2019年04月11日

カンゲミの結核患者の声

日本リザルツケニアスタッフ、Calvinの投稿を和訳した文をご紹介します。

研究所による推計のデータと沿うように、結核の疑いありと診断される件数が急増しています。
このことは、結核の感染リスクを軽減するためにあらゆる予防措置が取られたにもかかわらず、結核感染率が上昇していることを表しています。
取られた措置には、コミュニティ・ヘルス・ボランティア(CHV)、ヘルスケア従事者、ヘルスセンターや日本リザルツなどのNGOによる保健教育や啓発活動も含まれます。
カンゲミ地区の結核検査所で、TB-Lampという名の、結核診断に有効な新機種を使用していることが、結核患者発見の増加につながっていることも事実です。
この機器により病気の早期発見が可能となりますが、結核患者であるということが分かりしだい、治療を開始することが重要です。
例えば、19歳のオスカーさんは非常に体力が低下しており、バガティ地区病院を含めいくつもの医療機関を受診したものの結核の発見には至らず、そうする内に彼の症状はさらに悪化してしまいました。
カンゲミ地区の結核検査所で彼が結核を患っていると発覚しました。それ以降彼は健康を取り戻し、今年の5月の新学期から学校に戻って学業を修める予定です。
今年に入ってから、結核による死者の報告はありません。この方法は結核と診断された人の死亡率を低下させる助けとなると信じています。
Calvin
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2019年04月08日

ディーン・ルイス氏

インドの結核対策活動家、ディーン・ルイス氏が4月6日にご逝去されました。氏は昨年の国連総会結核ハイレベル会合の前頃に体調を崩されていました。
氏は昨年開催された国連総会結核ハイレベル会合の市民社会組織共同議長を務められ、4月の世界結核議員連盟コンサルテーション会合、6月の市民社会組織ヒアリング等で精力的に活動されていました。
ルイス氏は、自身が中産階級の子ども時代、またホームレスの大人時代に患った結核のみならず、HIV、糖尿病、COPD(慢性閉塞性肺疾患)等の患者、そして薬物使用者に関する政策やプログラムを向上させることに生涯を費やしました。
ルイス氏は、歯に衣着せぬ物言いとドライなユーモアセンスを武器に、情熱的な活動を行う人でした。
氏のご冥福をお祈りします。
UME
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2019年04月05日

技術と研究開発が必要

ケニアスタッフDickenの投稿を和訳した文をご紹介します。(3月26日付)

結核研究所の加藤誠也所長によると、日本は結核の終息に向けて大きなうねりを起こしてきました。このことは、国民健康保険法に基づいた、医療への平等なアクセスにより可能となりました。
日本政府は公的資金によるスクリーニングの仕組みを作り、そのプログラムを適切に実施しました。適切な報告システムによる保健所の徹底管理も行われました、
このことが、結核高まん延国に対する支援を日本が主導することのゆえんとなりました。栄研化学のTB Lamp のような技術の進歩は、簡単で早い結核診断を可能としました。
富士フイルムによる取組みで、喀痰の代わりとして尿を使用する試験法もあります。この取組みは、患者の大半が唾液など誤った検体を提出することで誤った診断結果が出るということを考慮すると、意義があります。
最も重要なのは、結核を抑制及び予防するための技術革新に充てる予算が増額されたということです。世界で結核を終わらせるためには、研究開発もまた鍵であるとされています。


Dicken
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2019年02月01日

別所大使との朝食懇談会

本日午前8時から9時30分まで、ホテルルポール麹町において、日本国際交流センター主催の朝食懇談会「国連総会結核ハイレベル会合」の学びと展望−UHCハイレベル会合の政治宣言をより強固なものにするために−が開かれ、代表の白須が出席しました。

この懇談会は、昨年9月に初めて開催された国連総会結核ハイレベル会合を振り返るとともに、同会合の開催にを振り返るとともに、結核根絶の気運をさらに高め、今年開催される国連UHCハイレベル会合へどうつなげるかを話し合うため実施されました。ゲストはなんと、国連総会結核ハイレベル会合において共同議長を務めた別所浩郎国連日本政府代表部大使です。

会議では、白須が発言の機会を頂戴し、2点お話をさせていただきました。

1つ目は、結核、エイズ、ポリオなどの罹患をザンビアで初めて告白し、安倍首相にもお会いした故ウィンストン・ズル氏のことです。白須は、「結核根絶に向けて世界的に機運が高まっていることを、きっとズル氏は天国で喜んでいるでしょう」と、ズル氏の想いを代弁しました。
2つ目は、本日いらっしゃった別所大使についてです。それまでは外務省の役人はNGOの話に耳を傾けてさえくれませんでした。しかし、別所大使が草の根の意見の重要性に気づかれ、TICADWの際に外務省の役人として初めてNGOと意見交換をしてくださったそうです。

結核根絶への活動を次につなげて、気運を促進させてゆく取組みは一筋縄ではいかないと思います。。迷ったとき、苦しいときは初心に立ち返ってみることもいいかも知れないと感じました。
UME
posted by resultsjp at 22:03| Comment(3) | 結核

2019年01月21日

ストップ結核パートナーシップ日本理事会及び総会

投稿が遅くなりましたが、白須が代表理事を務めている、ストップ結核パートナーシップ日本の理事会と総会が次の通り開催されました。

日時 2018年12月25日 17:00〜18:00(理事会) 18:00〜19:00(総会)
場所 結核予防会 大会議室

議論された内容には、活動資金確保のためのクラウドファンディング活用や外国人の結核への対応などが含まれ、医療通訳士が感染の不安を感じていることに対して啓発活動を行うことや電話通訳の活用といった提案がなされました。
昨年開催された国連総会結核ハイレベル会合の勢いをさらに増大させ、世界から結核をなくすためにこれからが非常に大事になってきます。
UME
posted by resultsjp at 20:07| Comment(3) | 結核