2018年07月03日

ケニア結核プロジェクト、今後の展開

日本リザルツはケニアのスラム街、カンゲミ地区で、結核抑止プロジェクトを実施しています。
事業は2016年7月から始まり、現在、2期目を運営しています。
最終年度のプロジェクトをどのようにすればよいか、今週も外務省はじめ、関係企業、専門家の方々のお知恵をお借りしながら、プロジェクトの立案を進めています。
最終年度の事業終了以降は、医療ボランティアのみなさんとパートナーである保健省の方々が、結核で亡くなる患者さんをゼロにするための活動を自分たちで実施していく必要があります。どうしたら、相手国の皆さんが自立して活動ができる仕組みと気持ちづくりができるのか、現在、頭を悩ませています。
相手のニーズに沿ったプロジェクトを立案し、実施ができるよう、頑張りたいと思います。
(はるか)
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2018年06月30日

JANIC総会

昨日JANIC (国際協力NGOセンター)の年次総会に出席してきました。
午後3時に始まり6時30半ごろまで出席者と事務局との間で熱心な質疑応答が取り交わされました。冒頭、谷山理事長からタイで開かれた東アジア民主主義フォーラム参加報告があり、韓国、タイ等で強権的な政治によるメディア規制による社会の分断化が懸念されている事。又、近年益々世界で自国主義が起こっている事。それに対しNGOが地球市民としてどの様にその使命を果たしていくべきか問われる等のお話がありました。
但し現状では多くのNGOで厳しい財政状態、人材不足という問題を抱え運営が大変であることを改めて認識しました。特に現在の日本は有効求人倍率が東京で2.15もあり、働く側に有利な為、特に若者に認められない限りNGOで働く人達がいなくなる。との指摘がありました。実際に国際協力団体のインターンが減っているとの報告もありました。

こうした現状を踏まえてJANICではフレックスタイム制、テレワーク等による業務の効率化を図り、シェアオフィスの導入によるNGO間での情報共有・学習等を行って「ワーキンググループ制度」を整備、拡充されるそうです。
又、今回は定款の内「正会員の要件を変更」に関して特に活発な議論が取り交わされました。これまでの要件である非営利団体としてあるのを主たる活動を公益に資するものとし
と改める事によって株式会社等の参加を認める。とした点に質問が集中しました。
JANICとしては異なるセクターと協力していくことにより人材、資金が集まるとの希望があり、又、反対意見としては企業と非営利セクター、すなわち営利事業と公益事業という二つの相容れないものが共同で仕事するのは必ず矛盾を生ずるというものでした。
最終的に多数決により変更が認められましが、会場の出席者から反対者も多かった様です。

今回の総会出席でJANICの谷山理事長、若林事務局長、正会員委員会の鬼丸氏、出席された会員の方々の熱心な質疑応答を伺ってNGOの現状、課題、将来への展望等を改めて認識し勉強させて頂きました。

総会出席後、近くの母校を久しぶりに尋ねました。
オンボロだった校舎は素晴らしいビルに変わっていました。

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HS


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ケニアでランプ法の普及活動に向けて

先日、結核・ハンセン病・肺疾患の事業に従事するケニア保健省の方々を交え、栄研化学が開発した新結核検査のランプ法について話し合いを行いました。

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会合は、ケニア保健省の方々によるケニアにおける結核の現状や結核検査方法の説明で始まり、栄研化学でランプ法の開発に貢献された方によるランプ法の使い方や特徴の説明へと展開していきました。ケニア保健省の方々は、ランプの使用方法の説明を受けている時、興味深い目で見られておりました。

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会合の中で、ケニア保健省の方々にランプ法使用のデモンストレーションを体験して頂きました。彼らがランプ法の使用説明を受けたのは1時間ほどでしたが、その使用手順をすぐに覚え、説明ができるようになりました。その速さに、彼らの結核検査に対する知識の深さが垣間見えました。

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これから、ケニアで日本リザルツの事業を通してランプ法の普及活動にあたり、コミュニティで結核に苦しむ方々をサポートできる形や方法を考え、ケニアのコミュニティに生きる人による結核予防活動を促進できるように頑張っていきます。

(智貴)




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2018年06月29日

PATIENT BOOKLET TO REFLECT STATUS OF TB PATIENTS IN KANGEMI

In many aspects, knowing the true status of patients is hard. One has to meet them and interview them to get the perspectives. It is not often easy, since most of them are faced with stigma, and fear giving out any information. Indeed, in previous times, it was a very big source of stigma when someone says you have a disease like TB or HIV.

But through assured treatment of their information confidentially, they agreed to share with us some information as regards their TB status.

This information shall be analyzed to make further clearer decisions about the situation of TB in Kangemi. Together with Ms. Chako, we have been collecting the data and compiling it to make it into a TB Booklet.

In the booklet, we shall have case narrations as a gateway to understanding the challenges of eradicating TB in the area, and possibly, what can be done.

We would wish to make it as informative as possible to make sure it is influential enough is making pertinent decisions in the Kangemi TB project.

We hope to have it complete in the next few days.

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国際食糧政策研究所と栄養議連等の先生方との意見交換会について

  29日午後、1975年以来、開発途上国の農業問題に関する経済学的研究を行っているIFPRI(International Food Research Institute:国際食糧政策研究所)の所長等による逢沢先生及び三原先生への表敬訪問が行われました。IFPRIからはFan所長、神戸大学大学院の大塚教授始め5名、その他では公益財団法人味の素ファンデーション栗脇氏、日本リザルツなど総勢9人が訪問しました。
  会議では、アフリカの農業と栄養の問題について幅広い意見交換が行われました。アフリカの食料需給は輸入依存状況にあること、こどもの栄養不良問題が深刻な状況にあることも話され、今後の対応のありかたについても熱心な議論が行われました。アフリカの栄養問題に関して、逢沢先生から、栄養問題の深刻化するアフリカでは、スピルリナというアフリカの自然に存在する栄養価の高い藻類の活用も重要であり、その活用等に関してIFPRIの協力を期待しているとのご意見もありました。今こそ栄養問題の目標達成のための具体的な手段が重要になっていることを痛感しました。2020年の日本での栄養サミットについて、議員の先生方とIFPRIとの間で情報共有されたことも重要です。
  また、IFPRIの2017年の世界栄養報告の日本語版を日本リザルツが策定したことをご報告するとともに、(公財)味の素ファンデーションによるベトナムでの栄養士育成等の取り組みなども披露されました。グローバルな栄養問題に関して最新の動向を先生方にご報告でき、大変意義深い会議となりました。
 なお、GNRに関しては、IFPRIの所長から、本年11月29日にタイのバンコクで開催される2018年版GNRの公表等に関する国際会議があり、日本リザルツも招待されました。更に、2019年版の作成に関して、日本側の執筆の依頼と日本リザルツへの協力が依頼されました。
  本日の会議を踏まえて、栄養問題について戦略的な取り組みをより一層推進する必要があります。

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2018年06月27日

7月26日「SDGsのための国際貢献と国際連帯税を考えるシンポジウム」開催について

標記「SDGsのための国際貢献と国際連帯税を考えるシンポジウム」を開催する運びとなりました。詳細につきましては、添付ファイルをご参照ください。
チラシ 国際連帯税を考えるシンポジウム.pdf

国際連帯税は2006年2月パリに集った多くの政府代表によって旗揚げされました。わが国においても2008年2月の「国際連帯税創設を求める議員連盟」の結成、外務省による9年連続の「国際連帯税(国際貢献税)」新設の要望等、取り組みがなされてきました。

途上国の貧困や感染症対策のための開発資金は圧倒的に足りません。2015年9月に採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に必要とされる資金も、毎年数百兆円と試算されています。この膨大な資金の、新たな調達の仕組みとしても、国際連帯税は期待をされています。

そのような中、本年5月、アルゼンチン・ブエノスアイレスにおいて開催されたG20外相会合において河野外務大臣が「SDGs達成に必要な資金確保への国際連帯税の活用」について提案を行うなど、国際連帯税実現に向けての機運が高まってきています。

今回のシンポジウムでは、金子文夫横浜市立大学名誉教授をお招きして基調報告を行っていただき、津田久美子北海道大学 特別研究員(DC1)をお招きして金融取引税など欧州の最新情勢報告を行っていただきます。

また、河野外務大臣にもご出席及びご発言いただき、来年のG20、TICAD VII、国連ハイレベル政治フォーラムなど、国際的なイベントが続く時期に向け、国際連帯税創設へ向けてモメンタムを増大させる契機としたいと考えております。

皆様の積極的なご参加をお待ちしております。また、ご関心のありそうなお知り合いの方々にも、ぜひご共有いただけますと幸いです。

お申し込みは、下記申し込みフォームからお願いいたします。

【申し込みフォーム】

https://goo.gl/T8QSkx

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「SDGsのための国際貢献と国際連帯税を考えるシンポジウム」 ※参加費無料

日時:2018年7月26日(木)13:30〜16:30(13:00開場)
※ロビーにて入館証をお渡しします。

<プログラム>
第1部:共催・協力者あいさつと基調講演
第2部:各界からの支援・コメント
第3部:宣言文採択
(シンポジウム終了後に懇親会を予定しております。18時30分まで)

会場:衆議院第一議員会館 国際会議室 
定員:200名(予定)

​*​​定員に達し次第、締め切りとさせていただきます

​お問い合わせ先:​
日本リザルツ 梅木 Tel: 03-6268-8744 E-mail: toshihide.umeki.results@gmail.com
またはグローバル連帯税フォーラム Tel: 090-3598-3251  E-mail: gtaxftt@gmail.com

UME
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2018年06月26日

運動靴輸送に向けて

本日、エチオピア航空を訪問し、イエルガ・アシェナフィ日本支社長と運動靴輸送に向けたお打ち合わせを行って参りました。
エチオピア航空は運動靴輸送プロジェクトの最大の応援団で、前回の大量輸送の際(2017年6月)は、2トンの運動靴を自国ではないケニアにわざわざ輸送してくださいました。

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右がアシェナフィ支社長です。

今回もケニアに2トンの運動靴を送るべく、輸送日程などの調整を実施しました。
1日も早く運動靴を子どもたちに届けられるよう、頑張ります。
(はるか)
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結核患者に寄り添うために 〜ケニアのスラム居住区での取り組み〜

マギーは日本リザルツのスタッフです。
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看護師としての知識と経験を活かして、カンゲミ診療所を訪れる結核患者の
支援活動をしています。
また診療所での支援だけでなく、結核治療薬をきちんと飲んでいるか、何か困っていることはないか、
家族に感染していないかなど、患者の住んでいる地域の住民ボランティアと協力して患者を見守るのも
マギーの大事な仕事です。

この日、住民ボランティアと一緒に気になる患者の家庭訪問に行くというので、
診療所のあるカンゲミセントラル地区からキバガレ地区までついていくことにしました。

車やオートバイで混雑するバスセンターを抜け、橋を渡り、幹線道路から斜めに伸びる道をまっすぐ
歩いていくとトタン屋根のバラック住宅が見えてきました。小さな丘の斜面を利用して立っている
簡素なバラック群。軒先をやっと抜けられるほどの幅の路地をどんどん降りていった先に
患者の家はありました。
30〜40代と思われる男性患者で土間に直接敷かれた薄いマットレスの上に寝ていました。
投薬治療を中断した患者でかなり衰弱しているようでした。
一人暮らしで寝たり起きたりの患者を支えているのは近所に住む若いお母さんでした。
子供が3人いて忙しいから看病できないわ、と言いながら患者に水を汲んできてくれました。

DOTSという結核治療は薬の処方だけでなくちゃんと服用するところまで目の前で確認する方法で、
結核菌を叩き切るまでに大量の薬を半年にわたって飲み続けなければなりません。
この患者のように途中で治療をやめてしまう患者も少なくありません。
ですから、マギーや地域住民の患者に寄り添って治療の家庭を見守る取り組みの持つ意味は
大きなものがあると思います。
貧困にあえぐスラム居住区の住民に相互扶助の精神を語るのはなかなか難しいですが、
患者に寄り添う仕組みとそれを支えている住民の方たちをまじかに見て心強い気持ちになりました。

Chako
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2018年06月24日

第139回GII/IDIに関する外務省/NGO懇談会について

  6月22日の15時から17時、財務省中央合同庁舎第4会議室で、第139回GII/IDIに関する外務省/NGO懇談会が行われました。外務省、厚労省、17のNGOから総計30名が参加しました。今回の議題は、1)世界保健総会報告、2)G7/G20の保健関連報告、3)アルマアタ40周年関連、4)マラリア関連、5)結核関連、6)グローバルファンド関連、7)UHC2030ステアリング・コミッティ報告、8)世界栄養報告2017版概要報告・GGG+の情報共有、9)エボラについて、10)KEY ASKSキャンペーン写真撮影、の10テーマという多岐にわたるテーマが扱われました。
 中でも9月の国連結核ハイレベル会合に関しては、4月の世界結核議連会合、6月の国連結核ハイレベル会合CSOヒアリングの共有などの動きについて情報共有、意見交換がなされました。9月の国連結核ハイレベル会合が近づく中で、市民社会からの要望も改めて確認されるなど活発な会議となりました。また、同会合に関して、我が国からも総理の出席を期待するとの声がありました。また、G7とG20への対応については、G20については、市民社会からの意見の反映が重要であることが訴えられました。また、国連結核ハイレベル会合も含め、国際会議におけるNGOとしての広報活動の重要性が強調されました。最後に、2018年5月にアフリカのコンゴ民主共和国赤道州で発生したエボラ出血熱についてNGOから詳細な報告がありましたが、外務省からWHO等国連機関を通じて300万ドルの緊急無償資金協力が実施予定であるなど我が国の迅速な対応が報告されました。いずれにしても、外務省、厚労省の担当官とNGOの関係者との大変熱心な意見交換となりました。
 日本リザルツからは、2017年版世界栄養報告の日本語版を作成し、ホームページで閲覧可能とすべく準備中であること、2017年報告は、栄養改善とSDGsとの関連性が強まったことを報告しました。高齢者含めた健康問題、非感染性疾患(NCDs)問題への対応が、2020年の栄養サミットを踏まえて重要な課題であるとの発言が外務省からもあり、気持ちを新たにしました。本会合に先立つNGOの事前会合でも、栄養改善に関係する問題意識を有するNGOさんもあることが分かり、引き続きNGOの方々との情報交換が重要であると思いました。

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                                MK

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2018年06月22日

ワールドカップ

先日は日本が強敵に勝利した事もあり日本中がワールドカップで盛り上がっているようですが、私も我が家の高齢猫のせいで連日深夜におこされ、おかげで好ゲームを楽しんでおります。日本が勝った日は、その嬉しさが2,3日続き、満員電車もさほど苦にならず日々の仕事の疲れも忘れるくらいでした。

スポーツが私たちの健康に良いことは皆認めているところですが、スポーツ観戦も又、精神の健康に良い影響を与えている。と云われています。例えば自分が応援しているチーム等が勝利した時に脳内にあるドーパミンというホルモンが発生し充実感、満足感をもたらし、スポーツから得た純粋な感動が私達に元気を与え、ストレス解消にも効果的だそうです。

ワールドカップはまだまだ続きますが、眠気をさます様な日本チームの活躍を大いに期待したいと思い
ます。

HS
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