2020年05月21日

ウイルスを 分解(溶か)しましょう。


 緊急事態宣言がまもなく解除となりそうです。

 今後、第2派が懸念されていますが、栄養に関する書籍からある発見を得ました。
 それは、ウイルスは恐くないという本です。

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    なぜ、恐くないのか? ウイルス、それ自体はタンパク質の塊です。
    
    私たちの体は主にタンパク質でできてます。 細胞、肉、魚、卵、大豆もタンパク質。
    米、麦、蕎麦にもタンパク質が含まれている事はご承知のとおりです。
    
    このタンパク質を分解するには、消化が必要です。
    アミノ酸という小さな単位にするため、タンパク質を、口、胃、腸内で分解、消化をしていきます。

    分解しにくいものは、どうするか?
    醗酵(はっこう)という手段を使います。
    動物性蛋白質の分解促進には、野菜・果物・香辛料・酢・と一緒に料理するといいそうです。
    
    そして・・・フィトンチッド と呼ばれる揮発性物質が、効力を発します。
    『フィトン(植物)チッド(殺す能力)』
  
    鮨屋のヒノキ飯台、トドマツ、イソツツジ、ヒノキ、オレンジの樹の葉、シャクヤク、ワサビの地下茎、
    ニンニクおろし、おろし玉ねぎ、からし、ニンジン、ネギ、大根など、全てにフィトンチッドの特性があります。

    例えば、ゆで卵や牛肉片を、からしの入った密封容器に置くと、1年経っても腐敗しないそうです!
    
    緊急事態宣言解除後、どのような効力があるのか考え食材を選ぶことが1つの予防対策になるかもしれません。
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2020年05月03日

高木兼寛(たかきかねひろ)の脚気対策、イギリス医学対ドイツ医学 〜「白い航跡」

昨日、日本リザルツでは読書会が行われました。私がその時に用いたのは、吉村昭著「白い航跡」です。本書を紹介くださった味の素ファンデーションの栗脇様、ありがとうございました。とても面白い本です。
以下、私が作成した感想文を共有します。


「白い航跡」

「白い航跡」は高木兼寛(たかきかねひろ)という医師の一生を描いた歴史小説である。高木兼寛は脚気の予防法を確立した人物として知られている。戊辰戦争に医師として従軍した高木兼寛は自身の未熟さを痛感し、日本とイギリスにおいて最新の医学を修めた。イギリスから帰国後、当時日本で大きな問題となっていた脚気の対策に取り組んだ。

脚気の原因は栄養バランスの崩れにあることに高木は着目した。海軍の軍艦がサンフランシスコやシドニーに停泊している時に脚気の患者が出なかったのは、現地に上陸した乗組員が洋食を口にしたからであり、反対に、日本へ戻る航路で脚気患者が多発したのは船上で和食を食べるようになったからではないかと推測した。高木が留学したロンドンの病院には脚気患者が一人もいなかった。日本人は炭水化物の摂取が多い反面、肉食を嫌うためにタンパク質を十分に摂っておらず、それが脚気の原因になっていると、高木は仮設を立てた。

高木は海軍において兵食の洋食化を試みた。しかし、当初は、兵士が洋食になじまない、経費が増大するなどと強い反発を受けた。その後、周辺の人々を説得し、遠洋航海に洋食を導入することに成功した。高木はその航海において脚気による死亡者をゼロとすることに成功した。同じ航路において前回は23名が脚気により死亡していたので、凄い効果である。一方、高木は海軍にパン食を導入したかったが、結局、食習慣や経費増大の問題からそれを諦めた。その代わりに麦飯を導入した。これらの改革により、海軍は脚気を根絶することに成功した。

海軍における脚気の激減・根絶は陸軍にも伝わっていたが、陸軍は同じ対策方法を取り入れなかった。陸軍は、脚気は伝染病によるものと考えていたため、環境の良い涼気の流れる場所に療養所を設けるといった対処をしていた。主食は白米とした。実際には、陸軍においても現場では白米に麦を混ぜることにより脚気を激減させることに成功した例があったが、それは同時に現場と中枢部との間に軋轢を生んだ。そのため、日清戦争においては、陸軍では脚気によって3944名もの軍人が死亡した。これは戦死・戦傷死者合計の3倍以上という数値であった。同じ時、海軍における脚気の死亡者は1名だった。

高木兼寛は1920年4月に没した。その10年近く前に、鈴木梅太郎がオリザニンを発見した。ほぼ同時に、ポーランドのフンクが同種のものを発見し、ビタミンと名付けた。欧米各国においてビタミンの研究が進んだ。日本では、高木が没した翌年に大森憲太が人体実験を行い、ビタミンBの注射及び栄養バランスの取れた食物により重症の脚気患者を平癒させることに成功した。その後も大森は追試を重ね、これにより脚気の原因がビタミンB欠乏であることが揺るぎないものとなった。高木が没して5年後、学識経験者による臨時脚気病調査会は、脚気がビタミンB欠乏によるものであると断定した。

私はこの物語を読み、イギリス医学対ドイツ医学の対立に興味を持った。イギリスで医学を修めた高木兼寛が臨床を重視したのに対して、ドイツ医学の流れを汲む陸軍は、基礎医学・研究を重視した。陸軍は、高木の食物原因説には学問の理論的裏付けがないとした。陸軍軍医の森林太郎は、麦よりも白米の方がタンパク質を多く摂取できると言って反論した。また、海軍における脚気患者の激減を単なる偶然のものとして考えた。この時、私は「疫学の父」と呼ばれるジョン・スノウ(1813年−1858年)の話を思い出した。イギリス・ロンドンの井戸水がコレラの感染拡大の原因であると推測したスノウは、井戸を使えなくすることにより、コレラの感染拡大を防止した。当時、コレラ菌と呼ばれるものは発見されていなかった。井戸を使えなくした結果、コレラの拡大を防ぐことはできたが、その因果関係は、厳密な意味では分かっていなかった。それが分かったのは随分と後になってからのことだった。脚気の原因として窒素・炭素比率に着目した高木の説は厳密な意味では違っていたのかもしれないが、実際に試してみて、効果があるか判断するという、高木兼寛のイギリス式医学の介入により海軍の脚気が激減したことは事実である。

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2020年04月16日

栄養のルール作り

本日、日本リザルツでは、栄養の専門家をお招きして、勉強会を開催しました。日本企業がグローバルに展開する上で必要なことに力点が置かれた講義であったように、私は感じました。実施30分程度の講義でしたが、参加者は注意深く耳を傾け、質問をしていました。

講師の先生によれば、日本企業はこれまで、魅力ある製品作りと発信には取り組んできたものの、栄養のルール作りには取り組んで来なかったということです。栄養のルールづくりは、欧州が先導して実施しており、不利なルールを作られると、日本企業としてはやりにくくなるようです。たとえば、急性栄養不良の治療に用いられるRUTF(ready-to-use therapeutic food:栄養補助食品)でも、そのようなことが起こっているようです。RUTFの、タンパク質の50%以上はミルク由来でなければならず、これは、大豆等を使っていきたい企業にとっては不利となっているようです。同じ講義の中、講師は、課題としてエビデンス作りを挙げていらっしゃいました。

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posted by resultsjp at 19:12| Comment(1) | 栄養

2020年03月12日

フォローアップ作業(国際母子栄養改善議員連盟)

今年12月に東京栄養サミット2020が開催される予定ですが、それに先立ち、先週3月4日に国際母子栄養改善議員連盟の会合が開催されました。当日は、国会議員、関係省庁、国際機関、企業、非政府組織NGOが参加し、会場となった衆議院議員会館の会議室は満席になりました。皆様の栄養問題及び栄養サミットへの関心の高さが伺えるものでした。

今、そのフォローアップ作業として、同会合の議事録を作成しています。

私は、議事録の要約(はじめに)を担当しました。

そろそろ印刷に回っている頃です!

M

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2020年02月28日

初めての単独栄養アドボカシー

今日は、初めて一人で議員会館を訪れました。


塩崎恭久議員と鈴木馨祐議員の事務所を訪れ、政策提言の資料を手渡しました。先週、ロンドン大学の渋谷先生たちと省庁を回った際に使ったものでした。話を聞いてくださった秘書さん、ありがとうございました!


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