2019年10月29日

駅にエレベーターの設置を!

日本リザルツのらぽーる事業や離婚テラスでボランティアをしていただいている嶋貫さんは、身体に不自由な部分があり、長いエスカレーターに立ち続けることが困難です。通勤で利用している駅では駅員さんにサポートしてもらい、階段を使用しています。駅へのエレベーターの設置を切に希望しています。東京都にもその旨の希望を伝えましたが、いまだに正式な回答を得ていません。本日は国会議員の秘書さんに、直接、嶋貫さんの話を聞いていただきました。これから全ての駅にエレベーターが設置されるか、今後の展開が楽しみです。
写真は、会議後のスタッフとのランチの風景です。(か)

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2019年10月27日

スナノミ症これまでの歴史と課題

日本リザルツは国会議員の先生、省庁、企業、そして日本国民の皆さんとスナノミ症抑止に向けたアドボカシーを実施しています。今後のアドボカシーに向けて、ケニアと日本、そして日本リザルツの取り組みを振り返ってみました。

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スナノミ症:日本とケニア国友好の歴史

2014年 ケニア保健省においてスナノミ症のガイドラインができる

2015年 33日をスナノミデー「JiggersAwarenessDay」に定める

2016年 12月:秋野公造参議院議員とあべ俊子外務副大臣(現)がすなのみ村を訪問

2017年 3月:佐々木さやか参議院議員が参議院予算委員会でスナノミ症に関して国会質問

    6月:エチオピア航空の協力のもと、1万足の運動靴がすなのみ村に届く

     7月:小倉將信衆議院議員、山際大志郎衆議院議員、イボンヌ・チャカチャカさんとスナノミ抑止キャンペーンを実施

2018年 5月:秋野参議院議員が参議院予算委員会でスナノミ症に関して国会質問

     7月:外務省の支援で、スナノミ症抑止に向けてすなのみ村の学校が改修される


しかし、まだまだ課題があります。スナノミ症にかかるのは、ケニアでも農村部や田舎の最貧困層の人々です。そのため、ケニア保健省内にスナノミ対策を取り扱う確たる部署がありません。

また、三大感染症のように国家戦略もなければ、強力なドナーもいないため、予算もついていません。2014年にガイドラインができましたが、こちらはスナノミ症についての概要と治療法がまとめられているのがほとんどで、戦略や実施事項が書かれているわけではありません。

200万人いると推定されているケニアのスナノミ患者。彼らが健やかに暮らすことができるよう、ケニア保健省を中心としてトップダウンでスナノミ根絶を目指す気運が高まればと願います。

(かめ)



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2019年10月25日

顧みられない熱帯病議員連盟会議 10月29日 8:00- 参議院会館で開催予定

みなさま、こんにちは。

今日もお元気ですか?

さて、次のようなセミナーが行われます。

【表題】:顧みられない熱帯病(NTDs)の根絶を目指す議員連盟会議のご案内

【日時】:20191029(火曜日) 8:00-8:45 (AM)

【場所】参議院会館 B1 107会議室

【内容】・TICAD7について

    ・顧みられない熱帯病の課題について

      長崎大学客員教授 一盛和世先生

    ・GHIT(Global Health Innovative Technology Fund)

        ESPEN(Expanded Special Project for Elimination of Neglected Tropical Disease)

大勢のご参加を日本リザルツ一同お待ちしております。

【お申込フォーム】 https://forms.gle/fWiU3putGY2kQTSd6

ところで、このセミナーに最適な本がありますのでご紹介したいと思います。

既にご存知の方、あるいは「お釈迦様に説法だよ!」と思われる方はご容赦ください。


著書:

Ellen Agler, Mojie Crigler, Under the Big Tree: Extraordinary Stories from

theMovement to End Neglected Tropical Diseases, JHU Press, 2019/01/15 – 240p.


この本の‘ちょっとした’解説:by Google Books 以下翻訳 (by 京ちゃま)


「顧みられない熱帯病(NTD)は、10億人を超える世界で最も貧しい人々に影響を与えて

います。 毎年17万人以上がNTDで亡くなっており、さらに多くの人が失明、障害、外観

を損なわれること(disfigurement)、認知障害、発育不良に苦しんでいます。

しかし、NTDは治療可能かつ予防可能であり、治療の年間コストは非常に低いのです。


この本:「Under the Big Tree」の中で、公衆衛生のリーダーであるEllen Aglerと受賞歴のある作家Mojie Criglerが、これらの病気に苦しんでいる人々の感動的な物語と、NTDと戦い、行われた救命活動について語ります。 彼らは、ビクトリア湖の洗車係やバイクにまたがった外科医、リソースの不足している地元の非政府組織(NGO)や大手製薬会社の科学者まで、世界中のあらゆる人々の人生を紹介し、世界最大の公衆衛生プログラムと呼ばれているものを記録しています。


解決策はシンプルです。つまりそれは、必要な人に薬を届け、地域のシステムを活用して予防、治療、教育を提供することです。ところがまた 一方で、解決策は大変複雑です。地方および国の政治をナビゲートし、最も辺境で傷つきやすいコミュニティに治療を提供し、世界あるいは地域のドナー、国際NGO、数千人の医療従事者、および数百万の市民を調整しなければならないのです。


Under the Big Tree」は、最先端の研究と最前線の経験を共有するNTDの世界のメジャー・プレーヤーとのインタビューを引用しながら、世界で最も脆弱な人々に影響を与える恐ろしい病気に取り組むための科学、戦術、およびパートナーシップの感動的な紹介をしています。ビル・ゲイツによる序文から始まり、この本は読者を魅了し、刺激し、将来にわたる仕事への具体的なステップを与えています」。


この本はe-bookで¥2,981-で、Amazonでは新品が¥2,276-で購入可能のようです。

この機会にお読みになられてみてはいかがでしょうか?(京ちゃま)

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posted by resultsjp at 16:33| Comment(3) | 議員連盟会議

2019年10月24日

サンキューセミナー懇親会

10月18日(金)のサンキューセミナー終了後、別室でエビスビールとワイン、スナック類で、ささやかな懇親会を行いました。セミナー参加者の7割くらいの方が参加して下さり、1時間ほどでしたが、皆様楽しそうに歓談されていました。(か)

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posted by resultsjp at 16:34| Comment(3) | 情報

2019年10月23日

アレセイア湘南高校ご一行

本日、茅ヶ崎市にあるアレセイア湘南高校から学生さんが日本リザルツの見学にいらっしゃいました。
なんでも、「国際協力の働きとしてわたしたちにできること」というテーマの総合学習の一環として、それぞれが国際協力に関係しているところを訪問して、学んだことを発表し合うそうです。
日本リザルツの成り立ちや各国のリザルツ、ACTIONパートナーシップについて、また日本リザルツで行っている結核対策、スナノミ症対策、栄養改善、国際連帯税、GGGといった内容について紹介をしました。
また、スナノミ症対策の靴寄付プロジェクトに関しては、ボランティアの藤崎さんにも話をしていただきました。

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その後、国際連帯税に関する活動でお世話になっている国際連帯税創設を求める議員連盟の石橋事務局長の事務所を訪問しました。学生さんたちも、普段入ることができない議員会館に入れたことを喜んでくれていました。
急なお願いにもかかわらず、学生さんたちを温かく迎えていただき、ありがとうございました。
UME

posted by resultsjp at 19:33| Comment(3) | 日記

2019年10月21日

G20保健大臣宣言

10月19日、20日に、岡山県岡山市でG20保健大臣会合が開催され、大臣宣言が発出されました。こちらのリンクからダウンロードできます。
日本リザルツが特に関わっている分野についてどのように述べられているか、過去2年(2017年ドイツ・ベルリン、2018年アルゼンチン・マル・デル・プラタ)と比べてみました。

・結核
 2017ドイツ:5つの段落に記述。内容はUHC2030の実現、薬剤耐性、研究開発など。STOP TB Partnership などの試みの重要性についても記述。
 2018アルゼンチン:4つの段落に記述。内容は国連総会結核ハイレベル会合の成果、SDGs、規格外・偽造薬剤の害など。
 2019日本:2つの段落に記述。国連総会結核ハイレベル会合の宣言を再確認すること、グローバルファンドの増資成功を歓迎すること、薬剤耐性に立ち向かうための研究開発の重要性など。

この3年間で、徐々に記述の量及び質共に低下しているように感じます。2030年までに結核を根絶するという目標を達成するためには、結核対策を加速しなくてはならない中、心配な状況に見えます。

・栄養
 2017ドイツ:「nutrition」という言葉の記載なし。
 2018アルゼンチン:「Malnutrition: Childhood Overweight and Obesity」という題で5段落を栄養に割いている。子どもの過体重、肥満、栄養不足、微量元素不足、国連総会非感染性疾患に関するハイレベル会合などに言及。
 2019日本:3つの段落で栄養に言及。プライマリー・ヘルスケアの一部としての栄養、栄養のための行動の10年や栄養サミットへの期待、健康な高齢化のための重要な要素の内1つとしての栄養について記述。

アルゼンチンが4つの柱の内1つを栄養としているのに対し、日本では柱となっていないという点はありますが、栄養サミットへの期待ということが述べられています。栄養サミットを来年に控えている国で開催された保健大臣会合の宣言という点では、もっと意気込みを見せて欲しかったという気もします。

なお、TICAD7の際には、総理大臣の演説に「保健」「栄養」「教育」という言葉を引き続き含めていただくようお願いをしていましたが、保健大臣宣言では、2017年、2018年と記載のあった「education」という言葉が2019年はありませんでした。

ところで、今回の宣言で1点嬉しかったことがあります。それは日本リザルツがキャンペーン事務局をしているGaviワクチンアライアンスについての記述が大幅に増えていることです。ドイツにおける宣言ではUHCの達成において重要な役割を果たす官民連携の一例としてGaviが挙げられていましたが、アルゼンチンにおける宣言ではGaviという名前は記載されませんでした。今年の宣言では、ポリオ根絶への努力、Gaviの増資会合成功への期待、医薬品特許プール、感染拡大の予防といった内容に関してGaviの名前が記載されています。
一連のGaviアドボカシー、TICAD7におけるGaviの増資準備会合といった流れが、日本によるGaviへの支援拡大につながってくれることを期待させる内容となっていました。

この宣言が今後の国際保健の進展、また来年の保健大臣宣言にどう影響するか注視していく必要があると思いました。
UME
posted by resultsjp at 16:22| Comment(3) | 情報

2019年10月20日

ケニアの小学校の衛生環境

日本リザルツはケニア・ナイロビ市で結核抑止プロジェクトをしています。
先日、ウエストランズサブカウンティの8つの小学校で手洗い指導のフォローアップを行いました。

5月に最初のセミナーを行った際は6割程度の子どもしか、正しい手洗いの方法について回答ができませんでしたが、今回の調査では9割以上の子どもが正しい方法を回答することができていました。

一方、各学校ではトイレ不足が依然として課題となっています。子ども125人に対し、1つしかトイレがありません。しかも、上下水道が脆弱であるため、水が流せず詰まっている水洗式トイレも多々あります。
こうした衛生環境の不備は、コレラや下痢などの感染症まん延の原因となります。しかし、公立学校は資金不足のため、新たなトイレを設置することができていません。
トイレ不足のため、子どもたちの中にはトイレではなく、グラウンドの隅などで用を足す子もいるのが現状です。また、女の子は外で用を足すのが恥ずかしいので、トイレを我慢しているという子もいました。

学校の衛生環境を向上させるため、知識や意識の啓発とともに、施設の整備も重要であると感じました。
(かめ)
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2019年10月18日

国際連帯税議連の総会準備と「新しい資金を考える」有識者懇談会について

昨日(17日)国際連帯税創設を求める議員連盟の総会準備のため衛藤征士郎会長(衆議院議員)と石橋通宏事務局長(参議院)との会議があり、これに外務省・吉田地球規模課題総括課長も参加し、またアドバイザリー・チームの田中と白須も加わらせていただきました。

ご案内のように、外務大臣が河野太郎議員から茂木敏充議員に代わりまして、新大臣のもとに最初の税制改正を迎えます。上記会議はこれに向けての総会開催の準備を行うためのものでした。

結論的に言って、総会について茂木新大臣も出席していただけるように日程調整を行うこと、また9月の国連総会ウィークに派遣された学生たちの報告も兼ねることを確認しました。

「新しい資金を考える」有識者懇談会は両建てで

前河野大臣の肝いりで発足した「SDGsの達成のための新たな資金を考える有識者懇談会」(略称:新しい資金を考える会)ですが、その目的は革新的資金調達の方法やその使途等についての提案を行うことです。722日に第一回会合を開いた後、4回ほど議論を積み重ね、現在「中間論点まとめ」の段階まで来ました。

議論は、新しい資金創設のため税制方式と民間資金活用の両建てで行われていまして、実は私、田中徹二も会の委員となり、主に航空券連帯税など税制方式の分野で発言させていただいています。実りある「中間論点まとめ」が出ることを祈念しています。

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★写真は、926日ニューヨークで開催された「革新的資金調達に関するリーディング・グループ」のサイドイベントで発言する議長の茂木新大臣(外務省のHPより) 

(報告:田中徹二・グローバル連帯税フォーラム/日本リザルツ理事)

posted by resultsjp at 15:35| Comment(3) | 国際連帯税の推進

目指せピカピカのヘルスセンター

日本リザルツケニア事務所では、活動拠点であるカンゲミヘルスセンターの掃除を行っています。
カンゲミではもともと定期清掃の習慣がなく、ヘルスセンターでも注射針や血のついた綿がそこらじゅうに転がっていました。こうした公衆衛生の不備は更なる感染症のまん延を引き起こします。何とかせねば!ということで、定期清掃を始めたのです。

最初は筆者と警察官だけで掃除をしていましたが、徐々に仲間が増え、今ではヘルスセンターのスタッフのみなさんが毎朝必ず掃除をしています。また、ヘルスセンター長のシェムさんがポイ捨て禁止を呼びかける張り紙をするなど、スタッフのみなさんが啓発活動を進んで行って下さっています。

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この日はお掃除隊長のサミさんと小児科周辺の掃除を行いました。

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ゴム手袋と防護服を着て衛生面に注意して行っています。

しかし課題もあります。
カンゲミ地区は下水、排水設備が脆弱です。
雨が降るとすぐ施設が浸水し、泥だらけになってしまいます。
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掃除はもちろんのこと、排水設備も含めた施設の改善をするなど、より包括的な対策が必要かもしれません。
きれいでピカピカのヘルスセンターを目指して、カンゲミヘルスセンターのみなさんと取り組みを続けていきます。
(かめ)
posted by resultsjp at 14:54| Comment(3) | 情報

サンキューセミナー

本日、長崎大学熱帯医学研究所の山本教授にお越しいただき、日本リザルツの事務所でNGOサンキューセミナー「エボラ出血熱とアフリカのUHC」を開催しました。
今回のセミナーは、これまでのような講師から一通りお話をしていただいた後で質疑応答の時間という形ではなく、もっと自由な議論ができないかという試みを含めて行いました。
ふたを開けてみると、講師の山本教授へ向けて次から次へと鋭い質問が投げかけられるだけでなく、参加者の皆様の間で議論が始まったりと、予測不能な楽しみがあるセミナーになったのではないかと思いました。
日本リザルツの活動はこのように多士済々な皆様のおかげで成り立っているのだと、改めて感謝の気持ちで一杯になりました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

UME


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posted by resultsjp at 14:07| Comment(3) | 日記