー活動が政府のマイクロファイナンス政策へインパクトを与えたカナダの事例の発表などがありました。
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最後に元朝日新聞編集委員の田辺功先生から纏めの言葉をいただきました。
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意見交換会が終了した後も長い間、名刺交換やご挨拶が続きます。
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今回の意見交換会ではマイクロファイナンスにまつわる様々な話題が話し合われ、何か斬新な結論などを得たわけではありません。しかし夫々がユニークかつ素晴らしい考えがあることがよくわかり、楽しい会合となりました。
ラリー・リードも終了後、キーパーソンが集まって本当に良い会議だったね。マイクロクレジット・サミット・キャンペーンを日本で開催したいなあという感想をもらしていました。
これからのマイクロファイナンス運動を盛り上げていく上で良い弾みになりそうです。

明日は一橋大学秋季講座でいよいよラリー・リードも講演です。

(和邇)
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2014年10月26日

ラリー・リード来日。パレスチナの夕べに参加

米国マイクロクレジット・サミット・キャンペーンの理事かつ責任者のラリー・リードが遂に来日しました。初めての日本訪問にラリー・リードも緊張と期待が入り混じった気持ちだそうです。

早速、成田空港からオフィスに着くや否や、代表の白須紀子とともに羽田雄一郎参議院議員と面会しました。
羽田議員の父、羽田孜元首相は1997年の歴史的なマイクロクレジット・サミット・キャンペーンで演説し、爾来キャンペーンの共同議長を務めていることから、今回の面談が実現する運びとなりました。
羽田元首相のお話を始め、二人とも大いに盛り上がり、邂逅したそうです。

その後、本ブログでもご照会しているシンポジウム「パレスチナ難民の今を考える〜パレスチナの夕べ〜」に参加しました。

会場には少し早く着きました。開始30分前でもご来場者がもう来ています。
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ピエール・グレヘンビュールUNRWA事務局長登場。あっという間に満員です。
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パレスチナの夕べの講演者の迫力に満ちた講演は圧倒されるものがありました。
ガザを救うためにここに来た、今ここでという思いが伝わってきます。ラリーも感銘を受けたと。

対談で次々と語る3人。ワリード・シアム駐日パレスチナ総代表部大使、清田明宏UNRWA保健局長、ピエールUNRWA事務局長。一体となった姿は神々しく、まるで西方から来た三聖人に見えました。
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一言も洩らさず聞こうとする聴衆、漂う緊張感。
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ラリー・リードも聞き入っています。
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階段で座り不動の姿勢の参加者。
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立ち見でも微動だにせず。
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第一部講演会では、岸本周平衆議院議員、大野元裕参議院議員が出席、静かに講演を見つめます。
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菊田真紀子参議院議員、姫井由美子前参議院議員も熱い視線を注がれていました。
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第二部でも、ラリーは参加し、UNRWAのピエール事務局長を始め、外務省国際協力局の伊藤毅緊急・人道支援課長、JICAの岡村邦夫上級審議役にご挨拶して話し込んでいました。

第二部も定員を大きく超える100名近くの人達が集まりました。
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伊藤課長とずっと話し込むラリー・リード。二人は気が合うのでしょうか。
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逢沢一郎衆議院議員が登場。会場が沸きました。
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初日は到着するなり、慌ただしくもありましたが充実した一日となりました。
明日以降はいよいよマイクロファイナンス関連の会議が目白押しです。
(和邇)
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2014年10月17日

米国マイクロクレジット・サミット・キャンペーン責任者のラリー・リード氏来日決定!

先週、一橋大学の秋季公開講座をご案内しましたが、追加でお知らせです。

この度、米リザルツ教育基金本部が運営するマイクロクレジット・サミット・キャンペーン(Microcredit Summit Campaign)の運営責任者であるラリー・リード(Larry Reed)氏が来日することになりました。
この機会を捉えて、関係者の方々と様々な会合の機会を設ける予定です。

マイクロクレジット・サミット・キャンペーン は全世界で2,000以上の団体が加盟し、2015年までに、世界の最貧困層の1億75百万人、特に女性がマイクロクレジットを利用できることを目標に毎年、世界各地で大規模な会合を行っています。1997年のワシントンでの歴史的な会合では羽田孜元首相や広中和歌子参議院議員(当時)が出席し、ムハンマド・ユヌス博士が一躍世界的に知られるようになったことで有名です。
ラリー・リード氏は、マイクロファイナンス機関で実務に従事した後、マイクロクレジット・サミット・キャンペーンに加わり、以来25年間、活動を続けています。

現在、当団体は、本邦から世界に発信するマイクロファイナンスプロジェクトを立ち上げるために一橋大学経済研究所黒崎卓教授とともに国立市に働きかけ活動を進めています。この活動もマイクロクレジットサミットキャンペーンの一つとしてぜひラリー・リード氏に直に見てもらいたいと思います。

今回、彼は日本の活動を視察するとともに、包摂的な金融活動が2030年までの貧困一掃というポストMDGや世界銀行目標に如何に寄与するかという点についても意見交換を行いたいとしています。
ぜひ今回の機会に、今、若干踊り場にあるような日本のマイクロファイナンスへの関心に、弾みをつけたいと思います。乞うご期待です。

2014年6月に米国リザルツ教育基金国際大会で講演するラリー・リード氏
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(和邇)
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2014年10月09日

マイクロファイナンス活動/一橋大学秋季公開講座で講演することになりました

マイクロファイナンスの活動を続けている鰐部行崇です。
この度、一橋大学の黒崎卓教授のお誘いで10月25日午後2時から開催される同大の公開講座に講演者として参加することになりました。

一橋大学が市民向けに開催している秋季公開講座で、今回の題名は「小口金融が世界を変える−マイクロファイナンスの可能性」です。マイクロファイナンスやアジアの貧困対策を専門に研究されている方々と一緒に行うこととなり、まだ甚だ力不足かもしれませんが、今、国立市で行っているマイクロファイナンス導入の試み「くにたち夢ファームプロジェクト」を簡潔かつ一生懸命ご説明できればと思います。

以下、概要をご案内申し上げます。週末ですが、ご関心のある方はぜひ下記URLからお申込み下さい。またご不明な点やお申込みのお知らせなどあれば日本リザルツの下記担当までご連絡をいただければ幸いです。

URL(ご案内とお申込みフォーム、ここからお申込み下さい↓↓)
http://www.hit-u.ac.jp/function/outside/news/2014/0731.html

◎お問い合わせ先:鰐部行崇(わにべ ゆきたか)
         TEL:080-4407-5436/メール:wanibe.results@gmail.com

一橋大学や国立市公民館などでこんなポスターが貼られています。気が付いたらどうぞご覧ください。
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(和邇)

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お知らせ
平成26年度一橋大学秋季公開講座「小口金融が世界を変える―マイクロファイナンスの可能性」を実施します。

開設講座のご案内
講座名:小口金融が世界を変える―マイクロファイナンスの可能性

開会挨拶
黒崎 卓(一橋大学経済研究所教授)

講演
後藤 潤(一橋大学経済研究所附属経済制度研究センター講師)
有本 寛(JETROアジア経済研究所研究員)
花崎 正晴(一橋大学大学院商学研究科教授)
鰐部 行崇(日本リザルツ事務局長)

パネルディスカッション
司会:奥田 英信(一橋大学大学院経済学研究科教授)
パネリスト
黒崎 卓(一橋大学経済研究所教授)
後藤 潤(一橋大学経済研究所附属経済制度研究センター講師)
有本 寛(JETROアジア経済研究所研究員)
花崎 正晴(一橋大学大学院商学研究科教授)
鰐部 行崇(日本リザルツ事務局長)

シンポジウムの概要
マイクロファイナンス(貧困層向けの小口の金融サービス)は、開発途上国における貧困削減への効果的な手法として国際社会での関心が高まっています。他方、同様の金融手法は、日本の過去の経済発展の過程においても重要な役割を果たし、東日本大震災以降の現代日本においても様々な可能性を秘めていると思われます。本シンポジウムでは、現代の途上国と日本の経験、そして現在進行中の国立市での取り組みを紹介し、マイクロファイナンスの可能性について展望します。

期間 10月25日(土)
時間 14時00分〜17時00分
実施場所  一橋大学国立西キャンパス本館21番教室

プログラム
 14:00-14:15 開会挨拶 黒崎卓(一橋大学経済研究所教授)
 14:15-14:45 講演 後藤潤(一橋大学経済研究所附属経済制度研究センター講師)
 14:45-15:15 講演 有本寛(JETROアジア経済研究所研究員)
 15:15-15:30 休憩15分
 15:30-15:45 講演 花崎正晴(一橋大学大学院商学研究科教授)
 15:45-16:15 講演 鰐部行崇(日本リザルツ事務局長)
 16:15-17:00 パネルディスカッション、質疑応答 司会:奥田英信(一橋大学大学院経済学研究科教授)

受講対象者 一般市民(住所、年齢等問いません)
募集定員  250名程度
講習料   無料
申込方法  上記URL内のお申し込みフォームからお申し込みください。
10月20日(月)までにお申し込みください

上記お申込みにより取得した情報については、個人情報保護の観点から厳重に管理いたします。また、本学の講演会・シンポジウム等のご案内以外に利用することはありません。

その他
自動車、オートバイ等の大学構内への乗り入れはできません。
地震、その他天災等の影響により、開催スケジュールに変更が生じる場合がございますが、ご了承ください。

申込先・お問い合せ先
一橋大学総務部研究・社会連携課社会連携係
〒186-8601 東京都国立市中2-1
TEL 042-580-8058
FAX 042-580-8050
E-mail res-sr.g@dm.hit-u.ac.jp
posted by resultsjp at 10:54| Comment(1) | マイクロファイナンス