2017年05月26日

ナイロビ生活vol.15 "特別編3"

皆さま、こんにちは。白石です。

前回のブログナイロビ生活vol14はこちらから
ナイロビ生活vol.14 "カンゲミ地区長と仲良くなろう編"

皆さま、どうお過ごしでしょうか。
ナイロビでは、今月末から選挙活動が解禁になりますます騒がしくなるらしいです。

日本では、明治製菓の人気スナック菓子「カール」が販売縮小、東日本からは完全撤退、西日本でも2種類以外廃止へ。という衝撃的なニュースがありましたね。ちなみに私は、チーズ味のスナック菓子がどうにも苦手で、うすしお味派です。

===

今回は特別編とさせてください。

もう数日で5月も終わります。
振り返ってみれば、5月は国際的なニュースがたくさんあった月でした。

- 5月4日 プエルトリコが破産申請 7兆8000億円超の債務 米自治体で最大 
[Huffington Post ]プエルトリコが破産申請 7兆8000億円の債務、アメリカ自治体で最大o-PUERTO-RICO-570.jpg

- 5月7日 【フランス大統領選】次期大統領にエマニュエル・マクロン氏、親EU派
[Huffington Post ]エマニュエル・マクロン氏勝利で、今後のフランスはどうなる?【フランス大統領選】
n-EMMANUEL-MACRON-large570.jpg


- 5月9日【韓国大統領選】野党候補、ムン・ジェイン(文在寅)氏が当選、9年ぶり革新系の政権誕生へ
[Huffington Post ]文在寅氏とはどんな人?当選確実と報じられる【韓国大統領選】
n-MOON-JAE-IN-large570.jpg

- 5月19日 ニューヨーク中心部で自動車暴走、1人死亡、22人けが、ISテロとは関係なし
[AFP通信]NYタイムズスクエアで車暴走、23人死傷 事故と当局
img_1aef57fe73a523fb697bd2feaf43c110129656.jpg

- 5月23日 アリアナ・グランテのコンサート会場でテロ、22人死亡、59人けが
[BBC News]10メートル近く吹き飛ばされ マンチェスター爆発Screen Shot 2017-05-26 at 9.42.32.png

[Huffington Post ]オアシスを魂の合唱「Don't Look Back in Anger」 マンチェスターの人々が英自爆テロの犠牲者を悼む
n-MANCHESTER-ST-ANN-large570.jpg

この映像は鳥肌がたちました。

世界中で、『 I ♡ Manchester 』のサインが掲げられています。

===

大きな変化が立て続けに起こった、そんな5月だった印象です。

次回はナイロビ生活vol.16 "特別編4"をお届けいたします。

しらいし

posted by resultsjp at 15:56| Comment(3) | 情報

トウモロコシの知恵 B

トウモロコシのすごさをもう少しだけ。
C4植物は光合成の際に、炭素を取り込む同位体の比率がC3植物と異なる。食用のC4植物は殆どトウモロコシだけだから、炭素同位体比を調べれば、トウモロコシ由来の成分比がすぐにわかる。肉を分析しても、飼料として吸収したトウモロコシの比率が判る。
卑近な例として、純米酒かどうかの判別法も同じ。醸造用アルコールはコーンスターチが主成分だから。
アメリカ人の肉体の組成分析をすると、半分以上がトウモロコシ由来だという人も少なくないらしい。コーンスターチを含有した食品は多いし、豚肉も牛肉も飼料の多くはトウモロコシだからそれも当然のことだろう。ハンバーガーも半分はトウモロコシ由来。トランプ大統領もレデイ・ガガも、その身体の半分はトウモロコシが現素材かも知れない。アメリカの食糧事情は、事実上トウモロコシが支えている。
その理由は、前ブログに書いたように、トウモロコシがC4植物で、光合成能力が高く、荒地や乾燥・酷暑にも強いから。そして、突然変異と品種改良の結果、収穫が容易で収量も高いから。
そう考えると、コメにトウモロコシと同じ変化を与えたいとの妄想に賛同してもらえるのではないか。コメの遺伝子改変の研究は世界で進んでおり、ビル&メリンダ・ゲイツ財団の支援以外でも、C4光合成能力の導入の検討が進んでいるようだ。実現すれば、日本の食糧事情が一変する可能性がある。温暖化にも、乾燥化にも耐性が高くなる。
もっとも、そうなると、純米酒の判定法を新しく発明する必要がありそうですがね。
(中)
posted by resultsjp at 14:44| Comment(2) | 情報

釜石生活63 〜釜石新聞〜

東日本大震災から3か月後の2011年6月11日に創刊し、もうすぐ6年になる「復興釜石新聞」(以下、釜石新聞)という新聞があります。週2回、水曜日と土曜日に発行され、約5,000戸に配布されています。
その「釜石新聞」に広告を出してみました。
5-末-青葉通りこどもの相談室.jpg

全体からみると10cm×9cmの小さなスペースですが…
IMAG1327-1.jpg

「釜石新聞」といえば、「青葉通り こどもの相談室」開設時にも記事にしていただきました。
http://resultsjp.sblo.jp/article/177790218.html

望んでいる人、興味のある人、必要に迫られている人に情報が伝わり、一人でも多くの参加がありますようにと願います。(鈴木)

posted by resultsjp at 09:31| Comment(2) | 東北復興支援

2017年05月25日

トウモロコシの知恵 A

トウモロコシのルーツ探しは、この三十年に劇的な展開を見た。メキシコ西部の川沿いに自生する「テオシント」が祖先と判明するまでの経緯は、小説より奇なりを地で行く感がある。探索が紆余曲折を辿ったのは、「テオシント」の外観がトウモロコシとあまりにも違うから。枝に堅い小さな実がバラバラと十個程ついている灌木状の植物で、とても食用に供せられるような外観ではない。
それに、軸索に円筒状に多数の柔らかい実が連なっているトウモロコシの現在の姿は進化の原則にそぐわない。柔らかい実は殆ど無防備で鳥のエサになる。鳥の攻撃に耐えても、実が固まって地面の直下に纏まって落ちれば、仮に沢山の芽が一斉に出たとしても、互いに競合して結果的に一本もまともに成長しない。子孫を残すのにこれほど不利な形状を選ぶとは、種の保存の原則に反していて、進化の過程が想像できずに、ミステリー扱いされていた。
近年の研究で、現在のトウモロコシの姿は、突然変異に加えて、人為的に改良された結果であるらしいと判ってきた。遺伝子解析の結果、アミノ酸のたった一つの突然変異で、実が纏まって成長するようになり、その後は人間の品種改良によって、実の表皮は薄く柔らかくなり、軸索に成長する実の数も飛躍的に増えた結果、今のような形になったらしい。人間の品種改良による大変身。植物の特性をこれだけ徹底的に変えた人間の営みは、驚異の一言に尽きる。たとえそれに7千年の営々たる農業の営みが費やされているにしても。
一方、コメや麦は穂に実が沢山出来るといっても、基本はバラバラに散って子孫を残そうとする。堅い殻に覆われて、表皮を取らないと食用にならない。もし、トウモロコシの様に堅い殻が無くなり、軸索に纏まって実がなるように変われば、収穫がずっと楽になる。休耕田を利用して、飼料への転用も可能かもしれない。食料増産に向けて、トウモロコシの品種改良をコメに応用したいもう一つの理由。7千年の人間による品種改良を、最新鋭の化学技術を利用しながら、今後の数十年のうちにコメに適用出来れば、食料危機に対する大きな武器になる・・・。
(中)
posted by resultsjp at 21:14| Comment(3) | 情報

テドロス氏WHO事務局長に就任

スイス・ジュネーブで開催された世界保健機構(WHO)の年次総会で、テドロス・アダノム元エチオピア
保健相が次期事務局長に選出された。アフリカからは初の選出で今年7月1日に就任する。任期は5
年。朝日新聞のインタビュー記事によると、WHOの現状については、人員や財政の不足に加え、NGO
や他の国際機関との連携に課題があると、指摘されている。また、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ
(全ての人が適切な医療を、負担可能な金額で受けられる)の実現を第一に掲げている。更に、「日本の
リーダーシップは特別で、緊密に連携したい」とも述べており、我々にとって大変心強い方が、トップ
に就かれることになった。尚、同氏に関しては、昨年8月にこのブログでも取り上げている。その時の
趣旨は、保健相時代に保健センターや保健ポストを全国に普及させた他、グローバルファンドの資金を
有効に活用し、多くの子どもの命を救った内容であった。支援を受けている国の出身者として、WHO
の機能を十分活かしていただくよう、その手腕に期待している。

局チョー
posted by resultsjp at 19:11| Comment(2) | 情報

法務省による「子どもの養育に関する合意書作成の手引きとQ&A」

皆さん、こんにちは。

法務省では昨年の10月より、タイトルのようなパンフレットを市区町村の窓口において、離婚届用紙を取りに来られた方に、同時に交付することとなっているそうです。
パンフレットは、こちらからご覧になれます
「配送の都合上,まだ交付が開始されていない市区町村もあります。」とのことですが、半年ほど経った現在は、どの程度普及しているのでしょうか。とても気になります。

パンフレットの中の、「面会交流に応じなければならないのですか」との質問に対する答えが、大切に思えました。
長いですが、以下、引用です。

「面会交流は、子どものためのものであり、面会交流の取り決めをする際には、子どもの利益を最も優先して考慮しなければなりません。面会交流を円滑に行い、子どもがどちらの親からも愛されていることを実感し、それぞれと温かく、信頼できる親子関係を築いていくためには、父母それぞれの理解と協力が必要です。夫婦としては離婚(別居)することになったとしても、子どもにとっては、どちらも、かけがえのないお父さんでありお母さんであることに変わりはありませんから、夫と妻という関係から子どもの父と母という立場に気持ちを切り替え、親として子どものために協力していくことが必要です。なお、相手からDV被害を受けているなど特段の事情がある場合には、以上の点は当てはまりません(面会交流をすることが子どもの最善の利益に反することもあります。)。」

夫婦の関係と父母の役割を分けて考え、離婚の際にも子どもの幸せを大切にする世の中になって欲しいです。
(大川)
posted by resultsjp at 16:53| Comment(2) | らぽーる

結核患者さんにお会いしました

日本リザルツの長坂は5月20日からケニアに滞在しています。
5月21日、24日、結核抑止プロジェクトを行っているカンゲミ地区を訪問し、患者さんの生の声を聴いてきました。警官2人を帯同し、万全の体制で視察を行っています。

IMG_1156.JPG

ケニア最大のスラム街、カンゲミ地区。
バラック小屋が並びます。

IMG_1163.JPG

道や川にはごみが。

IMG_1194.JPG

ごみの山も、異臭が鼻を突きます。

IMG_1210.JPG

18歳のアンジェリンは、3月に結核の兆候を把握しました。現在では全く動けず、高校にも通うことができていません。

IMG_1207.JPG

元気だったころの彼女。

今は食べ物も摂ることができず、骨と皮の状態に…
彼女の望みはただ1つ「早く元気になって学校に行きたい」と。

IMG_1246.JPG

36歳のベンフィス。昨日から治療を開始しました。
HIVの陽性反応の診断も受けているベンフィスは、たまたま受けたスクリーニング検査で結核と診断されました。
奥さんと子どもが5人いますが、仕事は夜間の日雇い労働のため生計が立てていけず、離れ離れに暮らしているそうです。
結核の投薬治療は6か月かかります。
「完全に治したら、奥さんと子どもに会いに行きたい」と治療を頑張ると約束してくれました。

IMG_1248.JPG

担当のCHVクリス。「一緒に頑張ろう!」とベンフィスに力強い言葉をかけている姿が頼もしかったです。

CHVのみなさんは自分が結核になったことがある、もしくは家族や知り合いが結核になったことがある方がほとんどだそうです。
一緒に活動を行っているスタッフのカルヴィンも大切な家族を結核で亡くした経験があるそうです。
当事者だからこそ、患者さんの気持ちがわかる。
だからこそ、患者さんに寄り添って、結核抑止に向かって一生懸命活動を行うことができるのかもしれません。
彼らの地道な取り組みがカンゲミ地区の結核抑止につながることを願っています。
(はるか)
posted by resultsjp at 00:29| Comment(3) | 情報

2017年05月24日

IFNAパートナーシップ会議(スピーチ編)

5月18日、19日、日本リザルツの代表白須と長坂はIFNAパートナーシップ会議参加のため、エチオピアを訪問していました。

IMG_0896.JPG

2日目のミーティングでは、栄養に携わる日本のNGOの代表として僭越ながら長坂がスピーチを行わせていただきました。

IMG_1054.JPG

こちらがそのスピーチの日本語訳です。
日本リザルツの長坂優子です。
本日は、栄養改善に取り組む日本のNGOの代表としてご挨拶をさせていただく機会を下さり、本当に有難うございます。
私たちNGOは、世界中のお母さんと子どもたちが健やかで笑顔に過ごせる世界を目指して、頑張ってまいりました。多くのNGOがアフリカの地で、積極的に栄養改善の活動を実施しています。具体的には、母乳育児や上下水道やトイレの整備、栄養士の育成、農業指導など、地域に根ざした取り組みを進めてきました。また、世界のNGOとも連携し、栄養改善に向けた世界的なネットワークを構築してきました。現在、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン、ワールド・ビジョン・ジャパン、日本リザルツの栄養三銃士など栄養関連の団体が一丸となって、日本政府に対し、東京オリンピックが開催される2020年までに栄養分野に1,000億円の資金拠出をお願いしています。
「飢餓に終止符を打ち、食料の安定確保と栄養状態の改善を達成する」という、持続可能な開発目標の達成年は、2030年です。昨年の8月、TICADYでIFNAが立ち上がり、日本とアフリカが連携した栄養改善への取り組みが動きだしています。今回の会議でも、皆様から栄養改善を力強く前進させようという強い意志を感じました。
私たちNGOの持つパワーを栄養改善の分野により活かすために、お願いがあります。政府や研究機関などによる調査や、政策立案にも、NGOが共同で参加できる仕組みを提供していただけますでしょうか?
誰一人、取り残されない社会(SDGs)を目指すためにも、今回の会議を契機に、更に力を合わせて、全ての人が健やかに暮らせる世界づくりができれば幸いです。
本日は有難うございました。

栄養三銃士が取り組んでいる国家戦略の策定にも言及したスピーチは、国際機関や関係各省庁、そしてJICAの方からも好評の声をいただきました。
更なる栄養改善の推進に向けて、日本リザルツも頑張って行きたいと思います!
(はるか)
posted by resultsjp at 01:30| Comment(3) | 情報

IFNAパートナーシップ会議(スペシャル編)

5月18日、19日、日本リザルツの代表白須と長坂はIFNAパートナーシップ会議に参加するためエチオピアを訪問していました。
今日は会議の内容をより詳しくご紹介します。

IMG_0903.JPG

エチオピアのFederal Ministry of Health のState Minister for Program SectionであるH.E. Dr. Kebete Workuからは、記念すべき第一回目のIFNAパートナーシップ会議が、エチオピアで開かれることになったことに対し、喜びの意が表されました。そして、エチオピアでは依然として、栄養不足が問題になっていることを挙げた上で、政府としてもフードセキュリティに焦点をあてて施策を考案していることを紹介していました。

IMG_0904.JPG

また、General of the Sustainable Development Goals Centre for AfricaのDirector であるH.E. Dr. Belay Begashawからは、SDGsの中でも栄養改善が大きく取り上げれていることを指摘した上で、特にアフリカは若い世代の人口が多いため、IFNAをはじめとした取り組みがアフリカで実施されることは非常に意義があると述べていらっしゃいました。

IMG_0908.JPG

H.E. Ms. Sacko Josefa Leonel Correa, Commissioner for Rural Economy and Agriculture of the African Union Commissionからは、会議を通じて各ステークホルダーが情報を共有し、更なる技術協力を進めていくことの必要性が提唱されました。

IMG_0935.JPG

世界銀行のDr. Anne Bakilana, Programme Leader for Ethiopiaからは、栄養改善プロジェクトの効果を挙げるためにも、世界銀行が詳細なデータをより多く集め、分析し、各地域の現状把握に努めていることが挙げられました。

IMG_0940.JPG

FAOのDr. Anna Lartey, Director of Nutrition and Food Systems Divisionからは、SDGs以降のFAOの取り組みやフレームワークについて詳細な紹介がされました。

IMG_0985.JPG

(独)国際農林水産業研究センターの岩永勝理事長からは、農業や漁業の観点から栄養改善の大切さについて紹介して下さいました。

IMG_1026.JPG

笹川アフリカ財団のDr. Anteneh Girma, Thematic Coordinator, Monitoring, Evaluation, Learning and Learning ThemeからはこれまでのJICAとの共同プロジェクトの紹介を踏まえた上で、今後IFNAを推進させるためJICAと更なる協業を期待していました。

IMG_1093.JPG

IMG_1094.JPG

最後はJICAの加藤宏理事から、IFNAは日本主導(ドナードミネート)ではなく、ターゲット国と共同で、ボトムアップで行う事業であることが改めて述べられました。
その上で、今回の会議で明らかになった各国の課題を今後実施するIFNAのプロジェクトに落とし込むため、今後も連携を密に取っていくことの必要性が提唱されました。また、会議を通じて、更なる栄養改善とIFNAの推進に向けた期待の念が述べられていました。

全体を通じて、ターゲット国が日本に対して、栄養改善に関して更なる協力を進めて欲しいという期待を持っていることが伝わってきました。

今回の会議がきっかけで、日本でも栄養改善の取り組みがますます活発になるといいですね。
posted by resultsjp at 01:22| Comment(3) | 情報

2017年05月23日

トウモロコシの知恵

近くの都民農園の野菜が青々と育っている。細長く分割された農地を借りて、プロの指導を受けながら農業体験が受けられる。私も十年程前に経験し、農家の苦労と野菜の育つ驚きを、ほんのちょっぴり体験した。中で、トウモロコシを育てた体験は記憶に残っている。トウモロコシは色々な意味で不思議な穀物で、個人的にも昔から興味を持っている。
その一つが、珍しいC4植物だと言う事。光合成の過程で二酸化炭素の利用法の一部が他の植物と少し違って、高温での効率が良い。通常のいわゆるC3植物に比べ、熱や乾燥に強く、痩せた土壌でも効率よく光合成が行われる。過去に起きた地球規模の大規模な気候変動を生きぬき、過酷な環境に適応して遺伝的に進化したのだろう。他にメジャーなC4植物と言えばサトウキビくらい。他はアワやヒエなど、人間にとって有用な植物は数えるほどしかないのだが。
光合成効率の良いC4植物の中で、穀物としてのトウモロコシの利用が広く普及したのは、もう一つ、過去に起きた別の遺伝子の突然変異が理由として潜んでいるのだが、それはそれとして、自然が起こした変異を他の植物に適用できないだろうかと考えたくなる。特に、コメは、小麦やトウモロコシに比べて比較的タンパク質が多く、穀物として優れた特性を持つ。弱点は、多湿で穏やかな生育環境を必要とすること。乾燥と熱に強くなって収穫量も増せれば、来るべき食料危機に対応する有力な解決策になる。コメにC4光合成の機能を持たせられないか、ずっと前から気になっていた。
つい最近、日本リザルツも直接・間接に多大な影響を受けているメリンダ&ビル・ゲイツ財団が、コメのC4光合成機能付与に研究費を拠出していることを知った。
都民農園を横目で見ながら、トウモロコシの知恵がコメに移転される日々を夢想している。
(中)
posted by resultsjp at 21:32| Comment(3) | 情報