感染症がまん延しているのは開発途上国だけではありません。
なんとお隣、韓国でコレラ感染が確認されたのです。
[ニュース]中央日報 15年ぶりに韓国内でコレラ患者発生…光州の50代男性
http://japanese.joins.com/article/762/219762.html
[ニュース]中央日報 釜山で4人目のコレラ患者発生
http://japanese.joins.com/article/222/220222.html
コレラは、コレラ菌によって産まれるコレラ毒素によって、激しい下痢を引き起こす腸管の経口感染症です。汚染された水や食物を摂取することによって感染します。酷い場合には死につながります。
開発途上国では、水や衛生環境(トイレ)の未整備などからコレラの感染が依然として深刻な問題となっていますが、まさか、韓国でコレラ患者が見つかるとは…
手洗い・うがいをしっかりして、衛生環境を整えることは大切ですね。
(長介)
2016年11月08日
[ニュース]韓国でコレラ患者発生
posted by resultsjp at 10:45| Comment(3)
| 世界基金
2016年11月01日
マラリア抑止に向けた会議
虫を媒介とする感染症は依然として深刻な問題です。
その一つがマラリア。

世界三大感染症の1つで、熱帯・亜熱帯地域で猛威を振るっています。
今日は、日本リザルツで、開発途上国においてどうマラリア抑止を行うかを検討する会議が開かれました。

今日の会議では、3時間の長丁場。
行政はもちろん、医療機器メーカーやマラリア対策に取り組む団体、有識者が集まり白熱した議論が、繰り広げられました。

具体的には、
日本の技術を開発途上国のプロジェクトに活かすことや
製薬会社と連携して取り組みを進めるべきだなどの意見が出されました。
マラリアは100カ国余りで流行しており、世界保健機構(WHO)の推計によると、年間2億人以上の罹患者と200万人の死亡者があると言われています。
この会議をきっかけに、マラリア抑止が進むといいですね。
(長介)
その一つがマラリア。

世界三大感染症の1つで、熱帯・亜熱帯地域で猛威を振るっています。
今日は、日本リザルツで、開発途上国においてどうマラリア抑止を行うかを検討する会議が開かれました。
今日の会議では、3時間の長丁場。
行政はもちろん、医療機器メーカーやマラリア対策に取り組む団体、有識者が集まり白熱した議論が、繰り広げられました。
具体的には、
日本の技術を開発途上国のプロジェクトに活かすことや
製薬会社と連携して取り組みを進めるべきだなどの意見が出されました。
マラリアは100カ国余りで流行しており、世界保健機構(WHO)の推計によると、年間2億人以上の罹患者と200万人の死亡者があると言われています。
この会議をきっかけに、マラリア抑止が進むといいですね。
(長介)
posted by resultsjp at 20:59| Comment(3)
| 世界基金
2015年10月30日
グローバルファンド会合に出席しました
10月27日、衆議院第一議員会館にてグローバルファンド日本委員会第19回議員タスクフォース会合・第14回アドバイザリーボード会合に出席しました。グローバルファンドや議員タスクフォースからの出席者の他、国際NGOなど海外からも多くのゲストが参加しました。

まずは、グローバルファンド日本委員会議員で、タスクフォース共同代表幹事の逢沢一郎衆議院議員、古川元久衆議院議員からご挨拶がありました。

次に、グローバルファンド戦略・投資・効果局長の國井修氏が、エイズ・結核・マラリアの制圧に向けて、グローバルファンドがどのような成果を出してきたかプレゼンテーションを行いました。

続いて、グローバルファンドを支援するNGO代表からのコメントがありました。

International Community of Women Living with HIVマラウイ支部代表のClara Banya

International Civil Society Support事務局長のPeter Van Rooijen
最後に日本リザルツから白須が感動的なスピーチを行ったのですが、詳細は後日お伝えします。


会合が終わり、久々に再開したRESULTS KoreaのSunnie Kim、RESULTS AustraliaのSarah Kirk、Princess of Africa FoundationのLouis da Gamaと記念撮影
(大崎)
まずは、グローバルファンド日本委員会議員で、タスクフォース共同代表幹事の逢沢一郎衆議院議員、古川元久衆議院議員からご挨拶がありました。
次に、グローバルファンド戦略・投資・効果局長の國井修氏が、エイズ・結核・マラリアの制圧に向けて、グローバルファンドがどのような成果を出してきたかプレゼンテーションを行いました。
続いて、グローバルファンドを支援するNGO代表からのコメントがありました。
International Community of Women Living with HIVマラウイ支部代表のClara Banya
International Civil Society Support事務局長のPeter Van Rooijen
最後に日本リザルツから白須が感動的なスピーチを行ったのですが、詳細は後日お伝えします。
会合が終わり、久々に再開したRESULTS KoreaのSunnie Kim、RESULTS AustraliaのSarah Kirk、Princess of Africa FoundationのLouis da Gamaと記念撮影
(大崎)
posted by resultsjp at 22:42| Comment(2)
| 世界基金
2015年06月09日
グローバルファンドのクリストフ・ベンとの懇談会
6月8日、グローバルファンドのクリストフ・ベン渉外局長、ジェニファー・グーセン渉外局ドナー担当部長、高山眞木子渉外局担当官との懇談会に参加しました。
ちょっと見にくいですが、写真後ろの方で感動の再会を果たしている白須とクリストフ

他の出席者は、グローバルファンド日本委員会、アフリカ日本協議会、マラリア・ノーモア・ジャパンさん。


先日(といってももう半年近く経つのですね)、世界の子どもたちのワクチン供給を支援する国際機関Gaviワクチンアライアンスの2016-2020年期の増資会合があったところですが、こちら、世界の三大感染症(エイズ・結核・マラリア)対策を行うグローバルファンドは3年ごとに増資を行います。
前回のグローバルファンド第4次増資会合(2014-2016年期)は2013年12月に開催され、このときはリザルツも総出でアドボカシーを行いました。
次の2017-2019年期の資金を集める第5次増資会合は2016年に開催予定ですが、増資本会合の前の「増資準備会合」が今年12月に開催されることになり、日本でも注目が高まっています。
増資準備会合は、次期の戦略目標達成のための必要額、すなわち来る増資会合の目標額を発表するもので、どの国際機関でも開催するものです。
さて、懇談会に話を戻すと、増資会合の予定、策定中の新戦略に加え、まだまだ三大感染症(エイズ・結核・マラリア)対策が必要であることなどを確認しました。
世界のグローバルヘルスの課題は、『感染症や栄養不良』から、『がん、精神疾患などの非感染性疾患(NCDs)』に移行しつつあると言われてきていますが、途上国・貧困国で求められているのは、やはり従来の感染症などの対策なのだということ。
昨年エボラが西アフリカで流行し、世界的に大変な注目を集めました。
約1年間での死者が1万人を超えたと報じられており、脅威ではあります。
しかし、例えば、結核で亡くなる人は年間150万人以上、単純化すれば3日で1万人以上が亡くなっている計算です。
さらにマラリア、エイズを含めればその数は倍増します。
確かに途上国・貧困国では、グローバルファンドを通じた三大感染症対策、またGaviワクチンアライアンスによる予防接種を通じた感染防止策が最も必要なのです。
さらに、グローバルファンドやGaviやWHOなど、様々なグローバルヘルスに貢献する国際機関を通じた総合的な支援により、途上国でも強固な保健基盤が作られていくのではないでしょうか。
日本政府にも効果的な支援をお願いしたいです。

ちょっと見にくいですが、写真後ろの方で感動の再会を果たしている白須とクリストフ
他の出席者は、グローバルファンド日本委員会、アフリカ日本協議会、マラリア・ノーモア・ジャパンさん。
先日(といってももう半年近く経つのですね)、世界の子どもたちのワクチン供給を支援する国際機関Gaviワクチンアライアンスの2016-2020年期の増資会合があったところですが、こちら、世界の三大感染症(エイズ・結核・マラリア)対策を行うグローバルファンドは3年ごとに増資を行います。
前回のグローバルファンド第4次増資会合(2014-2016年期)は2013年12月に開催され、このときはリザルツも総出でアドボカシーを行いました。
次の2017-2019年期の資金を集める第5次増資会合は2016年に開催予定ですが、増資本会合の前の「増資準備会合」が今年12月に開催されることになり、日本でも注目が高まっています。
増資準備会合は、次期の戦略目標達成のための必要額、すなわち来る増資会合の目標額を発表するもので、どの国際機関でも開催するものです。
さて、懇談会に話を戻すと、増資会合の予定、策定中の新戦略に加え、まだまだ三大感染症(エイズ・結核・マラリア)対策が必要であることなどを確認しました。
世界のグローバルヘルスの課題は、『感染症や栄養不良』から、『がん、精神疾患などの非感染性疾患(NCDs)』に移行しつつあると言われてきていますが、途上国・貧困国で求められているのは、やはり従来の感染症などの対策なのだということ。
昨年エボラが西アフリカで流行し、世界的に大変な注目を集めました。
約1年間での死者が1万人を超えたと報じられており、脅威ではあります。
しかし、例えば、結核で亡くなる人は年間150万人以上、単純化すれば3日で1万人以上が亡くなっている計算です。
さらにマラリア、エイズを含めればその数は倍増します。
確かに途上国・貧困国では、グローバルファンドを通じた三大感染症対策、またGaviワクチンアライアンスによる予防接種を通じた感染防止策が最も必要なのです。
さらに、グローバルファンドやGaviやWHOなど、様々なグローバルヘルスに貢献する国際機関を通じた総合的な支援により、途上国でも強固な保健基盤が作られていくのではないでしょうか。
日本政府にも効果的な支援をお願いしたいです。

posted by resultsjp at 14:51| Comment(1)
| 世界基金
2014年04月11日
アジア太平洋GFAN会議(2日目)
4月10日、アジア太平洋GFAN会議の2日目でした。
2日目は4つのグループに分かれ、ワークショップ形式で話し合いが行われました。

一つ目のグループはFTT(金融取引税)を活用して世界基金への資金を集めることをテーマに話し合い、香港やシンガポールなど、アジアの中で今後FTT導入の可能性がありそうな国でアドボカシーを強化していくことなどが提案されていました。
二つ目のグループは、治療へのアクセス向上キャンペーンの世界基金への活用について話し合い、三大感染症(エイズ、結核、マラリア)のすべての根絶を目指す『3つのゼロキャンペーン』を打ち出すことなどが提案されました。
三つ目のグループは、当該地域における新規ドナーの開拓、既存ドナー国の強化がテーマで、日本はドナー国代表として、こちらのグループに参加しました。
新規ドナー開拓という観点では、特に経済成長を続ける中国にいかにしてドナー国入りしてもらうかについてさまざまな意見が出されました。

中国の習近平国家主席の奥様、彭麗媛(ほう・れいえん)氏は、エイズへの関心が高く、WHOのエイズ親善大使として活動されているそうです。
(ちなみに、歌手としての国民からの人気も非常に高いそうです。)
日本でも安倍昭恵首相夫人がUNAIDS・ランセット委員会のメンバーとして、その活動が世界でも高く評価されています。
世界のファーストレディが協力して、エイズないしは三大感染症の根絶に向けて大きな力を発揮していただけるようになれば…と期待が膨らみました。
日本ではエイズ以外にも、秋篠宮紀子妃殿下が結核の啓発や根絶に向けた活動を続けてくださっています。
国家を代表するお立場の女性が多く三大感染症の対策に関わってくださっていることに、改めてありがたく思いました。
他にも、アジアや世界で近年ますます拡大しつつある薬剤耐性の結核あるいはマラリアの対策の重要性を、各国の患者ネットワーク等を活用して引き続き訴えていくことも提案しました。
中国では多剤耐性結核の感染率が高く、国内の問題としても重要視されるはずです。
アジア太平洋地域のパートナーシップを構築し、この問題に取り組んでいきたいと思っています。
さて、長くなりましたが、最後四つ目のグループでは、被支援国での国内予算の拡大に向けた話し合いが行われました。
この日挙がった意見をもとに、GFANアジア太平洋としての4つのテーマについて行動計画が作り上げられることとなります。
今年は7月にオーストラリアで国際エイズ会議も予定されており、このグループの次の大きな活躍の場の一つとなります。
今回知り合えた人たちとの縁を大切に、引き続きアドボカシーに精進してまいります。
2日目は4つのグループに分かれ、ワークショップ形式で話し合いが行われました。
一つ目のグループはFTT(金融取引税)を活用して世界基金への資金を集めることをテーマに話し合い、香港やシンガポールなど、アジアの中で今後FTT導入の可能性がありそうな国でアドボカシーを強化していくことなどが提案されていました。
二つ目のグループは、治療へのアクセス向上キャンペーンの世界基金への活用について話し合い、三大感染症(エイズ、結核、マラリア)のすべての根絶を目指す『3つのゼロキャンペーン』を打ち出すことなどが提案されました。
三つ目のグループは、当該地域における新規ドナーの開拓、既存ドナー国の強化がテーマで、日本はドナー国代表として、こちらのグループに参加しました。
新規ドナー開拓という観点では、特に経済成長を続ける中国にいかにしてドナー国入りしてもらうかについてさまざまな意見が出されました。
中国の習近平国家主席の奥様、彭麗媛(ほう・れいえん)氏は、エイズへの関心が高く、WHOのエイズ親善大使として活動されているそうです。
(ちなみに、歌手としての国民からの人気も非常に高いそうです。)
日本でも安倍昭恵首相夫人がUNAIDS・ランセット委員会のメンバーとして、その活動が世界でも高く評価されています。
世界のファーストレディが協力して、エイズないしは三大感染症の根絶に向けて大きな力を発揮していただけるようになれば…と期待が膨らみました。
日本ではエイズ以外にも、秋篠宮紀子妃殿下が結核の啓発や根絶に向けた活動を続けてくださっています。
国家を代表するお立場の女性が多く三大感染症の対策に関わってくださっていることに、改めてありがたく思いました。
他にも、アジアや世界で近年ますます拡大しつつある薬剤耐性の結核あるいはマラリアの対策の重要性を、各国の患者ネットワーク等を活用して引き続き訴えていくことも提案しました。
中国では多剤耐性結核の感染率が高く、国内の問題としても重要視されるはずです。
アジア太平洋地域のパートナーシップを構築し、この問題に取り組んでいきたいと思っています。
さて、長くなりましたが、最後四つ目のグループでは、被支援国での国内予算の拡大に向けた話し合いが行われました。
この日挙がった意見をもとに、GFANアジア太平洋としての4つのテーマについて行動計画が作り上げられることとなります。
今年は7月にオーストラリアで国際エイズ会議も予定されており、このグループの次の大きな活躍の場の一つとなります。
今回知り合えた人たちとの縁を大切に、引き続きアドボカシーに精進してまいります。
posted by resultsjp at 19:47| Comment(1)
| 世界基金