2016年11月25日

ストップ結核ジャパン・アクションプランフォローアップ会合

結核の抑止は日本リザルツが力を入れる事業の1つです。

ストップ結核パートナーシップ日本(Stop TB Partnership Japan, STBJ)は、世界の結核を制圧するために、世界保健機関(WHO)のストップ結核パートナーシップ(世界26か国)の日本版として、2007年11月19日に設立されました。日本リザルツ代表の白須がSTBJの代表理事を務めるなど、日本リザルツも設立当初から協力をしています。

より結核の抑止を促進させるために2008年に立ち上がったのがストップ結核ジャパンアクションプランです。外務省、厚生労働省、結核予防会、JICA、そしてNPOであるSTBJの官民共同で策定された革新的なアクションプランで、年間約180万人にも及ぶ世界の結核で亡くなる人々の10%を救済することなどが盛り込まれています。

このアクションプランに関して、進捗状況を共有するフォローアップ会合が開かれ、外務省、厚生労働省、結核予防会、JICA、そしてSTBJが参加し、闊達な議論が繰り広げられました。

会議では、第6回アフリカ開発会議(TICAD Y)やG7伊勢志摩サミットにおける保健分野の取り組みが共有されました。

また、インドネシアやアフガニスタンなど世界で日本が実施している結核プロジェクトについても紹介されました。

こうした会議が、結核の抑止につながるといいですね。
(長介)
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2016年10月26日

マルチ・ステークホルダー会合&クリニック譲渡式【準備編】

マルチ・ステークホルダー会合&クリニック譲渡式の前日、修了証やTシャツ、筆記具など当日必要になるものをすべて会場に運びこみ、準備を行いました。
キスムから、凧あげ大使の白石も応援に駆けつけてくれて、百人力です。

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まず、クリニックに停めてあった車の運転手に隣接する駐車場に移るようお願いし、空いたスペースに2張のテントを設置しました。

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なぜかこの車はエンジンがかからず、みんなで押して動かすことに。

また、業者の方にも会場に来ていただき、結核クリニックにプレートを、テントにリザルツのバナーを取り付けてもらいました。

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ケニアでは、外部の支援で建てられた建物には、必ずこのようなプレートが貼られています。

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新たに制作した日本リザルツのバナー。今回に限らず、今後も様々なイベントで活躍してくれるでしょう。

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また、クリニックの掃除に来てくれたCHVの方々に、代表の白須が日本から運んできてくれたTシャツを配布しました。みんな早速新品のTシャツを身にまとい、とても嬉しそうです!

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テープカット用の飾りリボンは不器用な私に代わって、白石が作成してくれました。

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こちらはトレーニングを終えたCHVに渡す修了証。

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その後、マルチ・ステークホルダー会合の会場となるA.C.K Churchの大ホールに行き、会場のセッティングを行いました。プロジェクターをどこに設置し、椅子や机をどのように並べたら発表が見やすくなるか、試行錯誤を繰り返します。

急に大雨が降って予定を変更せざるを得なくなるなど、全てのセッティングが終わったころにはクタクタになってしまいましたが、とりあえず準備が完了して一安心。当日の様子は次のブログでご紹介します!

猟犬
posted by resultsjp at 23:29| Comment(3) | 結核

2016年09月29日

結核集団感染のニュース-3

先週に引き続き、また沖縄で結核集団感染のニュースが発表されました。

「沖縄県健康長寿課は28日、北部保健所管内で肺結核を発病した40代女性から、計16人が感染し、うち2人が発病する集団感染が発生したと発表した。女性は通院治療中。発病者は全員、結核菌を排出しておらず、周囲に感染させる恐れはないという。沖縄県によると、女性は2014年10月に医療機関に受診した際、胸部エックス線検査で異常が確認されたが菌は検出されなかった。16年5月に悪寒や高熱で再受診した際、胸部の異常陰影ともに、たんの検査で肺結核と診断され、入院した。」

集団感染のニュースではありませんが、結核治療に関して、ケニア全土で小児結核薬投与が開始されたとの発表がUNITAIDさんからありました。

「ケニアの国立結核・ハンセン病・肺疾患プログラム (NTLD-プログラム) が小児用結核治療薬を10月1日からケニア全土に配置すると発表。今後は低価格の飲みやすい小児薬が結核と診断されたすべての子供たちの治療に取り入れられます。今年の世界結核デー (3月24日) にケニア保健省はMulikaTB!MalizaTB!キャンペーン (スワヒリ語で「結核に光を、結核に終わりを」)をスタートさせ、結核への理解と世論の高まりを目指しています。ケニアでは結核は依然として公衆衛生上の難題で、2014年には10万人あたり250人の患者数。WHOにより結核高蔓延国に指定されています。」

日本リザルツでは現在、日本NGO連携無償資金協力事業として、ケニアのカンゲミにおいて、結核診療所の修復作業とコミュニティ主導の結核予防・啓発活動の拡大支援事業を行っております。
(か)
posted by resultsjp at 18:50| Comment(2) | 結核

2016年09月28日

CHVトレーニング for GichagiA CU【二日目】

Gichagi Aの結核トレーニング二日目です。

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まずは昨日の復習から。一人一人を指名して「結核治療にかかる期間は?」「CD4とは何を測るため数値?」など、昨日学習した内容に関する質問を行って答えられた人から座っていきます。答えられないといつまでも立っていなければならず、学校の授業を思い出しました。

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前回のトレーニングと同様、HIV患者に対するカウンセリングのロールプレイングも行いました。

右の男性がドクター、左の女性がHIV患者役です。医者が感染したことを告げると、女性は取り乱し今にも泣きそうな表情となって、迫真の演技。カウンセラー役の男性は、言葉を選びながら、慎重にHIVの治療法やパートナーとの付き合い方などを伝えていきました。

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こちらは結核を予防し、感染拡大防止のために大切なことは何かを話し合うグループワーク。ただ講義を聞くだけより、こうしたワークショップを行うと皆活き活きとした表情になります。どのグループも素晴らしい発表で、日本の結核対策にも共通する内容でしたので、ここで少しご紹介します。

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結核予防のために大切なこと
・こまめに換気を行い、清潔を心掛ける。
・栄養をしっかり取り、免疫力を高める。
・人ごみを避け、誰かが咳やくしゃみをしたときは口を手で覆う。
・子どもが生まれたらBCG予防接種を受けさせる。
・教会、集会、学校などのコミュニティや各家庭で啓発活動を行い、住民の意識を高める。

感染拡大防止のために大切なこと
・訪問した家庭で結核のスクリーニングを行う。
・結核患者の衣服・寝具の天日干しを行う。
・患者が治療を最後まで中断しないようにフォローアップを行う。(DOTS)
・治療中断者調査(Defaulter Tracing)を行う。
・治療中の飲酒・喫煙を避ける。

明日はGichagi Aのトレーニング最終日!今回は、どのようなアクションプランが出来るのか今から楽しみです。
猟犬
posted by resultsjp at 22:27| Comment(3) | 結核

2016年09月22日

結核集団感染のニュース-2

また結核集団感染のニュースが発表されました。

「那覇市保健所は20日、市内の日本語学校に通う留学生らが結核に集団感染したと発表した。最初に症状が出た外国人の20代女子学生を含む感染者は計10人。うち女子学生ら4人が発病し通院中だが、治療を受けたことで周囲に感染する恐れはないという。ほか6人は発病予防のための内服薬を飲んでいる。

那覇市保健所によると、女子学生は今年1月ごろからせきやたんの症状があり、4月に肺結核と診断され入院。女子学生と接触した計39人が健康診断を受けた結果、9月7日時点で、同居する学生や学校関係者ら9人に感染していたことが分かった。」

最近では、国内でのはしかの集団感染のニュースも報道されるなど、国際化に伴い結核やはしかなどが再び脅威となってきています。昨日のブログにも記載されていますが、9月24日から結核予防週間が始まります。私たちも一人一人が感染症について正しい知識を持ち、気を付けていかなければなりませんね。

昨日のブログはこちらです。

[ニュース]患者数115人に。1週間前から33人増



(か)
posted by resultsjp at 13:07| Comment(0) | 結核