3月5日(日)にGGG+フォーラム「誰一人取り残さない持続可能な社会構築のために〜私たちは国境を越えて連帯できるのか?〜」を開催しました。ここからは後半部分の開催報告をお伝えします。
第4部では、「TICAD8からTICAD9へ、日本とアフリカの新たな関係とは」という題で、日本とアフリカの新たな関係、支援から共生に向けた新しいパートナーシップの在り方について議論が行われました。モデレーターは、味の素株式会社の黒岩卓様に務めていただきました。
冒頭、日本リザルツインターン生による代読で、日本・アフリカ連合友好議員連盟会長/世界銀行国会議員連盟顧問で衆議院議員の逢沢一郎先生からのメッセージが紹介されました。また、衆議院議員の輿水恵一先生よりご挨拶を頂戴しました。
財務省財務官の神田眞人様からの世界の問題解決に向け、全力で行動されているお話には重みがありました。
続いて、民間や研究機関、官庁の専門家の皆さんからお話を頂戴しました。日本の今までのアフリカ開発における取り組みやこれからの課題について、議論が活発に交わされました。

味の素株式会社 黒岩卓様

財務省財務官 神田眞人様

日本・アフリカ連合友好議員連盟会長/世界銀行国会議員連盟顧問 逢沢一郎先生メッセージ
日本リザルツインターン代読

NECグローバル事業推進統括部部長 前川健太郎様

住友化学株式会社顧問 西本麗様

味の素株式会社特別顧問 西井孝明様

上智大学地球環境研究所リサーチフェロー 榎本雅仁先生

JICA上級審議役 窪田修様

衆議院議員 輿水恵一先生

外務省特命全権大使(TICAD担当) 清水信介様
第5部では、「現場の有識者による緊急報告」と題し、現場の最前線で活躍している方々からお話をお伺いしました。紛争や難民問題が存在し、2月6日の大地震で大打撃を受けているシリアやパレスチナで、医療活動を通し、人命救助に奮闘されているUNRWA保健局長の清田明宏先生、パレスチナ医療奉仕団団長の猫塚義夫先生からお話を伺いました。
清田先生は、ちょうどガザで活動をされており、オンラインでの参加となりました。

UNRWA保健局長 清田明宏先生

パレスチナ医療奉仕団団長 猫塚義夫先生
後半は、「ワクチンの未来を考える」というテーマのもと、国立国際医療研究センター国際感染症センター長の大曲貴夫先生、武田薬品ワクチン事業部部長の今川昌之様よりお話を伺いました。

国立国際医療研究センター国際感染症センター長 大曲貴夫先生

武田薬品ワクチン事業部部長 今川昌之様
現場の生の様子をひしひしと感じ取ることができ、皆さん真剣に聞かれていました。
第6部は「学生との未来への対話」です。ここでは、専門家の方々と学生のディスカッションが行われました。
モデレーターの平林国彦先生を中心に、「富の偏在を防ぐために何ができるのか?」、「ボーダレスなパンデミックに対して、我々はどう戦うのか?」「食と栄養の未来を守るために何が必要か?」「日本とアフリカ、共生への道筋は?」という4つのテーマに沿って、議論しました。
学生からは多くの意見や質問が飛び出しました。ジェンダーや弱者の側にたった視点、具体的な政策に関する視点など、学生らしい新鮮なコメントが多く出ました。
学生の方々













専門家の方は、一つ一つの意見に対し、ご自身の経験を交えながら丁寧に応答されていました。メモを取ったり、再度質問をしたりして、考えを深める学生の皆さんの姿が印象的でした。

JICA経済開発部、農業・農村開発第二グループ第五チーム課長 松井洋治様

大阪経済倶楽部 阿部智貴様

JCIEチーフ・プログラム・オフィサー 鈴木智子様

日本医療政策機構 菅原丈二様

外務省国際協力局地球規模課題総括課 上席専門官 中島健様

DSM株式会社代表取締役社長 丸山和則様

小田原屋 神田達治様

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン アドボカシーマネージャー 堀江由美子様

ポリオの会代表 小山万里子様

学生 園田あかり様

GHITファンド 堀内聡様

ANAドローンプロジェクトディレクター 信田光寿様
世界銀行国会議員連盟事務局長の小田原潔先生、公明党副代表の古屋範子先生、元文部科学大臣で衆議院議員の下村博文先生からご挨拶を頂きました。先生方からはご挨拶はもちろん、学生の意見にも耳を傾けていただき、ご意見を頂戴しました。

世界銀行国会議員連盟事務局長 小田原潔先生

公明党副代表 古屋範子先生

元文部科学大臣 下村博文先生
多岐にわたる意見や質問をうまく統合した上、理事長からの無茶ぶりにも難なく対応し、第6部をまとめ上げてくださったのは平林先生です。本当にありがとうございました。

日本アセアンセンター事務総長 平林国彦先生
第6部の最後に、青山学院大学名誉教授の三木義一先生から総括を頂きました。
最後に日本リザルツインターン生の代読で山口那津男公明党代表のメッセージを紹介し、会は大盛況のうちに終了しました。

公明党代表 山口那津男先生メッセージ
日本リザルツインターン代読
誰一人取り残さず連帯していくために何をすればよいか?様々な角度から議論ができた非常に有意義な会議となりました。私も様々な気づきや学びを得ただけでなく、多くの方の熱い思いに触れ、世界の問題を解決するために努力したいと気持ちを新たにしました。
会の成功の裏には、多くの方のご尽力がありました。この場をお借りして、厚く御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
くーぱ
posted by resultsjp at 03:44|
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