2025年01月09日

「あすへの話題」に木寺大使が登場

先日(17日)の日本経済新聞夕刊を手に取り、各界の著名人が執筆する1面コラム「あすへの話題」を見ると、元駐中国大使・駐フランス大使の木寺昌人氏のお名前がありました(https://www.nikkei.com/article/DGKKZO85890900X00C25A1MM0000/)。

半年間、このコラム執筆を担当されます。


木寺氏は、20081月に中東アフリカ局アフリカ担当の審議官に就任し、TICADWの運営に当たられたほか、国際協力局長、官房長を歴任され、TICADの関係ではリザルツもいろいろお世話になった方です。

白須理事長とも予て親交があり、駐中国大使赴任直前のお忙しい中、グローバルフェスタでリザルツのブースをお訪ねくださいました。

http://resultsjp.sblo.jp/article/58939378.html


今回のコラムでは、梶山静六内閣官房長官の秘書官時代のエピソードが取り上げられていましたが、大使や内閣官房副長官補を歴任し、日本外交の中枢に永年おられて、国際協力にも造詣の深い方でいらっしゃいます。半年間、このコラムでどんなエピソードが披露されるのか、今から楽しみです。

(のーびっひ)

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2024年10月23日

アフリカの発展のために何が必要か

1021日付日本経済新聞朝刊の1819面に「ナイジェリア新興テック特集」との記事が掲載されていました。

JICAと日本経済新聞社の共同イベントを記事にしたものですが、日頃目にすることのない、アフリカのスタートアップ企業の事業内容の紹介や、日本企業としてアフリカ経済とどう対峙するべきかが論じられており大変興味深く拝見しました。

特にキーノートセッションを抜粋した対談は、経済団体(経済同友会)、企業(豊田通商)、開発支援機関(国際協力機構(JICA))と、立場の異なるプレーヤーが、アフリカ投資をめぐる様々な論点をめぐって発言されています。

主な発言を紹介すると、

・アフリカのポテンシャルの大きさは日本の経済界も注目している。ただインフラの脆弱さや煩雑な規制といったリスクがあるうえ、歴史的にも地理的にも遠く投資が出てこない/(経済開発のためには)公的資金だけでなく、社会課題を解決するインパクト投資への出資が重要だ(経済同友会・岩井氏)

・スタートアップへの投資ならハードルは低く・・・日本企業にとってはスタートアップはエントリーチケットになりうる/人材育成やスタートアップ投資はアフリカの将来を支える大事な取り組み(豊田通商・大塚氏)

・アフリカで重視する項目の一つに社会課題解決型のビジネスの推進がある。社会課題に革新的な技術で向き合うスタートアップを支援する取り組みを19か国で進めている。若者の雇用を生み、経済成長に繋がる好循環を期待している(JICA・井本氏)

このようにアフリカ経済、とりわけ社会課題を解決するスタートアップに対する強い期待感が寄せられ、日本企業としてインパクト投資が必要なことが強調されています。

一方で、TICAD(アフリカ開発会議)を中心とする日本の官民連携の枠組みは、スピード感が乏しく、(サウジアラビアや韓国など)他国に劣後しているのでは?との課題が司会者から指摘されています。

これに対してJICAの井本氏は、TICADAU(アフリカ連合)との共催であり、「アフリカのオーナーシップ(自主性)を尊重しながら、様々なレベルでの交流を通じて多層的にアフリカと結びつくことが重要」で、日本企業の進出や投資を促しています。

日本リザルツも、過去にアフリカで日本企業と連携し、大きな社会課題である感染症予防のために活動を続けてきました。今後ともNGOの立場から、アフリカの成長、発展に関わっていきたいと思います。

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(のーびっひ)

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2019年08月31日

TICAD7 公式サイドイベント見学

GGG+フォーラムが無事終了し、30日には他のサイドイベントを見に行きました。

普段からお世話になっている方々や、GGG+フォーラムでご登壇いただいた方々のブースがあちこちにありました。


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サンキューセミナーで講師をしていただいた、山本太郎教授がいらっしゃる長崎大学のブース。海外における活発な活動を紹介していました。


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JICAのブース。今回のGGG+フォーラムでは、戸田上級審議役と山田上級審議役に司会やパネリストとして大変お世話になりました。


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栄養改善のための農業・食料システムに関するグローバル・パネル、アフリカ開発銀行、栄養分野におけるアフリカのリーダーのブース。第2部の栄養セッションにおいて、パネリストとしてご登壇いただきました。


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UNHCRのブース。第3部において、フィリッポ・グランディ高等弁務官からご挨拶をいただきました。


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WFPのブース。デイビッド・ビーズリー事務局長にご挨拶をいただきました。


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前日にGGG+フォーラムを開催したブース。当たり前のことですが、別のイベントが行われているのを見て不思議な気分になりました。

今日開かれているセミナーは、ビジネス関係のものが多いように感じられました。その中で、スタートアップ企業関連のものや、プログラミングのワークショップなどを見て、山本太郎教授と井上肇局長をお招きしたサンキューセミナーで議論されていたリープフロッグというのは、このことだったのかなと思いました。


UME

posted by resultsjp at 08:14| Comment(2) | TICAD

2019年08月30日

令和、TICAD7 飴

遅くなりましたが、TICAD7 での金太郎飴本店、五十鈴商事、日本リザルツによる令和飴、TICAD7 飴ブースのご紹介です。


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なんとブースに河野外務大臣がいらしたそうで、飴の配布が翌日からとお伝えしたところ、明日またいらっしゃるとおっしゃったそうです。皆でTICADを盛り上げていきます。

UME







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2019年08月23日

IFPRI(国際食糧政策研究所)によるTICAD7サイドイベント

日本リザルツの栄養改善への取組みにご協力をいただいている、IFPRI(国際食糧政策研究所)がTICAD7のサイドイベントを行います。ご関心のある方は、ぜひご参加ください。
なお、事前登録はなく、直接会場へお越しください。

アフリカの食料栄養問題解決に日本の先端技術とノウハウは有効か

2020年栄養サミットを見据え、アフリカでの包括的な食料栄養問題解決のために栄養により配慮した安全・健康・効率的な農業食料システムの構築を目指すとき、日本の先端技術・ノウハウは如何に有効か、その導入可能性とインパクトについて議論する。具体的には、資源節約集約的野菜生産、市場志向的農家経営、コールドチェイン、食料ロス、食料消費行動変容といったトピックを取り上げ、最新の事例を紹介、セクター間の連携促進を狙う。


  8月27日(火)13:00 – 14:30 

  パシフィコ横浜 アネックスホールF205/206

  イベント紹介HP(英語): http://www.ifpri.org/event/seventh-tokyo-international-conference-african-development-ticad7


具体的には以下のトピックを取り上げ、実際に現場で活動している日本企業やNGOの方々を招待し実際の経験をシェアして頂き、議論したいと考えております。

革新的技術・ノウハウを活用した野菜生産とマーケティング(カゴメ、JICA

再生可能エネルギーとコールドチェインによる 食料ロス削減と栄養改善(コールドハブ、ダイキン、パナソニック)

日本の伝統的魚加工技術による栄養改善と女性エンパワーメント(海の国)

学校と市場を介した子供の栄養改善(国立環境研究所、味の素財団)


プログラムはこちらTICAD 7 IFPRI サイドイベント.pdf


UME


posted by resultsjp at 08:15| Comment(3) | TICAD